10月7日(日)東京国立博物館へ2ヶ月ぶりに行きました。
朝は雨でしたが、昼過ぎから晴れて秋の陽射し。
博物館の素晴らしい展示の紹介は後にして、博物館をでてからの帰りの、楽しい撮影や音楽鑑賞などを紹介。
こんな流れです。
・博物館エントランスの風景
・公園内でダンスパフォーマンス
・旧東京音楽学校 奏楽堂・・・チェンバロとハープのコンサート
・国際こども図書館
・寛永寺
・JR鶯谷駅
では、博物館の玄関から 時刻は午後2時半前
水溜りが、さきほどまでの雨を教えてくれます。
緑がきれい・・・ 紅葉はまだ先だ。
上野公園に入ると、1950年代のアメリカの若者で流行った音楽が聞こえてきました。 リーゼントや革ジャンで決めた若者がツイストのようなダンスを踊っていました。
2011年の1月9日にも、ここで踊っていて、ブログにアップしています。
2年前に比べると踊りが格段にうまくなっていました。
女の子はターンするとスカートが傘のように開きますが、ブルマ?でしっかり防護。 居合わせた人たちもニコニコしてパフォーマンスを楽しんでいました。
50mほど歩くと、旧東京音楽学校 奏楽堂の建物が。 東京芸術大学の前身で、昭和62年に移築されたもの。
2階が音楽ホールで、昔は滝廉太郎がピアノを弾き、山田耕作が歌曲を歌ったそうだ。 正面、奥はパイプオルガン。
入ったときが、コンサートの始まる直前だったので鑑賞させていただきました。
演奏 チェンバロ:圓谷(つむらや)俊貴 、ハープ:南 志歩 いずれも東京芸大音楽学部器楽科の学生ですが腕前はプロ。
曲は
1 チェンバロ リゲティのパッサカリア ハンガリア風
2 チェンバロ&ハープ J.ボールのチェンバロとハープのためのソナタ第4番ロ長調
3 チェンバロ&ハープ 久木山 直の H アッシュ
特に3が素晴らしかった。 この曲はヘンデルのハープ協奏曲を素材として使っていますが、スティーブ・ライヒばりの反復と高揚が楽しめました。
ホールとなりのホワイエだったと思いますが、天井の照明が可憐だった。
明治23年に建てられたもので、一時は明治村に移築されることが決まっていたが、地元の要望などで公園内に移築された。
奏楽堂をでると、東京芸大の建物が見えますが、その手前の看板に展覧会中止の知らせ・・・・領土問題の波紋がこんなところにも。
少し歩くと、黒田清輝記念館があります。
まだ入ったことはなく、休館中ということで当分、行くことはないでしょう。
2,30m先に、ネオ・ルネッサンス風の洒落た建物。
旧帝国図書館だった。 しかし、建てられたのはロの字型の側面の一部で、全部できていたら日本銀行などと並ぶ壮大な建物になっていただろう。
いつの世にも、削られるのは文化予算。
噴水は工事中ですが、天使の群像と小泉八雲のレリーフがはめ込まれた噴水塔がありました。
博物館横の道は静かです。
突き当たりは寛永寺。 葵の紋の門扉です。 江戸時代は上野公園全体が寛永寺の敷地だった。
左手の寛永寺の霊園越しに、スカイツリーが。 仏舎利塔のようだ。
山門かな。 東照宮とは違うのですが、その趣が感じられます。
少し歩くと、JR鶯谷駅。 台地の崖横に建っています。
山手線、常磐線、宇都宮線・・・・全部はわかりません。 広い線路敷きです。
線路を跨ぐ橋の上から、博物館側を眺めたもの。 左手の建物は忍岡中学校。
私も、山手線にのって帰るためホームに。 S字状の線路が美しい。
トーハクの周辺地図を最後に。