言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

良い1年の作り方

2020-12-31 08:11:00 | 日記
毎年、29日が仕事納めで、

30日が大掃除の後、我が家の忘年会です。


仕事“納め”

「納める」しかるべきところに入れる

「収める」好ましい結果を手に入れる

「治める」混乱が起こらないようにする

「修める」自分を高める努力をする

年内最後の仕事をなぜ“納め”と言うのでしょう。

農作物を納めていた時代の名残でしょうか。

忘年会はなぜ“忘”という漢字を使うのでしょう。

少し調べると、「1年間の苦労を忘れる会」とありました。

意図的に忘れるのは難しいので、苦労を記憶に定着させないようするしかないと思います。

記憶は感情を伴うと残ります。

苦労した時に負の感情があれば記憶に残ります。

記憶に定着するかどうかは脳の海馬が必要かどうか判断します。

判断材料は必要な記憶かどうか。

つまり、使う記憶は残して、使わない記憶は忘れていきます。

苦労や嫌な出来事があって、それを言葉に出したり、思い出せば出すほど負の記憶は定着してしまいます。

忘年会は嫌な出来事の話はしないで、楽しかった話を沢山すると、後に2020年は年だったとなります。

今日は1年最後の日

今年の良い思い出を沢山話して良い1年を作りましょう😊




こんな夜更けにバナナかよ

2020-12-30 07:41:00 | 映画
昨日、映画、“こんな夜更けにバナナかよ”を見ました。

あらすじは10代で筋ジストロフィーという難病になり、20歳には亡くなると言われていた鹿野さんの実話です。

筋ジストロフィーとは筋肉が徐々に機能しなくなる病気です。

最期は呼吸や心臓の筋肉が弱り死にいたります。

鹿野さんは20歳をゆうに過ぎて、親元を離れ自立生活を送られています。

話すこと以外、全て介助がいります。

鹿野さんはボランティアを集い24時間介助を依頼して生活しています。

鹿野さんとボランティアスタッフの人間模様や生活の様子が描かれた作品です。


“できない事はお願いしたらいい”

“俺のわがままは命がけなんだよ”

“常に介護されいるけど、ここは自分の家なんだよ。気なんて使いたくないね”

“医師のあんたも仕事が終われば家に帰るだろ。俺も家に帰る”

“話すことが唯一の武器なんだ”

常に前向きで、自分にも他人にも素直で夢を追いかけている鹿野さんの所にボランティアは集まります。

障がい者をサポートするというより

友人と一緒に闘病するといったスタンスです。

私は訪問看護ステーションで働いています。

この映画では病院での医療従事者しか出てきませんが、

鹿野さんのように最期まで自分らしく生きられるように何ができるかを考え仕事をしたいと思いました。

仕事目線で見てしまったので、感動の涙は出ずにやる気が溢れてきました😊

友達不要論

2020-12-29 07:04:00 | 日記
昨日、年賀状を書きました。

遅くなってしまいました。

私は実家を出て県外に住んでいます。

毎年、12月31日に地元の居酒屋に小学生の頃からの友人と集まります。

何の連絡も取り合わないけど、

毎年、10人程度集まります。

1年で1番笑う日です。

離れてる私にとってかけがいのない1日です。

最近、友人は不要で、仲間が大切だという話を聞きました。

つまり、愚痴をこぼし合い、昔話をするだけの友人は不要で、

目的や夢などを共有したり、共感し合える仲間とのつながりは必要という事です。

概ね、この意見に賛成ですが、

1年に1回、顎が痛くなるくらい笑う大晦日で私はバランスをとっていました。

今年はコロナで参加できそうにありません。

凄く残念です。

会いたい気持ちを年賀状に書きました。

年賀状の不要論もありますが

1年に1度、その人に想いを馳せる。

私にとって大切な時間です😊



えんとつ町のプペル

2020-12-28 08:39:00 | 映画
昨日、家族全員で映画えんとつ町のプペルを見に行きました。

3歳の息子が約2時間集中して見る事ができ

小学生の娘と私は号泣でした。

私が感動しま理由は2つあります。

1つ目は映画自体が素晴らしかったからです。ストーリー、アニメーション、声優のキャスト、どれも良かったです。

登場人物のキャラクターやメッセージ性も確立されており

見る人、各々が感情移入できる登場人物がいて感動につながります。

2つ目は、原作、脚本、総合指揮の西野亮廣さんを前から応援していたからです。

ビジネス書も数冊読みました。YouTubeもよく見ます。

楽しいことを前向きに進めていく姿に共感ができ、

この映画は、そんな西野さんの苦労も含めた想いが凝縮されていると感じました。

あらすじは

煙突だらけの町は煙で空が見えなくなっています。海に出ることも禁止されており、人々は外の世界を知りません。
主人公は星を見たと言って、異端者となった父の言葉を信じて、ゴミ人間のプペルと一緒に人々に星を見せるために冒険に繰り出します。

可能性を、自分を信じて、周りの反対や、自分の言い訳を捨てて、やりたい夢に向かって突き進む。

素晴らしい映画でした。

子どもに見せて良かったです😊

風の谷のナウシカ

2020-12-27 08:21:00 | 映画
我が家ではクリスマスに家族全員で映画を見る習慣があります。

今年は“風の谷のナウシカ”を見ました。

私はかなり久しぶりに見ました。

何度見ても素晴らしい映画です。

この世界観を作られた宮崎駿さんの頭の中を見てみたくなりました。

宮崎駿さんは今のコロナが流行ってる世界をどのように感じておられるのでしょうか。

映画のあらすじは私が書くまでもないので省略します。

大人になって見た感想は

主人公のナウシカのリーダーシップが理想的であると感じました。

○将来を考えるビジョン
→腐海の森の原因を1人で研究して、共存、元の地球に戻る方法を考えていた。

行動力、技術力、勇気
→危険な仕事も自らが先頭に立ち、難しい場面でも勇気を示して行動する。戦闘力や操縦の技術もNo.1

○決断力
→迷いなく、即決。指示も明確。

○人の心を掴む。愛、承認の心がある
→人を思いやれて、村人に絶対に信頼されている。自己犠牲の精神も持ち合わせている。

私はリーダーの役割はまだないですが、もし、そういう日がくれば

ナウシカを手本としたいです😊