このサイト必読の価値ある。公的や公開された情報も参照しながら記述してるので、少なくとも多くの点が真実である可能性が大きい。とすると、日本の大学という研究教育機関の健全性にとって猶予できない、見逃せば歴史的禍根を残す事件だという印象。 https://t.co/SN2IPmucqk
— Norio Nakatsuji (@norionakatsuji) 2016, 1月 9
中身をさっとよみつつメモ。
岡山大の件は、どうも流れがおかしい。科研費の「返上」についてもメモがあって、そこでも流れがおかしい。
…(おそらく上層部の意向によって)申請・応募書類が握りつぶされたという話は聞いたことがあるが(※された本人から)、そうした事務方・最上層部の不正についても今後、注意が必要とされよう。
毎日新聞 告発に生データ見ず「適正」 岡山大調査委 2016年1月3日 08時30分(最終更新 1月3日 08時39分)
「岡山大(森田潔学長)の大学病院幹部が著者に含まれる医学論文について、研究不正の告発を受けて調査した学内の調査委員会が、実験画像の切り張りを確認したものの、本来必要な生データとの照合をしないまま「不正なし」と結論づけていたことが分かった」
別に他人が遠まわしな自殺をする分には、自由の権利の範囲ではないかとは思うが、まあしかし回りまわって当方の不利益にもなるよなあと。また不正防止ナンタラとかの講習とか増えるわけですよ。この場合は、どうも上層部の問題のようだけど。
毎日新聞 「シロ」判定 文科省指針では公表不要 2016年1月3日 08時39分(最終更新 1月3日 08時39分)
「岡山大の調査は、ガイドライン通りに行われた。告発した教授は昨年6月、文科省の研究公正推進室に調査報告書の問題点を訴えたが、文科省の担当者は「不正については文科省が判断する仕組みではない」として、大学に「誠実な対応」を求めただけだった」
もちろん「大学の自治」というものもあるわけであって。
なのでこの場合、大学トップ側が「黒」だった場合、業界全部を巻き込む壮大な自殺になりそうだったり。文科省のほうから『その自治と言うのが、機能していらっしゃらないようですが?』と言われた場合、抵抗できない。
いや岡山の現学長さんは医学部(麻酔科)です。法学部からの理事はおられるのですが政治思想史で、周囲に実務法曹はいるのだが大学運営と法的規律の双方がわかる人材がいなかったのではないかとも思える状況ですね。 https://t.co/9Gr3kYt7Wv
— Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2016, 1月 11
ありがとうございます。ただこれは奇怪な話で、懲戒解雇と普通解雇は系列が違うので要件も《程度問題ではなく本質的に》異なるはずなのです(処分を減じるなら諭旨解雇→停職)。そういう話は事務方も理解しているはずなのですが。 https://t.co/AQbg01IEOt
— Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2016, 1月 11
普通解雇って、公務員法上の分限罷免相当の措置ですよね。即ち、その職に適しない、と。その職に適しないとの判断を教授会の判断抜きにできるとは思えないし、教授の職に適しない者を教授会が部局長に選出していたというのは、不可解至極ですね。 https://t.co/b79WjSLbus
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2016, 1月 11
…事務方とか法律関係者が止めてくれていればなあ、とは思う。
平成26年10月1日
停職処分者を学内で見かけた場合は事務長に通告することを求めるメールが薬学部教職員に送信される。
平成26年10月9日
森山教授との協議がないまま森山教授室が解錠され、資料の捜索が行われる。
— おおが( o ̄▽)o<※ (@toruoga0916) 2016, 1月 11
…いやこの「見つけ次第通報しろ」ってのは止めなさいよ、誰か…。
まあなんにせよ
【再掲】
「法学部は総長派なのかね、反総長派なのかね」
「我々は常に体制派ですよ?」
#この物語はフィクションです https://t.co/IglZWKfLHG
— Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2016, 1月 11
このブラックジョークは味わい深い。うん。
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