光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

ソウルにて 国立民俗博物館その1

2015年06月06日 | 歴史、民俗

ソウル旅行に戻って、今日は、4月27日(月)に行った国立民俗博物館を紹介します。

月曜日だったので、普通の美術館・博物館は休み。 国立民俗博物館は開館しているとの情報で、行ってみました。 隣の国立現代美術館には

翌日、行きました。  この日の行動は、国立民俗博物館→新羅ホテルで昼食→東大門で、地図にマークしました。 

 

 

地下鉄安国駅から歩いて15分ほど、朝鮮王朝の宮殿である景福宮の東門に来ました。 

 

 

中に入っていくと、見えてきたのが国立民俗博物館の建物です。

例によって、子供達の学習ツアー御一行

建物は韓国で有名な寺院である仏国寺などの、伝統文化建築様式を現代建築に応用し、建てたもので(1972年完成)、当初は国立中央博物館として使用され

ていたが1993年、国立民俗博物館として開館したもの。

 

 

屋外の展示物も面白い。

 

 

 

韓国の古民家。

 

 

 

入っていきます。

 

 

回廊式といってよいのか面白い構造です。

 

 

左隅にある箪笥、李朝時代の特徴である金具のデザインがいい。

 

 

布団はこのように畳んで使ったのですね。 床暖房なので布団は薄くてよかった。  タブレットはお遊び?

 

 

台所。この竈が床暖房であるオンドルの焚口で、床下に煙を流していた。  丸い換気窓が可愛い。

 

 

台所向かいの収納庫でしょうか。

 

 

客間でしょうか

 

 

 

冬の寒さは厳しいので、オンドルが、めぐらされていますが、竈がない別棟では、オンドル専用の焚口がつくられた。

昔は薪や藁を燃やしていたらしいが、1960年代から80年代にかけて練炭が主流になった。  しかし、一酸化炭素中毒で就寝中に死亡する事故が増え、灯油に切り替わった。

私も小さい頃、練炭炬燵にはいっていて、炬燵からでたときにばたっと倒れ、母があわてて私を外に連れていき、新鮮な空気で深呼吸をして大事に至らなかったことがあった。

ほかにも母のそうしたとっさの処置に何度助けられたことか。

なお、現在では都市部のマンションなどでは、温水式の床暖房が主流とのこと。

 

 

 

 

 

近くに水車もありました。

 

親子連れで、母親がいろいろ教えているようでした。

 

 

 

 

 

 

日本の石仏は背丈の低いものが多いのですが、韓国では立ち姿の石像が多い。

 

 

 

また少し歩くと、1950~60年代頃の商店が復元されていました。  怪しい人物が写っています・・・撮っているときは気が付かなかった。

 

 

コーヒーサロン

 

 

 

 

 

学習ツアーの子供達も興味深げに見ていました。

 

 

畑も復元したもの。 季節の花がまぶしい。

 

 

 

次回は民俗博物館の館内を紹介します。


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