光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(H25.6.15) 茶の美術

2013年07月06日 | アート 陶磁器

トーハクの茶の美術コーナの展示から。

茶道については詳しくないので、作品写真はそれほど撮っていませんが、花生けを記事にして以降、気にして撮るようにしています。

まず解説を。

 

水指です。  照明が面白く、机に反射する光が美しい。

  

 

楽家四代目の一入の作「赤楽茶碗」。  初代の長次郎の「黒楽茶碗」とは違い、華はあるし、けれんみもある。

  

 

中国 景徳鎮窯の作品が多い。  ブランド信仰は昔からあったようです。 作品としては面白いデザインでお気に入りの一つ。

 

 

故郷の福岡の窯で、秀吉の朝鮮侵攻で連れてこられた陶工・八山が開いた窯。  帰国を嘆願しますが聞き入れられず、日本で亡くなった方です。

そのこととは無関係でしょうが、作品名が意味深です。

 

 

こちらも景徳鎮窯の優品です。

 

 

景徳鎮窯。  解説のとおり、日本からの依頼でつくられたものとわかります。

 

 

この徳利は以前にも紹介しました。 面白いデザインです。

 

 

木の葉型のデザイン、当時の日本の茶人は、他の人が持っていないものを注文して、自慢したのでしょう。

 

コメント
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