万コロへの道 ***理詰めで万馬券を考察する方法と実践***

変化点を嗅ぎ付けたりや馬場レベルを見極めて、性懲りもせず海老で鯛を狙っています。

馬場トレンド

2009-07-08 23:36:51 | 理論概要
先週の福島競馬の芝1200mの三連単の結果です。

11-16-12
15-16-04
13-12-14
14-16-12
10-13-12
16-09-15
14-15-10

外枠しか要りませんでした。(笑)


芝1200mは多頭数になりやすく、特にローカル戦ではレースも多く組まれ比較的馬場の傾向を掴みやすいです。
短距離でどのレースも同じような流れになりペースによる影響も受けにくく、こういった分析では1200mだけ見ていればいいといっても過言ではないと思っています。

このような開幕週の内残り馬場や最終週の外差し馬場といった極端な馬場状態の下では枠順による有利不利はかなり大きく、各馬の能力差よりもこの枠順の差で着順を左右します。

ここに鼻を効かしておく事は、人気馬の取捨や人気薄馬の拾い上げに非常に効果的です。

わざわざ難解で煩わしい能力比較をして人気薄馬を拾い上げる作業よりはるかに簡単で好走率も高い作戦で、常にこのことを頭の片隅に置いておきたいです。

敗因を見極める

2009-06-16 23:46:04 | 理論概要
敗因をきちんと見極めることは、着順を落とした不人気の激走馬を拾い上げるのに最も効果的な方法の一つです。

・不利が有った
・スタートで出遅れた
・内枠で砂を被った
・左回りが合わなかった
・馬体が重め残りだった
・伸びない外を回されてしまった
・掛かった
・直線の坂が応えた
・輸送が影響した・・・・・

ざっと思いついたものだけでもかなりの要因は有ります。

敗因がはっきりしておりそれが今走解消していれば、
そしてさらに重要なことは人気が無いこと。
狙っていって損は無いでしょう。

実例:
6/13の中京12Rに出走したメイショウイッキは前走2番人気に推されながら11着に惨敗していました。
敗因ははっきりしていていました。
鼻出血を発症し競馬をしていないとのコメント。

2走前は3番人気6着でしたが前で決まったレースでマクリ脚を見せたものの間に合わない内容でした。

今回は[0.1.2.0]の中京替わり。
これなら軸で狙えました。

6/13中京12R 4-5-13 23020円

相手なりキャラの取捨

2009-05-07 22:11:40 | 理論概要
どんな相手でもそれなりに競馬できるキャラがいます。
逆に言えばどんな相手でもそれなりにしか競馬できないキャラです。

こういうタイプをうまく馬券に活用できればおいしい馬券を得やすくなります。

先週日曜にちょうどいい例が有りましたので採り上げて見ます。

例1)
日曜京都9R

このレースで10番人気で2着したテイエムザエックスは
過去5走成績 3着→2着→3着→5着→1着

まさに相手なりキャラです。
で今回は昇級戦。
相手が強くなってもそれなりに競馬して2着に粘り込みました。

このように昇級戦で相手が強くなり人気が落ちたところが絶好の狙い目となります。

この馬の次走は今回の成績より人気になるでしょう。
しかし相手なりに走るので、そこそこには来るも掲示板までの可能性が考えられ、妙味も無く買いにくい方向となります。

例2)
日曜京都8R

このレースで1番人気で4着に敗れたタガノファントムは
過去5走成績 1着→4着→3着→3着→2着

こちらもまさに相手なりの馬キャラ。
今回はクラス実績や近走の安定度から1番人気に推し上げられました。
しかしソコソコに来ているものの馬券圏外の4着。

このように相手より力が有るのは成績を見ても明白で人気となりましたが、
それなりにしか走れない面が有り信頼置けません。

この馬の次走は相手にもよりますが少し人気は下がるでしょう。
次走3番人気や4番人気に落ちた頃が実力とのバランスで妙味が有り3連複の軸に最適な一頭となります。


要するに相手なりキャラというのは、
昇級戦や降級馬相手、強い相手との対戦で人気が落ちる→重視
クラス慣れや降級戦、弱い相手との対戦で人気が上がる→軽視
この狙い方が一番妙味ある活用術であると思います。

血統からのダート替わり狙い

2009-04-23 22:16:28 | 理論概要
先週日曜の阪神7Rダート1200戦で11番人気のワイズドリームが勝利。
行った行ったの決着で穴になりました。

このレースどの馬もダートで着外が無いような馬たちばかりの上、前走未勝利勝ちで昇級馬が半数くらいいて、どこからでも入れそうな雰囲気でした。
どこからでも入れる反面相手を絞りきるのが難しそうでスルーかなと思っていましたが、一頭適度に人気が無く面白そうな馬がいましたので複勝のみ購入しました。

前走休み明け芝での大敗→ダート。
こういう馬は芝→ダート時の実績をチェックするのですが戦歴浅くこれが初めてのパターン。
血統を見ると父YesIt'sTrue。詳しくは知りませんが確かコテコテのアメリカ血統だったので買ってみました。

それが勝ったワイズドリームw。
まさか勝つとは・・・
単や連も勝っておけばと少し後悔しましたが、このパターンは狙えると確信しました。

アフリートやクロフネ等ダート実績が高くメジャーな血統ですとこのパターンで人気になりがちで妙味は無いのですが、訳のわからないアメリカ血統が「ミソ」なのでしょう。

そういえば前に初ダートでエーシンブイムードを狙い馬として挙げた事がありましたが、この時は11番人気で惜しくも4着。
この馬もMalibuMoonというアメリカのコテコテ系。
馬券には繋がりませんでしたが狙いとしては間違っていなかった感じです。

(外)アメリカ産の芝→ダート替わりは人気していないなら積極的に狙っていって損は無いと思います。

地味な馬

2009-04-02 22:26:16 | 理論概要
過去に戦犯狙いというタイトルで、穴を提供する馬は再度、再々度と繰り返し穴を出すパターンに注目したことがありました。

大抵このパターンに該当する馬はムラ掛けタイプであるとか、ある条件になれば決まって力を発揮するとか気性が災いして成績が不安定になるタイプに多いのですが、ただ単に走っても走っても人気の無いタイプ=地味なタイプというのもあります。

先週のマーチSで13人気で2着したダイショウジェットはまさにこのタイプです。

前走のOP特別勝ち(7人気)
4走前の準OP勝ち(7人気)
5走前の準OP3着(10人気)

と過去5走を見ても3回も人気薄で激走しています。
今回はそのOP特別勝ちした直後のレースであるのにも関わらず13人気。

何故か走っても走っても人気が無い。
地味な印象で後回しになるのでしょう。
これは厩舎や騎手にもかなり左右されると思いますが、実力との天秤で不当に人気が無いのでこういう馬はチェックしておいて狙う作戦は有効であると思います。

また逆のパターンもあります。
毎回毎回人気になるも惨敗ばかり。
こういう馬は一流厩舎の一流騎手騎乗の一流血統であることが多いですが、
新聞の過大評価によって生み出されるものなのでしょう。

高松宮記念のファリダットがこのパターンに近いですね。
母ビリーヴ効果でしょうか?生涯3番人気以下に落ちたことがありません。
重賞勝ちどころか古馬OP勝ちも無い馬がGIで2番人気。
冷静に考えればおかしいです。
この馬は一番最初に切りました。
実力以上の人気で仮に来られてもおいしくないとの判断でした。

外枠替わり

2009-04-01 22:34:01 | 理論概要
先週の土曜日の陽春Sで3連単200万馬券が出現しました。
行った行ったの競馬で10人気-9人気-12人気

確かに展開によるところが大きかったと思いますが
走るべくして走った馬がいます。

この中で3着に激走したヴォレハクユウは昇級後から
12着8着8着と惨憺たる成績でしたが
いずれも2番枠4番枠2番枠でした。

コメントでは馬込みを嫌うし前走は内枠で揉まれて力を出せずとあります。

このように内枠で揉まれて力を出していない馬が外枠を引いたとたんに激走する
揉まれ弱い馬の外枠替わりは変化点の一つとして挙げておきます。

これを逆手に取ったパターンとして揉まれ弱い馬の外枠好走後の内枠替わりは
当然消しパターンとして成立します。


マクリ馬の能力

2009-03-24 21:07:43 | 理論概要
以前マクリについて記しましたが、
先週狙った馬の中にいい例が有りましたのでUPしておきます。

狙い目ポイントが
・マクってきたものの直線向いてバテバテで失速してしまった馬。
・今回がマクれる小回りコースであること。

でしたが条件にぴったり合致した例

土曜中京10R 
ベニバナ・・・単86.9倍 
前走の位置取り・・・14-13-8-4
結果4着

土曜中山7R
ロトパートナー・・・単197.6倍
前走の位置取り・・・12-12-2-2
結果4着

どちらも小額買ってましたが惜しくも馬券圏外。。。

しかしどちらも人気以上のパフォーマンスを見せていることをみてもやはりこの狙いは正しかったと思います。
少し運が足りなかったみたい・・・

マクって出れるということは、
少なくとも気持ちが前向きで一生懸命レースするということでしょうから、
狙ってみて損は無いと思います。


地方騎手

2009-03-18 20:23:37 | 理論概要
先週のレースは荒れ模様でしたが、特に阪神競馬では東川の暴れぶりが強烈でした。
日曜のみの参戦でしたが

11人気1着
15人気3着
6人気1着

この騎手には、あまり注目していませんでしたが今後要注意であると思います。

地方騎手といってもJRAに参戦できる騎手はホームではトップジョッキーとして活躍しており、聞き慣れないので敬遠してしまいがちですが腕は確かです。

それどころか危機感や向上心も無く馴れ合いや惰性で乗ってるJRA騎手と違い、数少ないJRAでの騎乗チャンスで一泡吹かせてやろうという意欲的な騎乗をしているように見受けられます。

賞金面でも地方とは比べ物にならないと思いますので、ひとつでも上の着順を。と常に心がけて乗ってる気迫で持ってきたりします。

技術もさる所ながらこの辺のハングリー精神が全く違いますし、金を張って結果が出なくても、見ていてこの精神を感じ取ることができ悔いも残りません。

このように侮れない地方騎手ですが、毎年コンスタントに活躍するも、おいしい旬が過ぎ去って人気的妙味の薄い吉田稔、五十嵐冬樹、鮫島克也よりも最近台頭してきている東川公則、御神本訓史、安部幸夫をチェックしています。

今年に入っての成績

東川・・・・・単回収615円/複回収496円
御神本・・・・単回収 40円/複回収136円 
安部・・・・・単回収  0円/複回収173円

どれも複勝で100円超えですね。

スピード指数の見直し

2009-02-26 22:25:44 | 理論概要
今年に入り穴馬の精度は相変わらずあんまりですが、特にひどいのがヒモ抜けまたは三連複の2頭目の軸違いです。
馬の能力比較が全くできておらず、見る目の無さを痛感しています。

過去にスピード指数系で攻めていたころは回収率はさておき、的中率はもっと良かったように思います。やはりペースに惑わされないダートの短距離では、展開読みを間違わなければまだまだ利益を生む戦術であることは間違いありません。

変化点で一変する穴馬をピックアップする方法を基軸に、ヒモにはスピード指数メインで近走上位馬をくっつけていくやり方が手堅いかなと感じています。

また得意馬場での馬キャラの見極めにおきましても、今までは基準は「クラスや着差」である程度の能力を掴み、どの馬場でベストパフォーマンスを発揮してきたかを分析していましたが、その能力分析においても「クラスや着差」よりも「スピード指数」で探ったほうが、正しいように思います。

過去にも書いたと思いますが、スピード指数は10年前と比較して的中率に差異はないですが、メジャーになりすぎた故に回収率が落ちてきている状況であると思います。平たく言えば、食えなくなっているけれども調理次第ではまだまだおいしくいただけるはずであると見直しを考えました。

今週から開催替わり、馬場も暖かくなってきて芝の発育がよくなり綺麗な馬場へと変化しますので、これまでの連続開催京都での近走実績残した馬の信憑性は下がってくると思います。
ちょうどよいタイミングですので、この馬場レベル理論もスピード指数とマッチングさせ軽い馬場で指数を残した馬を重視し活用していきたいです。

で、肝心のスピード指数はどこから入手しようかと思っていましたが、昔は競馬ブックのブック指数を活用していましたが、近3走分しか掲載されていませんので過去の実績を探るのは厳しいかと。
そこでちょうど実績分析に使用している「ターゲットフロンティア」のスピード指数を使用してみることにしました。過去の全成績で指数を見ることができますし、新たなソフトを使用するのも面倒でしたので。
ただ指数の精度や補正のクセ見たいなものが掴めていませんが、予想上サブ的に使用するだけで、この指数が100%ではありませんので目安程度でよいかと。
クラス補正が施されているようで格下の昇級馬に厳しい数字が出ている印象がありますがまあ良しとしましょう。

あくまで実験的にやってみようと思っていますので、どう出るでしょうか?一開催の実験で終了してしまうのか、それとも恒久的に使用して更なるアレンジを加えていくことになるのか楽しみです。

引退、勇退

2009-02-14 03:14:14 | 理論概要
経験則ですが引退、勇退される調教師、騎手が最後になってラストを飾る勝利をすることが多いと思います。現在の中央競馬に八百長があるとは考えにくいことですが「引退の花道」を飾っていくことが多いのもまた事実です。

今年も2月一杯で現役引退する調教師がいますので、今の時期からチェックしておいて単勝や馬単のアタマの馬券を買っておくことは有効であると思います。

中野隆良(関東、勇退)
岩城博俊(関東、勇退)
大和田稔(関東、勇退)
沢峰次(関東、勇退)
田子冬樹(関東、勇退)
武邦彦(関西、引退)
中尾正(関西、引退)
浜田光正(関西、引退)

今日から2月一杯までこれらの厩舎で少しでも買い材料があれば積極的に狙って行きたいです。