東京国立近代美術館 所蔵作品展(5月10日撮影)の続きです。
草間彌生、21歳の時の作品です。 迫力! タイトルはよくわからないのですが、草間ならではですね。
この絵、学生たちも、不思議そうな顔をして見ていましたが、私も同じです。
イラスト風の面白い絵でした。
次のコーナのタイトルも公式サイトを引用させていただきます。
岩波映画製作所は、土本典昭や黒木和雄などの若手を起用して、1960年代初頭の日本各地を都道府県別に紹介する「日本発見シリーズ」を製作しました。50年代の半ばに刊行された岩波写真文庫の「新風土記」の映像版ともいえる内容です。その中から、当時の日本の課題が凝縮しているという点で「長崎県」を選びました。
まず長崎県の産業を支える造船業と石炭産業が、高度成長期の活気を映し出します。なかでも海底炭鉱で有名な端島(軍艦島)の生活風景は貴重な映像です。さらに古くから海洋交通の要衝として栄えた長崎県ならではの異文化混交の在り様が取り上げられます。もちろん、それゆえに隣国との緊張は避けて通れません。映像の中では、日韓国交正常化以前の両国が抱える複雑な問題を、李承晩ラインと大村入国者収容所を通して伝えています。さらに長崎県の軍都としての歴史にも触れ、戦後いち早く平和都市宣言を発しながら、冷戦の始まりとともに佐世保に米軍基地を抱えることになった苦しい現実が示されます。
フィルム映像が流れていて、しばらく見たのですが、長そうなので途中で出ましたが、李承晩ラインも小さいときに聞いた言葉で、面白いものでした。
次も公式サイトからの引用です。
10. 感傷を踏みにじれ
タイトルは、1948年に結成されたパンリアル美術協会の宣言文の一節です。
特集を締めくくる10室は、2つのパートからなります。奥のケースの部屋は川端龍子の特集です。昨年ご寄贈を受けた《新樹の曲》とスケッチ帳をお披露目します。スケッチ帳には、当館所蔵の《角突之巻(越後二十村行事)》(1922年)に関連した素描や紀行文も描かれています。手前のコーナーでは、敗戦直後の混沌とした時代に青年期を過ごし、画家として歩み始めた三上誠、星野眞吾(この二人はパンリアルの中心人物です)、横山操、加山又造の作品を取り上げます。「日本画とはなにか」という意識的な問いかけのなかから生みだされた、戦後日本画の変革の試みの一端です。
日本美術院を脱退して青龍社を興した龍子と、戦後に制作をはじめた4名の画家たちは、自由な発想を大事にし、主体的に日本画の新しい表現の可能性を追究した点で共通しています。革新のバトンリレーで日本画にどのような表現が生まれたか、近い過去の様相をご覧ください。
加山又造の作品が左にありますが、私は興味をひかれませんでした。
川端龍子の特集になっています。 右側の作品は「草炎」昭和5年の作品です。
建造物ですが、山肌に被せたネットのゆがみが、面白い。
モノトーンで花をとるとこういう表現ができて綺麗ですが、背景が処理できないと失敗します。この作品はいいトーンに仕上がっています。
草間彌生の作品が二つ並んでいます。(壁にかかった二作品)
この作品は初めて見ました。 ウーンと唸るしかない。
国吉康雄も好きな作家のひとりです。
劉生の娘、麗子モデルの作品は多いのですが、これはいい。
奈良美智、以前、最初にペコちゃんふうの絵を見たとき驚きましたが、何とも言えない可愛らしさと、同居するクールな眼差し
好きですね。
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