うたごえは平和の力の同窓会でした。荒木栄地底の歌で盛り上がる・50数年ぶりの仲間も。

2018-12-03 | 日記

2018年12月3日(月)4592歩

 故岩元六郎さんの通夜の席で決まったうたごえ同窓会でした。

強力伴奏人です。長崎。・奄美・谷山で活躍している皆さん。そろってイタリー制の「エキセルシア」

かなり高いです。私は中古をアコ名人の故簾照男さん10万でいただいて10年たちました。

 現役合唱団風の皆さん

 半世紀前に一緒に歌った仲間です。その割には若い。86歳、81歳。79歳、78歳、78歳 72歳

高知県からの仲間もいます。

 50年前鹿児島を出て東京の中央合唱団専従活動家となり、その後も声楽家として続けています。

私が上京する時よく泊めてもらう妹みたいな猫ちゃん。私の新婚時代隣の部屋に住んでいました。

 みんな鹿児島青年合唱団だったんですよ。

 地方のうたごえの仲間も来てくれました。

 長崎からも・・・

 三池炭鉱の戦いをうたい上げた「地底の歌」

なんとこの難しい組曲を練習なしぶっつけ本番、この歌が歌いたくて来た昔の勇士・

終楽章は会場の皆さんと全員で歌いました。伴奏陣も頑張りました。私は指揮にまわりました。

 

<組曲>地底のうた

荒木 栄 作詞・作曲

序章 (合唱)
   有明の海の底深く 地底にいどむ男たち

   働く者の火をかかげ 豊かな明日と平和のために

   たたかい続ける 革命の前衛 炭坑労働者

  1. (テノール独唱・合唱)

  2. 眠った坊やのふくらんだ 頬をつついて表に出れば

  3. 夜の空気の冷え冷えと 朝の近さを告げている

  4.  「ご安全に」と妻の声 渡す弁当のぬくもりには
  5.  つらい差別に負けるなと 心をこめた同志愛

  6. 夜は暗く壁は厚い だけれど俺たちゃ負けないぞ

  7. 職制のおどかし恐れんぞ あのデッカイたたかいで
  8. 会社や、ポリ公や、裁判所や、暴力団と......
  9. 男も女も、子供も年寄りも、

  10. 「ガンバロウ!」の歌を武器に

  11. スクラムを武器にたたかい続けたことを忘れんぞ
  12.  夜の社宅の眠りの中から

  13.  あっちこっちからやってくる仲間

  14.  悲しみも喜びも分け合う仲間 闇の中でも心は通う

  15.  地底に続くたたかいめざし 今日も切羽へ一番方出勤
  16. (合唱)
    崩れる炭壁ほこりは舞い汗はあふれ

  17. 担ぐ坑木 肩は破れ 血は滴る

  18. ドリルはうなり 流れるコンベア 柱はきしむ

  19. 独占資本の合理化と 命をかけた闘いが夜も昼も

  20.  暗い坑道 地熱に焼け ただようガス

  21.  岩の間から滴る水 頬をぬらし

  22.  カッターはわめき飛び去る炭車」

  23. 岩盤きしむ 「落盤だァー」 「埋まったぞー」

  24. 米日反動の搾取と 命をかけた闘いが

  25. 夜も昼も続く......
  26. (テノール・バリトン重唱)
  27. 落盤で殺された友の変わり果てた姿

  28. 狂おしく取りすがる奥さんの悲しみ

  29. 幼児は何にも知らず背中で眠る

  30. 胸突き上げるこの怒り この怒り

  31.  ピケでは刺し殺され 落盤では押し潰され
  32.  炭車のレールを血で染めた仲間

  33. 労働強化と保安のサボで 次々に仲間の命が奪われてゆく
  34. 奪ったやつは誰だ! 「三井独占」

  35. 殺したやつは誰だ! 「アメリカ帝国主義」

  36. 奪ったやつを 殺したやつを 許さないぞ

  37. 断じて許さないぞ

(合唱)
おれたちは栄えある三池炭坑労働者

団結の絆さらに強く 真実の敵打ち砕く

力に満ちたたたかいを 足取り高くすすめよう

おれたちは栄えある三池炭坑労働者

スクラムを捨てた仲間憎まず 真実の敵打ち砕く

自信に満ちたたたかいの 手を差しのべよう呼びかけよう

おれたちは栄えある三池炭坑労働者

弾圧を恐れぬ不敵の心、真実の敵打ち砕く

勇気に満ちた闘いで 平和の砦 かためよう かためよう!

 


1960年の三池闘争を描いた男声コーラス組曲です。闘争の当時、作曲者の荒木栄は36歳。うたごえ行動隊で活躍した経験を、翌61年にこの組曲としてまとめたもの。しかし、62年38歳の若さで胃がんのためにこの世を去りました。当時のうたごえ運動の中では、このような大曲が少なくなく、沖縄返還運動の「返せ!沖縄」、砂川の基地闘争を描いた「砂川」、教員の勤務評定反対闘争の「子供を守る歌」など。いずれもアコーディオン又はピアノ伴奏だけです

男声合唱ですが、九州では混声でも歌います。

荒木さんの指揮でも歌いました。この時期比較的荒木さんと多く

お会いすることがあり、やさしい人柄、温かい思いやりの言葉を

何度もかけていただきました。

私たちの結婚を祝う歌も作ってくださる予定でしたが、

がんに侵され病と闘ってかないませんでした

 会場にいるメンバーはほとんど歌えるのですが…聞き手も大事な役目。

最終楽章だけみんなで歌いました。この日の圧巻でした

 「落盤だー埋まったぞ」涙ながしながら歌った仲間もいます

 奄美から夫妻で駆けつけてくれました。沖永良部にも転勤で長く居た金融マン。

 私は座って弾くのが膝に堪えるのでなるべく立って弾きました。

 私の持参のおにぎり見えてまーす。

 

 私の保育園で12年働いた佐賀からの順子さんもうたごえの仲間です。奄美の婦長さんもいます・

大阪関西合唱団のこれも、元鹿児島で歌っていました。

 乾杯の準備中。1500円会費の持ち寄りおにぎりなど・・・私も黒米入り赤飯を20個持参しました。

このメンバーこういうことが得意なんです。膨れ菓子や漬物持参も。

1時から4時半まで・・72人参加・

参加者全員を知っている私は伴奏と指揮で忙しくゆっくりは話せないままでした。

でも、満足できました。

2次会は500円追加して同じ会場で5時から7時まで‥

私またもや己書はがき全員に・・「おいでいただきありがとうございました。楽しいうれしい

ひと時をご一緒できて、うれしかったです。よいお年をお迎えください」と表に走り書きして

渡しました。一言が描ききれなくてそのままわたしたひともすうにんでした。

喜んでもらえました。

 写真順不同、こめんともてげてげお許しください。

明日少し手入れできるかもですが。今疲れてしんどくて・・おやすみなさいです。

アッ明日は己書だった。

 

 

 

コメント (11)
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