小野塚知二「イギリス料理はなぜまずくなったか イギリス食文化衰退の社会経済史的研究」(佐藤清隆・中島俊克・安川隆司編『西洋史の新地平』刀水書房、2005年)という論文がある。これによると、それまでイギリスの各地方に多彩で個性的な料理があったのが、19世紀半ばに急速に失われた、と。
— 猫の泉 (@nekonoizumi) 2015年8月20日
産業の大革命がわるかった、とざっくり纏めることができるが、しかしそれによって下々の者たちがより食えるようになったのも事実ではある―と。
ほか、買うべき本・買うであろう本のメモ。
ヨーロッパとゲルマン部族国家 (文庫クセジュ) 新書 – 2019/5/21
マガリ・クメール (著), ブリューノ・デュメジル (著), 大月 康弘 (翻訳), 小澤 雄太郎 (翻訳)
ノモンハン 責任なき戦い (講談社現代新書) 新書 – 2019/8/21
田中 雄一 (著)
中国戦線従軍記: 歴史家の体験した戦場 (岩波現代文庫) 文庫 – 2019/7/18
藤原 彰 (著)
餓死した英霊たち (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2018/7/6
藤原 彰 (著)
骨が語る兵士の最期 (筑摩選書) 単行本(ソフトカバー) – 2018/7/13
楢崎 修一郎 (著)
南北戦争の時代 19世紀 (岩波新書) 新書 – 2019/7/20
貴堂 嘉之 (著)
奴隷船の世界史 (岩波新書) 新書 – 2019/8/23
布留川 正博 (著)
太閤検地-秀吉が目指した国のかたち (中公新書 (2557)) 新書 – 2019/8/20
中野 等 (著)
長屋隆幸「近世の軍事・軍団と郷士たち」によると、大坂夏の陣で藤堂高虎隊の武士たちは戦闘開始とともに散会し、状況次第で乗馬して戦ったり下馬して戦ったり、よき敵を求めて遠くまで進出したり、負傷したら陣に戻ったりと各自かなり自律的に戦っていたらしく、馬上弓組以外は得物も自由だったという
— ストライクフォース (@kamaeatte) 2019年8月26日
しかし、開始とともに散会して各自思い思いに戦う、武装は自由、個人の戦果が最優先でその累積によって勝利するって、CODのチームデスマッチみたいだ(なんつー例えだ)。そういえば、「続撰清正記」には敵が崩れてくる地点を予想して一人で待ち伏せする芋砂みたいな侍の話が載っていたw
— ストライクフォース (@kamaeatte) 2019年8月26日
平家物語をさらっと見てても、こんな感じだな。
みすず書房
「大脱出 健康、お金、格差の起原」
THE GREAT ESCAPE
Health, Wealth, and the Origins of Inequality
四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/376頁
定価 4,104円(本体3,800円)
ISBN 978-4-622-07870-8 C1033
2014年10月22日発行
目次あり。「帝国日本において、満洲国軍とはいかなる存在だったのか。日露戦争期の馬賊ら在地勢力が、張作霖主導の奉天軍期を経て満洲国軍に組み込まれていく過程や、陸士留学生の役割、…」
— 猫の泉 (@nekonoizumi) 2019年8月6日
⇒及川琢英
『帝国日本の大陸政策と満洲国軍』
吉川弘文館 https://t.co/whQcFUhNao
これはさっき発注したか:
拙著『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)、5刷がかかりました。みなさまのご支援に感謝です。大幅増刷になりましたので、品不足も解消になるかと思います。
— 赤城毅/大木毅 (@akagitsuyoshi) 2019年8月6日
『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)
到着
これを注文することに。