昨日は失語症カフェにスタッフとして参加させていただきました。
私は当事者の方々が自己紹介やゲームを楽しまれている間、家族の座談会の司会を担当しました。
当事者の方は言葉を失い、半身麻痺となり日常生活が激変して、大変な思いをされています。
想像しても理解することは当事者にしかできないのかもしれません。
失語症の認知度は世間ではまだまだ低く、サポート体制も整っていません。
また、見た目は失語症だとわからない為、配慮を受ける事もありません。
中には認知症と間違われる人も少なくありません。
しかし、昨日は言語聴覚士が主催の失語症カフェでした。
失語症の方々が主役で会話やゲームを楽しまれました。
主役でした。
失語症はコミュニケーションが不自由になります。
コミュニケーションは相手が必要です。
ある日突然、パートナーや家族が失語症となり一番近い人と会話が上手くできくなる。
また当事者は落ち込み、身体介助も始まります。
家族も大変な想いがありました。
失語症の認知度が低いため、その家族がフォーカスされる事はありません。
昨日、私は話を聞くだけしかできませんでした。
しかし、同じ境遇の方で話し合う事で共感が生まれ、笑顔もありました。
また、発症して間がない方が先輩の話を熱心に聞かれていました。
当事者をサポートするのは当然ですが、
支援者をサポートするのも同じ位大切だと思います。
病気や災害だけに限らず、直接のサポートができない事や場合でも
応援している人を応援することはできるのかもしれません。