田添菜穂子の一期一会

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N響2013年11月A定期「シモン・ボッカネグラ」

2013-11-13 12:51:50 | クラシック鑑賞

お仕事でNHKのスタジオに行く時にお隣のNHKホールへコンサートに行く人の流れがあると

「ああ、皆さんはこれからコンサートなんだなぁ、いいなぁ」なんて横目で見つつ

うらやましく思ってましたが!

先週8日金曜日は私もホールへ!

N響、サンティ指揮、ヴェルディのオペラ「シモン・ボッカネグラ」(演奏会形式)を聴いてきました。

 

簡単に言うのが難しいこの物語のあらすじ。

主人公の海賊シモン・ボッカネグラは貴族の娘マリアと女の子をもうけますが、

 マリアは父親フィエスコに連れ戻されて亡くなり、女の子も行方知れず。

25年後にボッカネグラは、成長した娘のアメーリアと奇跡的な再会を果たすも

敵も多く、側近に毒を盛られ、皆と和解しつつも亡くなってしまう・・・・・。

というものでした。

 

イタリア語で歌われ、あまりなじみのないあらすじを字幕追い追い聴くのは大変ではありましたが、

それでも、

ぐぐっとドラマティックに響く弦楽器のオーケストレーション、

アリアに寄り添う木管楽器のソロ、

もちろん大勢の歌手、合唱団の歌が

が素晴らしい、いい演奏会でした。

 

プロローグが終わり、第一幕の始まり、夜明けの海を描写したオーケストラの音楽では、

なんだかイタリアの海辺の雰囲気が浮かんできましたし、

2幕か3幕での合唱(二期会)の婚礼の音楽もとっても好きでした!

 

歌手では、アメーリアの恋人ガブリエレを演じたテノール、サンドロ・パークさんの

明るく朗々と伸びる歌声がとても素晴らしかったです!

 

物語の主題の家族愛にジーンときたのは、私だけではなかったんでしょうね。

特にヴォッカネグラが政敵フィエスコに「娘のおじいさんは君だ、よろしく頼む・・・」と和解し、

娘に看取られて、こと切れるシーンは、私の周りで聴いていたオジサマたちに

ぐっと来たようで、泣いてらっしゃる方もいました。

 

久し振りのオペラ!堪能の夜でした☆


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
司会お疲れさまでした。 (よしむね)
2013-11-21 07:42:26
着々と活躍の場が増えて広がっていますね。

海老名まで、いらっしゃったとは。

本当に、いずれ何処かで見に行った際は
お会いできそうですね。

楽しみにしてます☆
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Re:司会お疲れさまでした。 (tazoenahoko)
2013-11-24 16:28:48
よしむねさん、次の記事の神奈川フィル海老名公演のことですね!
そうなんです、神奈川フィルさんとはご縁が続いてありがたいですね。
神奈川、いろんなところに行かせていただいてます!
そのうちお会いするかもですね☆
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