空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

2009年8月23日にはモガディシュは静穏に;Aweysは政府側との会談の存在の噂を否定

2009-08-23 23:46:28 | ソマリア関連
ShabelleMediaNetwork Calm returns to the warring zones in Mogadishu 8/23/2009 11:07:00 AM
 23日までには概ねモガディシュは落ち着く。戦闘のきっかけについて,両派の主張は(一応)食い違いを見せる:

ShabelleMediaNetwork Islamist and government officials talk latest clashes in Mogadishu  8/23/2009 1:43:00 PM
 アルシャバブ側の表現に従えば,K4交差点付近で政府軍がAMISOMとともに攻撃を仕掛けてきたのでこれを撃退,損害を与えた,ということに。他方政府側に従えば,反政府側が政府側拠点に攻撃を仕掛け,そして大いに困難に打ち当ったという。

 恐らくは一進一退の中,今回は政府側が一歩進んだというところでしょうか。区区たる戦場の動きは,全体の動きにはそうそう影響すまいとは思われますが。
 興味ある点はこちら:

ShabelleMediaNetwork Sheik Aweys disproves reports saying there were talks between TFG and Hisbul Islam  By: Hassan Osman Abdi 8/23/2009 4:52:00 PM
 Sheikh Awweysは政府側と彼のHizbul Islamとの間で交渉が行われているとの報道を根拠なきプロパガンダだとして否定する。また,ラマダンに際してAMISOM及び暫定政府との戦いを続けることは重要なことであるとし,こうした敵,侵略者との戦いをつづけるであろうとする。

 和平の前提は外国軍の撤退である,さすればソマリ人はともに歩みよるであろう―とします。また,未だにアルシャバブと自派とを合同させようとの計画を続けているともする。
 言ってることは相変わらずのご様子ですが,AweysらとSheikh Sharif政府との間に交渉が…という噂は根強いものがあるようですねぇ。

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