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言語聴覚士の独り言

猫の恩返し

昨日は三連休の最後に映画を観ました。

1番下の息子が4歳となり、かなり集中力がついてきたので、家族全員で観る事ができました。

ジブリ作品の『猫の恩返し』を観ました。

あらすじは女子高生のハルが猫の王子様(猫の王国が別次元にあります)を助けます。

猫の王様がお礼をしたいと言って猫の王国へ連れていきます。

猫の王国に行くとハルは猫になってしまいます。

そして猫の王様は恩返しではなく自分の妃にしようとします。

ハルは“耳をすませば”に出てきた猫の伯爵バロンとムタ、幼少期に救った猫に助けてもらいながら脱出を試みます。

猫が言葉を操り、お酒を飲んだり新聞を読んだり人間のように二足歩行もします。

しかし、どことなくドジで抜けている描写が多いです。

そして、語尾が“にゃん”となる猫語がかわいいです。

この映画のメッセージは“自分の時間を生きているか”

主人公は優しく他人に合わせてしまう性格です。

また学校で遅刻をしたり、恋が上手くいかなかったりとよくない事が続いていました。

あげくに猫の恩返しのはずが猫にされ猫の王様の妃にされそうになります。

「猫の国は自分の時間を生きていない奴が行く所さ」

というセリフがあります。

ハルは全ての出来事を自分ではどうすることもできないと感じていたのでしょう。

しかし、幼少期の猫や猫の王子様を助けたのは自分で、大きな流れの中ではハルは自分の時間を生きています。

この事にハルは猫の国から帰って気がついたのか

遅刻をしないようになり、片思いの人が恋人と別れた話を聞いても動揺しません。

他人や環境がどうであれ自分軸で考える重要性が描かれていました。

子ども達には分からなかったかもしれませんが(中1の娘は何か感じていてくれたら嬉しいです)素晴らしいメッセージを伝えてくれた映画でした😊







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