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光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

昭和記念公園(2025.3.14) 盆栽苑にて

2025年03月17日 | 花・植物

盆栽苑を、入り口側から撮影。

 

 

 

 

上の写真の中央部の土壁を背景に、可愛い白梅。

 

和室床の間の盆栽。

 

 

盆栽に水やり光景を初めて撮影。

銅製のじょうろで、盆栽専用でデカい。 (じょうろが隠れて見えませんが) 

蓮口から、細い水流で水やりされていますが、この直前まで、シャワ-でした。    

 

 

 

推定寿命90年の長寿梅。 枝先から。小さな新芽が。

 

 

ヒナソウが可憐。 風格ある盆器と、意外に合う。

 

 

推定樹齢50年と、盆栽では若造ですが、鉢などのデザインと相まって、凛とした風格。

 

 

 

 

 

 

クリスマスローズ(ニガー)

 

 

オモト(万年青)は、江戸時代から栽培の歴史がある(幾たびか、ブームもあった)

葉の状態や葉姿、柄などの特徴を”芸”というようだ。

この盆栽だと、葉の形が

熨斗葉(のしば):葉が熨斗を折ったような折れ方をするもの。

剣葉(けんば):角とも。棒状に先の尖ったもの

の二つの芸が見える。  キャプションがなかったので、私の推定です。

鉢と調和して、美しい。

 

 

 

いつ見ても、名品と思う、蝦夷松。

 

以上、早春の昭和記念公園から、植物の息吹きをお届けしました。

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昭和記念公園(2025.3.14) 花木園、日本庭園の花を

2025年03月15日 | 花・植物

昨日(3月14日金)は、昭和記念公園へ、花などを撮影に。

花木園は、梅、水仙が見頃。

スケッチする方もいて、のどかでした。

 

梅も種類が多く、これは”楊貴妃”だったと思います。

 

 

 

 

水仙

 

 

 

これは。花木園展示棟の、琉球アセビ。

明日から、ここでクリスマスローズ展が開かれるのですが

まだガランとしていました。

 

 

 

花木園から日本庭園へ。

日本庭園へ登る坂に咲いていた”こぶし”。 まだ3分咲きかな。

 

 

 

日本庭園入口を入ると、紅梅が出迎えてくれて、心ウキウキです。

次回は、日本庭園内の、盆栽苑を予定。

 

 

昭和記念公園は。我が家から、自転車で15分ほど。 

この日も、公園内のサイクリングコースを駆け巡りました。

みんなの原っぱ脇では、カラスが百羽ほど、他の小鳥もいて

しきりに、芝生を突っついていたので、木の実でも落ちてい

たのかな。 少し気味悪でした。

 

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東京国立博物館(2024.10.11) 能面に見る写しの文化

2025年03月07日 | 博物館レビュー

東京国立博物館(2024.10.11)シリーズ、しつこく続きます。

本館14室で、特集が組まれていました。

 

 

デジタルディスプレイの表示画面です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場風景を撮り忘れたので、”1089ブログ”より、画像をお借りしました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<能面 曲見>

うーん、能面に見つめられているようで、ドキドキ・・・何とも言えない、情感に参った。

 

 

 

 

よくできた写しですが、オリジナルほどの、ドキドキ感はない。

 

 

 

いいですね。 でも、オリジナルのもつ、冷たい炎のような感じがほしい。

 

 

デジタルディスプレイで解説されていた面です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん、能面作者の表現力が凄い。

 

 

 

 

 

 

 

 

”オー”と、息をのむ迫力!

 

 

 

 

 

 

いやー、勉強になりました。

 

参考(1089ブログ等より引用)

能楽は古くは猿楽(さるがく)と言って、社寺の祭礼にともなっておこなわれた。

南北朝時代、春日社と興福寺で猿楽を勤めた大和猿楽四座(よざ)  結崎座(観世座)・外山座(宝生座)・坂戸座(金剛座)(・円満井座(金春座)。

このうち結崎座に観阿弥、世阿弥親子が出、室町幕府第三代将軍である足利義満の寵愛を受けて、世阿弥が能楽を芸能として大成した。

そののちも歴代将軍によって能楽は愛好され、やがて武家の式楽(しきがく)として各地の大名も能を催すようになった。

大和猿楽四座のうち、坂戸座(金剛座)から喜多(きた)が分かれ、ここに現在の能楽シテ方宗家がそろいます。

これら宗家には、能楽の演目と演出にあわせて工夫された面が備えられた。

南北朝時代から室町時代にはあらたな曲がつぎつぎ作られ、面の種類も増えていった。

いわば創造・創作の時代と言うことができる。この時期に作られた面は、造形的な魅力に富み、本面といってきわめて尊重される。

安土桃山時代以降の能は、型を伝える模倣・写しの時代となり、能面も本面の模作が中心となっていく。  

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