光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

板谷波山、「世紀の日本画」展

2014年03月29日 | アート 各分野

3月15日(土)に

「板谷波山の夢見たもの」・・・・出光美術館 と「世紀の日本画」展・・・・東京都美術館 を観てきました。

出光美術館は初めての訪問。 帝国劇場ビルの9階にあります。

結構広くて、波山の作品も初期から晩年まで年代順に並べていました。

板谷波山 1872年(明治5年)生まれで、1963年(昭和38年)没

宮川香山とともに、近代陶芸を確立した立役者です。

ただし、私は波山の作品に、インパクトを感じませんでした。

国立近代美術館の工芸館でも作品は見たと思うのですが、明確な印象がありません。

今回も、どの作品も完成されているのですが、私にとっては、面白みが感じられませんでした。

強いてあげれば、下右のチューリップをデザインしたものなど、2,3点が印象に残って

います。

 

 

 

続いて、上野の東京都美術館で展示されている「世紀の日本画」展へ。

 

 日本画の大家の作品が並んでいました。

まず、狩野芳崖の「悲母観音」

 初めて見ましたが、なるほど、微細なところまで神経が行きわたっており、名画といわれるのもわかります。

 

速水御舟の比叡山も、素晴らしい。

 

 

前田青邨の「罌粟」もさすが。

    

 

 

小倉遊亀が歌手の越路吹雪を描いた  「コーちゃんの休日」昭和35年作。

色遣いなど、西洋画の影響が顕著で、首をひねる箇所もあるのですが、全体の雰囲気で見せる絵ですね。

 

以上、二つの展示会とも撮影禁止のため、カメラのシャッターを切ったのは、ランチで立ち寄った

国際子ども図書館が、この日初めて。  以前、紹介したのはこちら

 

 

1階ホールから天井を撮ったもの。

 

 

帰り路での上野公園内で、民謡が聞こえてきたので寄ってみると盆踊り風のパフォーマンス。

音楽は完全に、盆踊りの唄でしたが、歌詞が聞いたことのないものでした。  例えば、「夜の蝶」とか。

 

ほとんどの方が和服でしたが、一部、洋服の方も。

 


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