リハビリではよく鏡を使います。
身体や舌などの口腔器官を動かす時に
鏡に映して、フィードバックして、自分の動きを認知させます。
鏡で脳を騙して動かない手を動いていると錯覚させる方法もあります。
言語聴覚士の領域では鼻息鏡という鏡を使います。
これは話す時や息を吹く時に、本来は鼻から息は漏れないのですが、疾患の後遺症で
鼻から息が漏れることがあります。
鼻息鏡を鼻の下に置いて、呼気や発声時の鼻からの息漏れを確認します。
息が漏れると鏡が息で曇ります。
鼻から息が漏れると飲み込みや発声がうまくいかなくなる原因となります。
自分の周りにいる人は自分の平均の人といいます。
自分が選んでる人が鏡の役割をしています。
他人を認めない人は自分自身を認めていないといいます。
自分が使う言葉や行動が鏡の役割を果たします。
自分がどのような人か知る為には、周りの人や周りの人にどのように接しているかで分かります。
反対に考えると、
なりたい自分に近い人と付き合いようにして、周りの人を認める言動を行えば、
理想の自分に近づき、自分を認める事ができます。
鏡を利用して脳を騙して、脳に仕事をさせる、リハビリと一緒ですね😊