東京バレエ団の「ロミオとジュリエット」を金曜日に見てきました!
この演目も番組で紹介して以来、一度生で見てみたかったもの!
とてもよかったです!し、要所要所で泣けました・・・・・・。
この日は主演がハンブルクバレエのエレーヌ・ブシェさんとティアゴ・ボアディンさんでしたが、お二人のパドドゥがバルコニーの場面も寝室の場面も最期の墓所の場面もすべて素晴らしかったです。
お互いの「相手のことがいとおしくて仕方がない」様子が、あふれるように伝わってきました。
また、振付のノイマイヤーさんや今回指導された方々のインタビューで読みましたが、このノイマイヤー版は登場時間が少なくとも、登場人物一人一人に名前があるとのこと。
それぞれがドラマを構成するのに重要だと尊重されていることの表れとも感じます。
そうした細やかな演出からでしょうか。子供から大人までかなり大勢の方が出演するにもかかわらず、全員が魅力的に舞台上で「生きていた」のが印象的でした。
衣装も素晴らしかった!中世の教会のフレスコ画から飛び出してきたかのような美しい色合いの衣装でした!
音楽は、大好きなプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」でした。
(この曲を使わないバージョンの「ロミオとジュリエット」のバレエも結構存在すると知って逆に驚いたばかりですけど・・・・・・)
指揮のベンジャミン・ポープさんは世界中のバレエ団を指揮している方なんだそうですが、今回とてもテンポが速くて少し驚きましたが、もちろん素晴らしかったです!!
マシュー・ボーン作品を振っているとのことで合点がいきました。
マシューさんの作品はテンポが早いことで有名らしいのです。
(詳しくは、来週の「DJクラシック」で☆)
演奏の東京シティフィルも素晴らしかったです!ステキだったので気になってピットの中を客席から何度も見て、舞台上の話の展開が一瞬わからなくなることもあったぐらい(笑)
ブラボー☆
これが初演の東京バレエ団。
素晴らしいレパートリーが加わったことは、バレエファンとしてはうれしい限りです☆
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