貧乏社畜サラリーマンの海外旅行記

長期休暇に有給休暇をくっつけて、
仕事と家族を日本に置き去り、海外旅行へ
貧乏社畜リーマンによる海外旅行記。

【中国・マレーシア・ブルネイ】2つの中国・小三通。金門島でレンタバイクの予定が・・・【四日目(前半)】

2013-01-16 | 2012年12月_中国・マレーシア・ブルネイ
中国・マレーシア・ブルネイ一人旅の四日目(前半)です。
[初日(前半)はコチラ]

本日は2つの中国を体感すべく、アモイから中華民国(台湾政府)が実効支配する金門島へ日帰り旅行です。
移動は東渡国際フェリーターミナルから国際フェリーを利用。

フェリー乗り場の入り口は2階にあります。


金門島まで片道160元(≒2300円)。

建前上は1つの中国ですが、もちろん大陸を実効支配する中華人民共和国と台湾と一部の島嶼部を実効支配する中華民国は別の国ですので、まずは中華人民共和国を出国。

出国後は免税店もあります。

出航時間になり出発。



船は台湾側の会社が運航していました。


途中の島に見えた「三民主義統一中国」の文字。
三民主義とあるので、中華民国の実効支配地に入ったようです。


中華民国に「入国」。

さて、金門島では準備編にも書いたとおり、JAFで作ってもらった中国語の翻訳さえあれば、日本の免許証で運転が出来ます。

ネットで事前に調べた感じでは、金門島側のフェリーターミナルにある観光案内所で紹介してもらえる模様。

というわけで、人民元から台湾ドルへの両替を済ませ、観光案内所へ。
ちなみに金門島側のフェリーターミナル内にある両替所での両替は人民元からしかできません。また、台湾ドルから人民元への再両替はできないようです。

自分「あのー、バイクのレンタルをしたいんですけど」
係員「金城に行けばショップがありますよ」
と、地図を指さしてくれました。
・・・・
・・・
・・
えっ、それだけ?
なんかネットで調べた感じだと、案内所の係員が電話でレンタバイクの店に電話をかけてくれて、ピックアップしてもらえたって体験記があったんだけど。

しかたがないので、タクシーで金城のレンタバイク屋へ。
4kmほどの距離で250台湾ドル(≒800円)。
まぁ、台湾のタクシーの相場を考えると、かなりぼったくられているような気もしますが。
ちなみに帰りに気づきましたが路線バスもあるみたいです。


で、運転手が連れて行ってくれたレンタバイク屋で申し込もうとすると、店員はおばあさん。
うーん、嫌な予感。

案の定、英語はまったく通じないようでタクシーの運転手を通訳に話しをすると、
「台湾のライセンスじゃないとダメ」
と言ってるとのこと。

いやいや、そんなはずはないとのことで翻訳文を見せるも、頭を振るばかり。
もちろん制度上は問題ないと思うのですが、周知がされていないようで、結局バイクレンタルを諦めることに。

で、ちょうどレンタバイク屋の近くにあった観光案内所で自転車を借りることに。

ちなみにレンタル代金は無料

ただ、元々バイクで周る予定だったので、計画は大幅な見直し。
でも気を取り直して出発。


金門島は古寧頭戦役や中国人民解放軍からの砲撃戦を受けたりと、当時の国民党政府の最前線となっていたことから、島内は軍事関連の見所が多く有ります。

古寧頭戦役で壮烈な最期を遂げた李光前将軍廟


大陸のほんの先に領土を確保できたのも、将軍達の勇敢な戦いの結果なのでしょう。


古寧頭戦役では日本人軍事顧問団も国民党軍の勝利に貢献したようです。


公園。


戦車が飾られていました。


中華民国の国章ですね。


当時使われていたものでしょうか。


園内には記念館もありました。


記念碑。


古寧頭へ。


古寧頭戦史館


当時の戦場の様子が描かれた絵。

四日目(後半)に続く。


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