先日、立山美女平の森で自然観察会がありました。(今回はその時の後編)
毎年、富山県ナチュラリスト協会が同じ時期に開催しています。
自然散策路への入口
美女平駅前にある出迎え杉
今年暖冬で積雪少なかったようですが、枝が根元からちぎられるように折れていました。
雪が重たかったのでしょうか・・・この迫力?のある折れ方は凄い。
ちなみに、松や杉、針葉樹(常緑樹)であるが、冬の時期は折れやすい。
朽ちた樹に芽生えたブナの幼樹
毎年定点観察していた立山杉の幼樹・・・残念でしたが枯れていました。
これは昨年同じ頃に撮った写真です。
幼樹はとは言え、これでも10年近くたっています。
昨年の一ヶ月ほど続いた乾燥・猛暑に耐えられなかったようです。
近くの立山杉(火炎杉)の巨樹の洞には、ヤマウルシかナナカマドの幼樹が育っていた。
今後、これを観ていこう。
自然解説員のミニトークで冬眠から目覚めて水芭蕉を食べる熊の話があった。
そのシーンを撮った写真を見させて頂いた。
水芭蕉を食べる生態については、諸説があります。
森の環境のバロメータにもなる地衣類のヘラゴケ
乾燥していて、分布も狭まったようだ。(昨年と比べると)
↓は昨年の同時期に撮った写真。
森の中を散策すると、まだまだ生態の不思議・驚きを 発見できます。
ご覧頂きありがとうございました。
By 立山の麓から
観察会参加したかったです。懐かしいです。
お庭にたくさんの山野草楽しませてもらっています。クロバナロウバイ、ミヤマオダマキかろうじて家にも咲いています。