空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「今日で捨てましょう」メモ

2024-01-03 11:31:54 | Weblog
 例によって発掘メモ。



 そういうことでしょうね。

『どうせお前やお前の仕事なんか無価値なんだから、価値を与えてやる。オレに奉仕しろ』という。”永年続いた男社会”に対する反作用として、女の、家族の権利を主張し、結果、働くお父さんの働き甲斐も生き甲斐も、独立には存在してはいけない(妻ないし家族に奉仕する限りにおいて存在を認める)、という欲望を肥大化させたわけだ。

 しかしそのような価値観を推し進めると―



 他者一般の存在意義を否定するところまで進むだろう。それは結局、自分自身の価値をも否定することになるだろう。即ち、この場合、問題の家族は、”スタジオの楽しみ””お茶の間の楽しみ”のために踊ること、それだけに意味が局限されることになるだろう。
 
 具体的には、このネタに使われた家族の、まあ大人は生き恥を晒して生きることになり、子供は将来延々とそーゆー親にそーゆー教育をうけた人扱いされることになろう。

 なお



 価値観の多様性という便利な用語で説明することもできるが、これは穏当な避け方かと思われる。



 …『わざわざお前の価値観を否定してやってるんだぞ』という愉悦は隠しようがない―というのは見合いの席などで感じたところ。
 しかしなあ、なるほどオタ趣味は否定されても仕方がない―といった諦めはつけるのだとしても、学者としての活動を否定されると、委託された本・資料と委託してくれた人たちへの義理が立たんのでなあ…。
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