ススキについては、今回で一区切りとします。
北日本が大荒れの日、名古屋でも荒れ模様となりました。
風が吹き、ススキがなびきます。
写真1枚目 右と左で集団が違うようで、右がちょっと劣勢のようです。先頭のボスのススキの後ろは、動揺し大きく揺れています。
「おい。ぶれないヤツはいないのか。先頭のボスが振り向かずに、背中で声をかけます。
「私は、ぶれていない、・・・・と思います。」 語尾はもぞもぞと誰かが答えました。
しかし、穂の芯以外は、小さくブルブルと震えています。
その後大荒れになりました。
次の日、ほとんど穂に種がなくなったススキが、飛び去った種を心配するかのように青空を見ています。
後ろ姿も切なそうです。
近寄ってみると、風と戦い続けた勇者の姿がそこにあります。
最後の一枚。無事に役割を終えたススキとユリのマエストロが、暖かい冬の日差しの中で、ゆったりと対話しています。