2011年度のシルク出資馬検討でチェックしていたプリンセスカメリアの10ですが、
(シルク2011年度募集馬検討(◎○ランク編))
一つ上の兄、プリンセスカメリアの09産=アルフレードが朝日杯を制しGI馬に。
GI馬の下になったということで再度詳細に検討してみます。
サクラバクシンオーやアンバーシャダイの出る母系は有力です。
そこへ今回、上がGI馬になりましたので大きな買い材料です。
マイナスポイントは400キロしかない馬体が大きなネックとなるでしょう。
このままの状態で競馬に行くと380キロくらいでしょう。
これは相当厳しいハンデです。
しかしながら素質があれば、2、3勝してもおかしくありません。
昔出資していたシルキードルチェは380キロで競馬に出て、
1000万特別を勝ち秋華賞まで出走しました。
こういうのは稀なケースではあると思いますが、可能性が全くない訳でもありません。
要は、この大きなマイナスポイントを補って余りある「何か」があれば出資確定です。
3番仔で1番上はファルブラヴの牡(ノーザンダンサー系)
成績は[0.0.0.9]
いつも後方からの競馬。
ダート中心でスピード+器用さのないタイプのようです。
アルフレードはシンボリクリスエス産。(ロベルト系)
この馬はキンカメ産。(ミスプロ系)
3頭とも系統は違います。
これは鍵になるでしょう。
現状の種牡馬実績からするとキンカメ>>ファルブラヴですし、
系統も違いますので、そう気にする必要はないと思います。
キンカメ×サンデーは相性がいいように思います。
調べると
・ローズキングダム
・トゥザグローリー
・ミッキードリーム
・ベルシャザール
・エオリアンハープ
母父サンデーがずば抜けて活躍しているイメージがありましたが、そうでもありません。
ローズキングダムやトゥザグローリーはニックス以前に走る名門血統ですからそう評価できません。
母系にノーザンダンサーを4代前、5代前に持つ馬が活躍傾向。
(そういう馬は腐るほどいると思われハズレも多いでしょうが。。。)
これは本馬に当てはまります。(キンカメ×サンデー×ユタカオー×テーストなので5代目に出現)
特筆すべきはミッキードリームの祖母と本馬の祖母は半兄弟。
と言うことは同じニックスで母母父がトニービンとユタカオーが違うだけで、
それ以前の先祖はまるっきり同じです。
唯一の違いであるトニービンとサクラユタカオーも、ナスルーラ+ハイペリオンの組み合わせで似た物同士。
これは非常に近い配合で大きなポイントです。
祖母ラトラヴィアータからはリビアーモが出ていますが、
その他はぱっとしません。
コンスタントに出せないということは、体質面や健康面に不安があるのかも。
ここのところは要注意です。
本馬は祖母がバクシンオーと全兄弟ですので、
キンカメ×1/2サンデー+1/2バクシンオーという図式。
多分1200ベストの牝馬であると思います。
そう考えると、小柄ですしあまり大物感はないように思います。
しかし、値段的に2勝してくれれば楽しめるかと思います。
母もそうですし、アルフレードもその通り仕上がりは早く早熟傾向でしょう。
早いうちに勝てれば、プレノタートで感じたように一口では大きなアドバンテージですね。
3番仔も買い要素の一つです。
若い母馬はそれだけで可能性が上がります。
厩舎も若手、これも買い材料です。
ただ成績がダート>芝傾向でこれはマイナスですね。
ダート馬な訳ないでしょうから。
競馬に行って300キロ台の大きなハンデを覆せる材料は??
3番仔に若手調教師も好材料ですが、やはり一番大きなポイントはミッキードリームの存在です。
これを考えると可能性としては十分あると考えます。
小柄すぎることで逆に売れ行きが悪く、様子見できる利点もあります。
残口と馬体重を常にチェックしながら、有力な1頭として当分様子を見ていきたいです。