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兵庫県副知事が辞職

2024年07月13日 12時36分14秒 | 一言
知事は辞職否定
庄本氏が談話

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑を巡り県政が揺れる中、同知事を支えてきた片山安孝副知事が12日、「県政の混乱の責任を取る」として辞表を同知事に提出しました。7月末で退任するとしています。

 片山副知事は6月以降5回、斎藤知事に辞職か出直し選挙を進言したが応じなかったことを明かしました。

 副知事辞職を受けて斎藤知事は同日、「県職員との信頼関係を再構築し、県政を立て直すのが私の責任」として改めて自身の辞職を否定しました。

 日本共産党の庄本悦子県議は「副知事の辞職をもって疑惑究明の幕引きは許されない」とする談話を発表。「斎藤知事は、百条委員会をはじめとする調査において、真摯(しんし)に対応し、真実を明らかにし、知事としての責任を取るべきです」と求めました。

 斎藤知事の疑惑については、3月に元西播磨県民局長がパワハラなど7項目を文書で告発し大きな問題となりました。その中で片山副知事も政治資金パーティーに関する疑惑が指摘され、調査する百条委員会が6月14日に発足しました。

 7日に元県民局長が死亡し、10日には県職員労働組合が「もはや県民の信頼回復が望めない」として斎藤知事に事実上の辞職要求をする事態に至っています。


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