脳梗塞で身体障害者に成った人生についてと、占いと人生相談のサロン

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相撲界の良い大人が選挙がどんなものかも知らない事を暴露させた今回の選挙

2018-02-03 08:52:56 | 脳梗塞で身体障害者に成った人生について
貴乃花親方が負け戦をしたと、批判する人も居るが、貴乃花親方の目的は、これで十分達成された事を知る者は、少ないだろう。

そもそも選挙とは、どう言うものかも各界では、捻じ曲げられて居るのだ。

日本国民なら誰でも、選挙を小学校時から勉強してるし、実際大人に成ったら、様々な選挙が行われるから、投票に行ってる筈。

立候補者は、自分のマニフェクトを発表して、それに賛同する立候補者へ投票するのが、選挙と言うものだ。

その時どんな団体にも何者にも圧力を掛けられる事無く、自分の意思を秘密裡に投票するのが、当たり前なのに、相撲協会の選挙は、立候補者のマニフェクトも無く、投票者達の個人の意思も自由も許され無い。

部屋と言う組織に縛られて、親方に圧力を掛けられ、本来なら選挙違反的要素が強い体裁だけの選挙である。

こんな状態では相撲取りは、思考力も無い、親方の言いなりの事しか行動出来ない、一般常識の無い、一般社会には通用し無い人間しか育たないのだ。

相撲取りの現役人生は短い。相撲を辞めたら、全く社会に通用し無い人間に成り、長い第二、第三の人生を送れず、惨めな人生しか無いのだ。

貴乃花親方が負け戦を覚悟で、選挙に踏み切ったのは、一般社会で行われてる何者にも囚われず、個人の本当の意思や考えが反映される公正な選挙を、角界でも普通に行われる様にしたいのだ。我々には、当たり前の事なのに。

それが本当の選挙だから、態々マニフェクトを発表したのだ。

古い悪習に縛られて、個人の意思の尊重も無視され、馬鹿でも無知でも、年功じ序列で理事に成れる協会では、一般社会から隔離された世界に成ってしまうのだ。

相撲取りは、各界の特殊な人間で在るが、一般社会人でもある、この点を貴乃花親方は、訴えたいのだ。

だからこそ負け戦をしたのだ。

今回の選挙で、立候補者の中で、自分のマニフェクトを掲げた親方が、貴乃花親方以外居ただろうか?

どの親方が、どんな考えを持って立候補してるかも解らず、ただ親方や部屋の縛られて個人の自由を無視した選挙等、選挙でもなんでも無い。

こんな時代遅れの事が、角界では未だ罷り通って居る事自体、危機状態であり、暴力事件や、社会的不祥事が多発する根源である。

相撲取りを、一般人と同じ様に一般常識を持った人間に育て上げるのも、親方の大きな仕事の一つだと、貴乃花親方は憂えてるのだ。

今回の貴乃花親方の行動は、今後の理事選に大きな一石を投じた、立派な行動である。