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ローバは一日にしてならず

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生き方を自問自答しながらこれから楽しく

大往生

2014-08-07 06:14:57 | 老後
拙い文章で気を紛らせておりましたが、ついに母が帰らぬ人となりました。
ブログを読んでいただき、励ましのコメントを頂き感謝いたします。
母は、看取りに入ってから21日間摂食障害(水分ものどを通らず)
点滴も注入できず、老健のDr.はじめ職員さんたちの手厚い見守りの中
99歳11か月の人生を全うしました。
ベットサイドで見守りできたことに感謝し、孫にも、息子夫婦にも看取られ
静かに微かな呼吸とともに、最後、私が「あんた!最後の一声」と言うと
ふう!とため息を吐き唇がすっと力が抜けました。 
本当に、今まで はけぐちとして公の場をお借りしてブログで発信してまいりました
日替わりメニューも書けなくなりました。
これから、母が見守ってくれることを信じて、私の生き方を見直し、楽しんで参ります。
ありがとうございました。

美味しそうに食べる

2014-07-31 10:09:48 | 老後
水分だけは補給しないとね・・・。
姑の時も氷を口に入れてあげると
”ハッ”として目が覚めた、「美味しいな~」とも声が聞けた。



学生さんが「お花でも飾ってあげたいな!」と言ってくださっていた。
ひまわりの花が部屋に届きました。 介護師さんが持って来てくださって。

胸元に持っていき見せると大きなジェスチャー、声こそ出せないが
手をいっぱい広げて”ワ~”というような表現で、顔が和む


老健の周りは花がいっぱい、野菜も作っている。
夕方、入所されている方が、野菜に水やりに見える。
母も野菜を作って楽しんでいたので、夕方レースのカーテンを開けて
外を見せてやる。
言葉にはならないが、ひまわり、手を大きくぐるぐる回す。

空も見えて、きれいです。
夕方、5時から食事が運ばれて、母は、ムースを頂き
氷を催促する、口腔ケアもして頂いて、お休み・・・
また明日来るからねと告げると、”うんうん”と頷き
手を振る、穏やかな表情です。

看取りに入った母

2014-07-30 07:57:17 | 老後




Dr.から看取りの指示が出されて、私も同意してから一週間
この処、口から摂取量が多くなった。
水分がて摂れなくて、排尿も50出れば良い方です
でもね、生きる力、生きたいと思う気持ちはもう十分伝わってきます。



タッチケアの話は聞いていても、姑にも、夫にもできなかった手を繫ぐこと
こんな細やかな事も、母となるとやっぱり別です、本気になれています。

母の目もパッチリと開き、私の体に障る、手を伸ばしてくる
自分では動けない事も受容できて、でも褥瘡はできていない。

点滴が入らないから栄養も行き届かないのに、兄嫁さんは「瘦せたね」という
今更しょうがないよ!

夜中に抱きついてこられたのが辛くて逃げてしまった私を反省
もう怖くない、何が有っても大丈夫!

氷にパクつく鯉のように


携帯が繫がらなかった

2014-07-28 11:31:32 | 老後
先日の金曜日(25日)は一年に一度の七夕会(元の仲間と)
食事に夢中になってしまって、おしゃべりも・・・時間が来たのに気付かず
ましてや、携帯が電池切れ・・・暑くて携帯もおかしい
母の施設に戻ると、二男、三男さんにも連絡しましたという。

母が急に血圧低下をお越して・・・と
看取りに入って4日目、夜中の連絡で迷ったであろうが、今は車なので
夜中でも5時間走れば都内からでも都合は良いが、連絡貰えば来るよ~

母は落ち着いて、休んで朝方1時に兄夫婦が、びっくりして来所した
これから付き添ってくれるというので、その後帰宅
朝6時にもう一人の兄から今着いたという連絡をもらった。

事なきを得たので、良かったし、土曜日に来てくれる予定であった兄が
夜中に車を運転する羽目になった。
ま、無事でよかったが、心配で夜中に走って来た兄に向かって、もう一人の兄が
夜中の運転は危険だからやめろ!と言っている、来てしまってから何を言うんだよ~
優しい兄は、「ライトがあるから見えるよ」と言っていた。

自分の都合で、判断で、其々動いたことなのに、非難して気が済むのか?
私は許せない。

翌日も、本人が入浴したいというのに、”入れなくていい”という兄がいた
職員さんは、家族で相談してくださいというという(兄嫁さんからの連絡による)

本人が入りたいというのなら”入浴可”とするのが普通なのだが
職員さんも困ったでしょう、”コンゴ、何方に連絡すればいいですか?”
そうよな一番に連絡してくださるはずの人間より、そばに居る家族に聞くよな~
それが入れなくていいなどといえるか?
常識のない兄には困ったものだ・・・きっと職員も困っての結論であったに違いない
窓口を俺にしろと言うならしてやるよ! だけれどね~

それが、職員を困らせる事象がまた起きた。

看護中、「俺帰ります」看護師さん「帰られるのですか?」
”私が近くに居ますから”と伝え、その場は過ぎた・・・。
改めて伺います「第一番に長女?で良いですか?」

何やら職員を困らせる兄なので、困ったものだ!

こんなこと兄弟で解決できそうなのであるが
確執のある兄弟は、駄目です・・・嫌です。
母は、仲良くしろよと言うが
それが解ってか、昨夜(27日)は私の手を取り。擦り、頭諸共引き寄せられ
手を放すどころか、ますます胸に抱え込まれ、胸の中で嗚咽をこらえたが
こらえきれなくて、職員を呼びました、緊急!何事かと思ったでしょうね

母の胸に抱えられたまゝ、辛い時間であったが,職員さんには申し訳なかったと思いつつ
常夜灯しか点いていない部屋で、私の顔の涙をぬぐってくれたり、母が甘えているのでなく
私が胸に飛び込んで泣いた感じ、母の寛大さにまたしもやられてしまった。
モロイ私をさらけだしたひと時。

月曜日朝は女子短の学生が、担当についてくださり、安心して帰宅しました。

携帯のベルが鳴るたびにビクビクしていますが・・・。
老健からでない事を祈りつつ少し家の片づけが出来そうです。

日替わりメニュー3弾

2014-07-22 06:53:23 | 老後
母の近況です。
19日に行くと母が「カラスが怖いよ~!繰り返しカラスが怖いよ~」
今度はスズメが怖いよ~・・・職員さんが聞きつけて「大きな声だったから
びっくりした」と、職員さんの前では発しない。

相も変わらず毎日のように体調が変化しています。
新たな変化ではなく、在宅の時にも起こった事象
「服薬時に嘔吐あり、血圧も下がって、水分も摂れません」
看護師さんから連絡を頂く「点滴が入らない、水分が摂れない」
意識はあり、混濁はしていない・・・。

空き時間を見て老健に行くが穏やかな表情です。
翌朝、「救急車呼びますか?」見て頂けないなら・・・ね?
「老健でお世話になりたいです」。 と、お願いする。
「会話もできます、落ち着いておられます。」とも言われて安心する。

頑張らなくて良い、でも生きたいのだろうな
私が部屋に行くと、手を動かし私の手を取る
「お風呂入ってけや!、小さいけど」と
その手は冷たい! マッサージをするとどこかに皮膚の破れで
水が出てくるから、ソットソット・・・。 足のむくみもあり
本人はこの水を抜いてくれ…と訴える。
暫く回顧している談話
K.先生の子供はな~とか…少し話して疲れるのか目を瞑ってしまう
いっぱい会話がしたいらしい、帰るよというと手を振ってバイバイ

朝に夕に行くが落ち着いている。

帰宅したころに、電話がかかる
「明日、K.病院のD.Rが見えるので、そこで今後の話をしてみましょうか?
アドバイスを頂きながら検討したい。