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議員による訴訟についての考察

2022年09月17日 02時21分02秒 | 町議会

 町長は「道の駅移転予定地の購入価格と購入時期に問題がある」と、独断で専決処分により検証委員会を立ち上げ、516万円の税金を使いましたが(以前の記事、参照)今度は町議会議員が「道の駅移転予定地の購入は納得がいかない」と、町を相手に訴訟を起したことで、着手金など500万近い税金が使われました。訴訟が長引くと更に膨れ上がり、しかも、町が勝訴しても(ほぼ負けることはありませんが)、弁護士への成功報酬も発生します。係争中なので、裁判の中身には触れられませんが、9月議会で次のような質問をしました。

町長の検証委員会で516万円、今回は議員の訴訟で500万円近くもの税金か使われる。これだけあれば、以前提案した補聴器購入に2万円助成すれば500人、5万円でも200人が助かる。あるいは物価上昇による給食費値上げの抑制もできる。このような訴訟に備え、弁護士保険に加入しては。                   企画総務部長:他団体も確認し、研究したい。

訴訟に対し、町長は検証委員会報告内容を意見陳述したが、結果は決算審査の追認である。委員会は、町長か提案した2年度決算に町長一人異議を唱え専決処分で設置し、税金を使うという誤った判断をしたことを公表したことになる。この専決処分は監査委員からも厳しく警告されている。購入価格と時期の合法性は議会に報告され、議決により決着している。これか陳述の要旨ではないか。                              企画総務部長:議会で認定されているか、まだ住民か疑問視されていた。検証委員会は町長か住民の信用を得ようと、外部弁護士に委嘱したもので、報告内容は訴訟に耐えうるものと認識している。

町長の意見陳述はとうとうと検証委員会の結果を述べています。しかし、町として述べるべきは①②です。時間がなく、再度追求することができませんでしたが、次のような問題があります。①②⑨の裏付けです。

①購入価格、購入時期は問題はなく、議会として決着がついている
②2年度決算も承認された。これか猪名川町という自治体の結論である。
③町長だけか「私も疑念を持っている」と、独断で執行機関や議会の決議事項ではない検証委員会を立ち上げた。
④今回の専決処分は白井市よりも違法性は高い。
⑤検証委員会は、必要性がないばかりか、違法性の疑いか濃厚なものであり、議会か不承認とした。
⑥令和3年度決算監査でも指摘がされている。前代未聞である。
⑦検証委員会報告は決算審査結果を追認したもので、言わば蛇足に過ぎない。                               ⑧検証委員会は議会は考えも及ばなかった町長の個人プレーである。
⑨このような陳述では、職員・監査委員・議会は部外者扱いである。

議員の訴訟については、他にも2人の議員が質問しました。町長も町長なら、議員も議員です。

 

この議員の意見陳述を本人のブログで見ましたが、8点の間違いがあります。

①用地は買わなくても、他に町有地がある。スペース的に日生二次予定地だった所を想定していると思われるが、既に別の計画が進行中。

②温浴施設計画がなくなったので、子育て支援センターを移設する。子育て支援センターの名前ではないが、当初から計画されていた。                              

③福祉施設を併設するという道の駅は見たことがない。東近江市奥永源寺渓流の里には市役所出張所・出張診療所まで設置されている。

④なぜ急いで土地を購入したか。令和3年3月12日の猪名川町議会において、「民間事業者公募後に町が土地を取得できなければ、リスクの分担上、町の帰貴事由となるため、事業者に対する損害賠償責任が発生する可能性がある」と説されている。                 

⑤他になすすべがなかった(から提訴)。議会で一般質問などで追求できるのに、何もせず、いきなり決算認定に持論を述べる。

⑥検証委員会は、前町長や職員の行為が違法か合法かの検証は対象外。監査を経て、自治法に基づき議決。検証委員会も追認。

⑦町長の「これで透明性が確保でき」とは、役場の仕事の進め方に問題があったということ。町長を擁護するわけはないが、解釈がまちがっている(と思う)

⑧この訴訟は、財務会計処理の違法性を問うことか晟大の目的。と同様。

 

一体猪名川町はどうなっていくのでしょうか?

 

 


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