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新潟県上越名立港の天翔丸です。
お客様のはじける笑顔がなによりの宝物です。
ベテランさんも初心者さんもぜひどうぞ!

ヤリイカは目で釣れ!

2015年02月03日 | 日記
深場のヤリイカも終盤に向かっていきます。
でも、今年はもうちょっと楽しめそうなので
ヤリイカ入門者へのアドバイスを書いておこうかな?と。
僕がヤリイカにハマったのは25年近く昔になります。
伊豆の初島周りは今でもそうですが、年末になると
夕方ヤリイカを釣って、それをエサにブリを狙っていました。
『しょせんエサのヤリイカなんて簡単に釣れるだろう♪』と気楽に考えて挑戦したのです。
しか~し、釣れたのはたった1杯のみ。
おかげでブリは1本しかゲットできませんでした。
それからですねえ。悔しくってヤリイカを徹底的に攻めました。
石花海の200~300mで色んなことを教わりました。
おかげで相模湾でも大原でもそのテクニックが活かせるようになったのです。
そんな話はさて置いて、ヤリイカはあまりやったことがないんだ~ってお客様。
先ずは竿の選択がよろしくない場合が結構あります。
7:3くらいのゲーム用のものでも使えなくはありませんが
ノリの浅い微妙なおさわりを捕えるにはやはり鋭敏な9:1の竿には敵いません。
出来ればヤリイカ専用竿が望ましいです。
貸し竿もありますからご相談ください。
次にイカが触ったとかノッたとかが掴めないお客さんもいらっしゃいます。
魚ならHIT!すれば手にビンビン伝わってきますが、イカのおさわりでは伝わらないことが多いのです。
ではど-するのか?
それは竿先の微妙な曲り具合の変化で判断します。
オモリの負荷で曲がる竿先の状態を覚えておきます。
そして、それが少し曲りが強くなったり、フケたりするのを目で捉えるのです。
ですから竿先は目より少し上にくる位置でステイします。
竿は横から見た方が見やすいですから少し脇に構えると見やすいですよ。
そして誘いはあまり強くシャクらずに、ゆっくり振り上げ、ステイしてから
竿を下す時にその分だけ、リールを巻きます。
海底から20m位まで誘ってまた海底に戻す。
ただし、あまり長くツノをイカに見せると見切られてしまうので
30~40m巻いて、また底まで落としなおす。
これを『巻き落とし』と言いますが、イカに有効な技です。
ノリが浅くて途中で何度もバレるくらいなら、不十分なのは下で振り落してもいいから
しっかりとしたノリが確認できるまでやり直す。
それは、上げてスカではやり直す時間がもったいないからです。
餌釣りと違ってツノはいつまでもHITさせられますからね。
ノッたら10m位は追いノリをさせるためにゆっくり巻いて、そこから回収スタート。
この時の注意点は巻き取り開始時より後半はスプール径が大きくなるのでスピードが上がってしまいます。
ですから途中で早くなりすぎないよう調整してくださいね。
凪の時は良いですが、波があるときは自分で竿を上下させて波の揺れを吸収するんです。
ラークに置く時も『ガチャン』と置かないで、トリガーを引いた状態でそっと置いてください。
最後にリールの自動停止前からゆっくり手巻きを加えて、停止のショックも減らすと良いです。。
ここまですればイカ様ゲットまではあと一歩!
仕掛けを緩めないように焦らず取り込めば完了です。
ぜひ美味しいヤリイカを堪能してください。
まあ、ベテランさんはみんなご承知のことばっかなので
ビギナーさんへの手助けになれば幸いです。


ところで明日4日、5日と凪模様になりそうなのでチャレンジャーお待ちしてますよ~!
さらに天気図が良くなってきたので、週末から週明けも出られそうですよ。

シマノのヤリイカとオニカサゴの動画を見つけたのでご参考になさってください。
http://tv.shimano.co.jp/movie/tv/tsurihyakei_021?_ga=1.206678171.960227141.1417836054


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