ちょっと大事になってきたか:
Garowe Online Somalia: Ahlu Sunnah capture second town in Gedo region Aug 19, 2009 - 11:35:16 AM
Ahlu Sunnahが,Hizbul Islamらが撤退した後のLuuqを確保。彼らは暫定政府任命によるGedo副知事Mohamed Abdi Kalilなどと協同している由。Ahlu Sunnahは前日,ケニア国境近くの町Beled Hawoを奪ったばかり。
このLuuqは,1990年代半ばにエチオピアと戦闘した当の場所だそうで,イスラミストに思い出深い土地なのだと。であればこそ,でしょうか。前日のBeled Hawo失陥の際は,ここで戦闘が行われるかと懸念されたわけで:
Garowe Online Somalia: Ahlu Sunnah take trade town along Kenya border Aug 17, 2009 - 7:58:44 PM
これはただに一つ,二つの町が失われたというものではないでしょう。luuqは,地図をお持ちの方はご覧になって欲しいのですが,Jubba川と幹道の交差点にある様子。結構な要所のように思えますが。なお,撤退したアルシャバブ・Hizbul Islamの面々は下流,Bardhereに集結している様子。
また,Jubba河口のKismayoに位置どるアルシャバブ政権はBeled Hawo攻撃を誓いつつ,Jubba防衛の準備に大わらわの様子。
Garowe Online Military apprehensions increase in central Somalia Aug 18, 2009 - 3:18:20 PM
さしあたりの衝突を避けて,適切な反攻を組織するまで兵力を温存する。正しい行動と思います。ですがこれ,この状況は,以前政府側の地区を次々奪った際のアルシャバブの行動の,ちょうど裏返しとも見えます。まあ多少の類似を以て安易に過去を現在にあてはめるのは愚かではありますが。
…南ソマリア北辺Galgadudで勢力を張ってたAhluSunnahが『全土で自派を組織するよー』と言って,わずかの時しか経ってない。それなのに,今,ソマリア南西端のケニア国境付近からAhlu Sunnah民兵が急速に展開している。少なくとも,言うに足る行動を起こせるだけの戦力を用意した。
アルシャバブとしては,由々しい事態というべきか。
対Galgadud,対ケニア国境地帯。もちろんHiran県都や首都モガディシュでの戦闘を忘れてはいけない。
多正面作戦に,彼らは応じ切れるのか? もちろん,各地区のアルシャバブは一定以上,各個別独立の運動であるとの疑いを私は持ってはいるんですが,その場合,各支部の行動を調整できるのは誰か?という話に。
だからこそ。
私はひたすら,Ayroの戦死,Turkiの行方不明(恐らく戦死)の意味にこだわるのですが…。
Garowe Online Somalia: Ahlu Sunnah capture second town in Gedo region Aug 19, 2009 - 11:35:16 AM
Ahlu Sunnahが,Hizbul Islamらが撤退した後のLuuqを確保。彼らは暫定政府任命によるGedo副知事Mohamed Abdi Kalilなどと協同している由。Ahlu Sunnahは前日,ケニア国境近くの町Beled Hawoを奪ったばかり。
このLuuqは,1990年代半ばにエチオピアと戦闘した当の場所だそうで,イスラミストに思い出深い土地なのだと。であればこそ,でしょうか。前日のBeled Hawo失陥の際は,ここで戦闘が行われるかと懸念されたわけで:
Garowe Online Somalia: Ahlu Sunnah take trade town along Kenya border Aug 17, 2009 - 7:58:44 PM
これはただに一つ,二つの町が失われたというものではないでしょう。luuqは,地図をお持ちの方はご覧になって欲しいのですが,Jubba川と幹道の交差点にある様子。結構な要所のように思えますが。なお,撤退したアルシャバブ・Hizbul Islamの面々は下流,Bardhereに集結している様子。
また,Jubba河口のKismayoに位置どるアルシャバブ政権はBeled Hawo攻撃を誓いつつ,Jubba防衛の準備に大わらわの様子。
Garowe Online Military apprehensions increase in central Somalia Aug 18, 2009 - 3:18:20 PM
さしあたりの衝突を避けて,適切な反攻を組織するまで兵力を温存する。正しい行動と思います。ですがこれ,この状況は,以前政府側の地区を次々奪った際のアルシャバブの行動の,ちょうど裏返しとも見えます。まあ多少の類似を以て安易に過去を現在にあてはめるのは愚かではありますが。
…南ソマリア北辺Galgadudで勢力を張ってたAhluSunnahが『全土で自派を組織するよー』と言って,わずかの時しか経ってない。それなのに,今,ソマリア南西端のケニア国境付近からAhlu Sunnah民兵が急速に展開している。少なくとも,言うに足る行動を起こせるだけの戦力を用意した。
アルシャバブとしては,由々しい事態というべきか。
対Galgadud,対ケニア国境地帯。もちろんHiran県都や首都モガディシュでの戦闘を忘れてはいけない。
多正面作戦に,彼らは応じ切れるのか? もちろん,各地区のアルシャバブは一定以上,各個別独立の運動であるとの疑いを私は持ってはいるんですが,その場合,各支部の行動を調整できるのは誰か?という話に。
だからこそ。
私はひたすら,Ayroの戦死,Turkiの行方不明(恐らく戦死)の意味にこだわるのですが…。
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