The door blog

京都 四条堀川、四条高倉
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2009年11月09日 | Weblog
サントリーシングルモルトウイスキー山崎パンチョン。



『パンチョン』というのはウイスキーを熟成する樽の名前のことです。
容量が約480ℓの樽です。

その樽で熟成したシングルモルトウイスキー山崎。

なぜ、この『パンチョン』という樽にこだわって作られたのか…。


そもそも、
ウイスキーを熟成する樽にはサイズ、形によって名前が違います。

それは、その熟成される地域(気候や特性など)に合わせたものやウイスキーの個性によって使い分けられます。樽によってどれぐらいの熟成を経たら、どのようなウイスキーが出来上がるだろうか…。など、考えられて樽も選ばれます。

1ヶ月、1年なんていう期間ではなかなか個性は出てきませんが、何年もの月日を経て琥珀色のウイスキーが出来上がるのです。その期間は10年だったり、12年だったり、また20年を越すものだったり。

その熟成の中で大きく影響するのが『樽』なのです。

ちなみに、ウイスキーの味わいの約60%はこの樽熟成の中で決まるともいわれています。

話を元に戻すと…
温暖湿潤な気候の山崎ではパンチョン樽が主力として使用されています。
ゆっくりと、穏やかに熟成が進むという、長期熟成に適したパンチョン樽によって、ウイスキーは心地よい甘味や深い熟成香をもちます。

そして、
この山崎パンチョンはアルコール48%。
ストレートでもおいしく召しあがって頂けると思います。


ココナッツやバニラを思わせる甘い味わい、豊かで深みのある味わいが特徴のシングルモルトウイスキーです。

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