コピーばっかり見せられてもなあ
— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) 2018年3月8日
私だけでも3種類のコピー(役所が提出したもの)
原本のコピーにいろいろなバージョンがあるということは
原本を持っている人が、好きなように変えたということ
30年保存義務の歴史的公文書 本物はどこに?
つまり、そもそも別々の文書である可能性が広がる。全部、別の時点で作成された本物たちという可能性が広がる。
そりゃそうだ。
「オイお前、オレはお前が、文書を改竄したと疑っている! 従って、改竄前のバージョンと、改竄後のバージョンと、二つがあるはずだ! その証拠を出せ!」
と言われたほうが
「既に三種類提出してあるぞ、はははは!」
というのは、あの、なんぼなんでも。
この場合、どれがどの改竄の前後なのか、さしあたり推測して相手を詰めるのは、攻撃側の仕事になるだろう。
…全部、別々の時点の本物なんじゃない? というのは、しごくまっとうな疑問だと思うが、どうだろう。
BLOGOS 朝日新聞の記事 なぜ「改ざん」ではなく「書き換え」なのか
和田政宗2018年03月03日 11:32
「朝日の書き方で違和感があるのが、「文書を入手」ではなく「文書を確認」としていること。
この書き方は普通、朝日が文書を誰かに見せてもらったことを意味する」
現物を把握していないらしいことは示唆されている。
「そして、文書の「改ざん」ではなく「書き換え」としているところ。
朝日の指摘は、『学園側との交渉の経緯をまとめた「調書」』において、国会議員に示されたものの文言が、当初の文書では「要請」であったものが「申し出」に変わっているなどというもの。
この「調書」とは、朝日が指摘する文書群において「別紙」となっているもので、決裁文書において別添扱いとみることもできる」
『文書の「改竄」といわなかったのは、(時系列上前後する、別々の書類の間での)書き換えを意図していたのだよッ! 従って誤報でも捏造報道でもないッ!』という大人の知恵の可能性も広がる…だろうか。
BLOGOS 朝日新聞さん、まさか文書を取り違えてはないとは思いますが。。。
和田政宗2018年03月08日 15:02
「朝日新聞が指摘する、国会に提出された「売買契約の決裁文書の調書」と、近畿財務局に保存されている原本が違うという件。
まさかとは思いますが、全く別の決裁文書の調書を比較し、文言が変わっていたり削除されたと指摘したということはないでしょうか?」
「「売買契約の決裁文書」とは全く別の文書である「予定価格の決定の決裁文書」の調書と比較すると、朝日の指摘とほぼ全て合致する」
和田氏の指摘は毎日のそれと類似した点をつくようだ。
毎日新聞 森友文書 別文書に「特殊性」の表現 国会開示にはなし 毎日新聞2018年3月8日 14時48分(最終更新 3月8日 15時11分)
「「特殊性」との表現があるのは、財務局が2016年6月、学園に国有地を鑑定価格より約8億円安い1億3400万円で売却する方針を国土交通省大阪航空局に通知した際の決裁文書」
「財務局が学園に売却額の予定価格を通知した際の決裁文書(16年5月)では、「学園から早期に土地を買受けたいとの要請を受け」「学園に価格提示を行う」などの記載があった」
毎日の記事だと、宛先が違っていることが指摘されている。
朝日新聞 森友文書、財務省が書き換えか 「特例」など文言消える 2018年3月2日05時20分
「朝日新聞は文書を確認。契約当時の文書と、国会議員らに開示した文書は起案日、決裁完了日、番号が同じで、ともに決裁印が押されている。契約当時の文書には学園とどのようなやり取りをしてきたのかを時系列で書いた部分や、学園の要請にどう対応したかを記述した部分があるが、開示文書ではそれらが項目ごとなくなったり、一部消えたりしている」
この「起案日、決裁完了日、番号が同じで、ともに決裁印が押されている」で一気に話はもりあがったが、見せてくれた人の取り違えとかの可能性も排除できない。
こうなったら、朝日には大逆転で、そのもとデータを開示することを求めたい。
いやまあ、『どれが僕のいう文書か、わかるかなー?』と役所を揺らしてもっとたくさんの文書を吐き出させよう…という作戦だろうなあとも思えるが、ターゲットになった文書は既にほぼ特定されているわけであり、さっさと戦力の一気投下をしたほうが戦術として正しいのでは。戦力の逐次投入は下策だろう。
朝日新聞 土地の賃貸と売却契約の決裁文書、書き換えか 森友問題 2018年3月3日05時00分
「学校法人・森友学園(大阪市)との国有地取引をめぐり、財務省の公文書の内容が契約当時とその後に国会議員らに提示したものとで違っている問題で、朝日新聞が文書を確認したところ、2015年の貸し付け契約の際の決裁文書と、16年の売却契約の際の決裁文書が、いずれも違っていたことがわかった。ともに、学園との交渉経緯についての記述が消えていたり、別の内容に変わっていたりしていた」
別の文書なら別の表現でもおかしくないよね、と。
…こうして並べると、たった一日でえらく腰がひけたなあ、と見えるのだが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます