光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

プーシキン美術館展を観て

2013年07月07日 | アート 西洋画

7月6日(土)プーシキン美術館展に行ってきました。

夜間特別観覧会というブロガー向けの観覧会に応募し、抽選で招待していただいたものです。

夜のみなとみらい、横浜美術館も初めてでした。

ランドマークタワーの手前が横浜美術館です。  PUSHKIN美術館展という垂れ幕が小さく写っています。

 

パンフレットです。

 

 

夜間特別観覧会のため、特別に撮影許可がおりました。  ただし、作品の1点撮りは出来ないとのことで、会場風景的な紹介となります。

さっそく、第1章 17-18世紀―古典主義、ロココを 

 

入口にあるニコラ・ブッサンの「アモリびとを打ち破るヨシュア」

 

左端はロラン 「アポロとマルシュアスのいる風景」

 

左端はシモン・ヴーエの「恋人たち」

 

鑑賞者が見つめるのは、ジャン=パティスト・サンテールの「蝋燭の前の少女」

 

 

 

続いて 

◆ 第2章 19世紀前半―新古典主義、ロマン主義、自然主義

アングルの「聖杯の前の聖母」

 

アングルの影響が感じられるアレクシ=ジョゼフ・ペリニョンの「エリザヴェータ・バリャチンスカヤ公爵夫人の肖像」

 

 

左端はウジェーヌ・フロマンタンの「ナイルの渡し船を待ちながら」

 

中央のジャン=レオン・ジェロームの「カンダウレス王」を見る鑑賞者

 

ミレーの「薪を集める女たち」  小品ながら迫力があります。

 

 

そしてメインの

◆ 第3章 19世紀後半―印象主義、ポスト印象主義

クロード・モネの「陽だまりのライラック」

 

 

ルノアールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」    確かにいい絵です。

  

 

 

 

 

隣は同じくルノアールの「セーヌの水浴」

 

 

 

左はルイジ・ロワールの「夜明けのパリ」、 右はドガの「バレエの稽古」 

 

 

 

 

セザンヌの「パイプをくわえた男」(左)と「水浴」(右)

 

 

ゴッホ「医師レーの肖像」

 

 

ゴーギャン「彼女の名はヴァイルマティといった」(右)   同じくゴーギャンの「エイアハ・オヒバ(働くなかれ)」(左)

 

モーリス・ドニの「緑の浜辺、ペロス=ギレック」

 

 

◆ 第4章 20世紀―フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリ  は、なぜか撮影禁止。

そのため、特に気に入ったピカソの「扇子を持つ女」をWebサイトから引用します。  ピカソの圧倒的な構成力・強さに感動しますが、この作品では緑色の美しさに溜息。

実物を観ないとわからないと思いますが。

以上、開催に至るまでの経緯や、プーシキン美術館の経緯、コレクターの人々の話など聞けて面白かったのですが、長くなりますのでここまでにします。

次回は、プーシキン美術館展の前にみた横浜美術館のコレクション展を紹介します。 こちらは撮影OKでした。  優れた作品も多く堪能できました。

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