先週の土曜日はNHKホールでN響の第九を聞きました。
今回はチケット取るまでもいろんなことがあって、仕事も当日の直前までとにかく忙しくて、
で、ようやく渋谷にたどり着いたら、発券が終わってない事に気付いて
セブンイレブンを探してセンター街を走って(オーチャードの裏にあった)
そこで開演10分前。NHKホールまでとにかく走って、
(第九は休憩がないので途中入場できません!!!)
開演2分前、入場口にたどり着いたら、
息を切らせ過ぎな私にもぎりのお姉さんが
「お客様、まだ5分前のベルはなっておりませんので、ごゆっくりお進み下さい」と
なだめて下さって(涙)
これ以上ない「ここに来られてよかった」気持ちで席に着きました。
久し振りの一階席、下手の端でしたが舞台が近く、第一ヴァイオリンからは10メートルぐらい。
その代わり管楽器が全然見えなくて、ちょっと残念でしたが。
ヴァイオリンはじめ、弦楽器が近かったからか、今回は第3楽章がとても楽しかった。
美しいアダージョを聞いて感激してました。
途中にピチカートでヴァイオリンーヴィオラーチェローと渡っていくところがあって、
ピチカートなのは知ってたけど、「こんな風に渡っていくんだ」って目の前で見て初めて分かりました。
座るところが変わると気付かなかったことに気付けたりするものですね。
あと、ここ最近、番組の予習でストラヴィンスキーとかチャイコフスキーとかをたくさん聞いてると、
ベートーヴェンの和音が平和すぎて身に沁みて、
第4楽章が来るまでにたっぷりあたたかい気持ちになってました。
そして第4楽章は、始まるとあっという間に終わってしまうジェットコースターのよう☆
あの有名なフレーズの変奏を楽しんでたら、合唱が始まって!
あとはもう、めくるめく大合唱にのまれるだけ・・・・・・。
今回改めて「大学生の皆さん」の合唱っていいなぁ、と思いました。生命力を力強く感じる!というか・・・・・。
ストレートに届くはつらつさが気持ちよかったです。
私も一度歌おうとしてから、といっても、先生について短期間練習しただけですが、それでもそのおかげで、第九の詞や言葉の意味が
少し分かるようになって、それがすごく第九の鑑賞を助けていて何度聴いても楽しいです。
いつか、ちゃんと歌えたらなぁ~☆
そうして何度も聴いてると、お気に入りの箇所もでてくるわけですが、それらを全部巡って、
目の前でヴァイオリンの皆さんが一斉に最後の一ページをめくって、
左半分だけになった楽譜にそってしきりに弓を動かしてるのを見てると、
ああ、大好きな第九が終わっちゃうなぁ~と寂しい気持ちになりましたが、
合唱も演奏もその頃にはクライマックス。
ブラボーの声もことさら大きく、たくさんの拍手に包まれて、楽しい第九鑑賞も終了!!
年の瀬をすがすがしく締めくくってくれたエド・デ・ワールトとN響の第九でした☆
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