今回、女川に行くまでもいろいろと考えてました。
仙台の東北放送で7年間勤めていたこともあって、
震災直後から『宮城のために何かできることはないか』と
思っていたのですが、2歳の子を持ちながら、仕事もしながら
できることは限られていて、もどかしい思いをもっていました。
そこに、局アナ出身者のネットワーク『局アナnet』の代表小田さんからのメールで『心のケアプロジェクト』を知りました。
『1日のみしか、できないながらそれでは意味がないんじゃないか?』
『生きることに精一杯の被災地は心のケアを今、必要としてるのか?』
そんな不安を実際に主催する『危機管理協会』の方に電話して質問すると、
『被災地に泊まる方が今は迷惑をかけてしまうこと』や
『いろんな避難所に声をかけて、「うちに来てください」と手を挙げてくださったところに
伺う』ということを聞き、また、危機管理協会が自衛隊のOBの皆さんを中心に作られていて、
今回の震災では陸路・空路で物資輸送をし、マスコミにも取り上げられるなど、
熱心に支援に取り組んでいることがわかり、『いま自分にできること』を考え、
参加を決めました。
朝6時に東京駅に集合して、戻ってきたのは午後11時すぎ。
雨が降っていたことや帰りは渋滞していたこともあり、
避難所にいられたのは結局2時間程度です。
自分が今回できたことに自信はありません。
絵本も少ししか読めなかったし、配ってきたのも大した冊数じゃないし。
カウンセラーでもないので、数人の方とお話したことで、皆さんの心がほぐれたかどうかわからないし。
でも、ある被災者の方が言ってくださったんです。
『東京から来てくれてありがとう。私たちのことを気にかけてくれたのがすごくうれしいです。』って。
気にかけてないわけないじゃないですか!
日本中が応援してますよ!って、思いますよね?
でも、私たちがいくら心の中で東北のことを毎日思っていても、
なかなか被災地の方にはその気持ちが実体として届かないのかもしれないな、と
その言葉を聞いて思いました。
私が想像していても毎日ニュースで見たり読んだりしていても、
現地を見た衝撃はものすごく大きかったのと同じで。
だから、そのことだけでも、『本当に復興を願ってますよ』って気持ちを
会って直接伝えられてその気持ちが本当に被災者の方に伝わっただけでも、
行ってよかったと私は思うんです。
ブログを読んでる方で、もし『行こうかな、どうしようかな』と思ってらっしゃる方がいれば、機会があれば、情報をつかんでぜひ現地で何か活動してみてください!
もちろん、行くことがかなわない方だって大勢いらっしゃると思います。
私はその気持ちもすごくわかります。
でも、行かなくても『自分にできること』って絶対あります。
『こんなこと・・・』って思わないでどうぞ、どんどんどんどん支援してください!
そして、その支援の手を緩めないで・・・。
私はまた避難所で何らかの活動ができたらと思っています。
危機管理協会は、今のところ5月の14、21日と、一日ボランティアを募集しています。
これからも私なりの何かで支援していくつもりです。
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TBC時代からずっとファンでした
今回のことで、田添さん、生駒さん、根本さん、伊勢さん、懐かしいみんなが心配して、いろいろ行動してくださっていること、とても嬉しく思っています
まだまだ長い時間がかかります
これからも、少しずつでかまわないので、ずっと宮城、東北を応援してくださいね
田添さんも、新しいお仕事でのご活躍を、宮城から応援しています
小学校の頃のことが思い出されて懐かしくなるね!
姉が役場に勤めていて、保育園の先生達とも仲が良いらしく、実家に帰ると、受け持ってくれてた先生が、家に遊びに来てたりして、
「泣き虫よし君が立派になって!」
なんて泣きながら言われてるよ!
30年も前のことを言われても・・・って感じだけど。
今は、園長先生になられてるらしいよ!
大人になってからも会う友達は、高校からの友達ばかりで、小中学校の友達とは会う機会がほとんどないから、たまには会いたいよね!
機会があれば、プチ同窓会でもできるといいね!
被災地のレポート読ませてもらいました。
田添さんの言葉に表し切れない気持ちも伝わってきたよ。
読んでて、涙が出てきました。
ただ、その涙が何の涙なのかは、自分でもはっきりは分りません。
被災者の方達の辛い気持ち、それに対する同情、家族への思い、自分自身のこと・・・、様々の思いが入り混じって、自分の中で整理しきれない感じです。
今回の震災が被災者の方達に与えた苦痛、そして、奪い去ったものは計り知れないけど、自分を含め被災していない人達に与えた衝撃も計り知れないものです。
これまでの人生、そして、これからの人生の生き方を大きく左右する出来事だと思います。
田添さんのレポートを読んで、一番感じたことは、思いだけでは何も伝わらないし、何も届かないってことです。
思いはカタチにしないといけないね!
私も、どんなに小さいことでも、カタチのある支援を続けます!
仕事と家庭の両立で大変だと思うけど、東北の復興を願って、お互い頑張りましょう!
よしむねです。
仙台のことは、とても気になってました。
ただ、正直、簡単に大丈夫ですか?
と、尋ねることが軽々しく思えて
控えてました。
女川まで行かれた内容拝見しました。
何かひとつでも行動することで、
伝わることが伝わると思います。
何もしなければ、伝わらないし。
私事としては、会社関係の学校仲間が
福島に2名居りまして、
物資をまとめて皆で送りました。
仰るように支援を緩めずに
継続が大事ですよね。
東京ではニュースで震災以外のことも報道されるようになりました。
ある意味、3月11日以前の状態に戻りつつあるなぁと感じていた頃だったので、
今回の田添さんのブログには、改めて思い知らされました。
まだなにも終わってもいないし、始まってすらいない方もおられるんだなと。
もちろん、ニュースでもそういう報道はされていますし、
頭では分かっているつもりでした。
でも、その理解は、あくまでニュースという媒体を通しての理解でした。
たぶんここには書ききれなかったこと、伝えきれなかったことが、
まだまだたくさんあるのだと思います。
でも、田添さんの思いは十分に伝わってきました。
どういう涙かは分かりませんが、私も読んでて涙が出てきました。
これからも皆ができることをできる限り継続して行っていく。
どういう形であれ、支援を続けていかなければいけませんね。
私もできることを行っていきます。
女川に行って来られたんですね。
細くても長く支援していくことが
風化させないという意味においても
大切なことだと思います。
僕も知り合いが多くいて、
ずっと気がかりだったんですが、
これまでなかなか現地に足を運べずに
いました。
ようやく、今週末から数日間だけ
仙台に行こうと思います。
といっても、お見舞い程度なんですが・・・
被災者の方々の闘いはまだまだ
序盤戦なんだと思います。
お互い宮城に恩がある身として、
コツコツと支援を続けて行きましょう!
コメントありがとうございます。
覚えてくださっててありがとう。
みおちゃんもいこまちゃんもみんな宮城のこと、心配してるし応援してますよ。
そして、できることをそれぞれやろうとがんばってます。
私は宮城とのつながりは今年で12年になります。たくさんお世話になったから、長くその恩返しをできたらと思っています!!
いち仙台市民さんもどうぞお体にお気をつけて
お過ごしくださいね。
そうか、お姉さんは役場にお勤めなのね。
先生と会えるのもいいね。私も妹の子供が生まれたから、2ヶ月以内には実家に少しだけ行ってくるつもりだけど、姪が行ってるからお迎え行ったりして会ってこようかな。
ほんと、同窓会でもできるといいねぇ。
読んでくれてありがとうね。
被災地にはいろんな状況の方がいて、
その置かれてる環境を見聞きするといろいろと考えさせられるよね。
失くされたものを取り戻してあげることは
私たちにはできないけど、寄り添い、一緒に前を向くことはできるのかな、と。
私のつたない文章でも、思いが伝わって、とてもうれしいです!
個々にできること、やっていきたいね!
気持ちわかります。
私もしばらく連絡を取ってない塩釜の友人に
『元気?』と聞いて深刻な状況だったとき、
受け止められる自信がなくてなかなかメールできませんでした。
でも、メールするとみんな『・・・・だけれども、元気よ』と困難ながらがんばっていることを報告してくれて、なんだかこちらが勇気をもらうことがほとんどだなぁと感じます。
福島はまた、原発もあり、大変ですよね。
よしむねさんも皆さんで協力して支援なさってて素晴らしいですね。
支援って一人でできることって限られてるから、仲間で協力し合えるっていいなぁとおもいます。
長文で乱文なのに読んでくださってその上、何か感じ取ってくださって、うれしいです。
息子が保育園に行ってる間に急いで書いちゃったので、ははは。
仙台にいる後輩が『まだまだ復興に時間がかかるからこれからも全国、全世界からの支援がたよりです。』
といってたけど、あの風景をみてからはそれが大げさでなく不可欠なことだと感じました。
支援するほうも励ましあいながらがんばりましょう!!
お久しぶり。元気に暮らしてた?
それこそ、東京に応援でも来てるんじゃないかと思って忙しいかな、とメールするのを躊躇してました。
そうか、今週末行くのね。
89くんはきっと私より県内くまなく行ってるだろうから、その土地その土地でいろいろな思い出があってつらいね。
また、なかなか距離もお仕事もあって現地入りできず、やるせない思いを感じてたのではない?
仙台は東部道路より西はかなり普段の生活が戻ってるように感じたよ。
私も新幹線開通したから、単独で平日日帰りでもできたらな、とも思ってます。
それは、お見舞いベースなんだけど、でもがんばってる友人に一目会いたいのも正直なところ。考えただけでうれしい再会になりそうで泣きそうになります。
よかったら、どこ行ったか、89くんが何を感じたか教えてくれるとうれしい。
気をつけて行ってきてね。