今日は朝から何もなし。
プライベートでの用事もなんにもなかった。
久々にゆっくりと、頭痛がしてくるまで音楽聴きました。
投稿するネタもないし、聴いたアルバムの中から5枚ほどサラッと・・・・・。
Sarah Vaughan(サラ・ヴォーン、vo)がJoe Pass(ジョー・パス、g)と組んでのアルバム、Crazy & Mixed Up。
邦題で「枯葉」だったっけ?。ジャズを聴き始めのころから聴き続けている愛聴盤。
スキャットのみで迫る枯葉は圧巻で、Joe Passのソロの後にSarah VaughanがJoe Passのフレーズに追随するように同じ譜割りのフレーズを歌い始めるところがある。
それを聴いて初心者ながらに「ああ、この人たちはこんなに激しい演奏の最中でも、お互いの音をちゃんと聴いてるんだ」って感心した記憶がある。
当たり前なのにね(笑)。
これはジャズ聴くなら誰もが聴いておくべき定番でしょう。
Chick Corea(チック・コリア、p)の92年東京でのライブ盤、Live From Blue Note Toky。
アコバン(Akoustic Band)名義だけど、ドラムが助っ人のVinnie Colaiuta(ヴィニー・カリウタ)が参加してる。
このアルバムでのVinnie Colaiutaはいい。シンバルレガートのアタックが凄く繊細にコントロールされてて、ビートの1音1音が艶っぽい。雑な感じがまったくない。
ソロの時は対照的にワイルドでラフなフレーズを叩く。この対比が凄くいい。
7、8年前に聴いて、こんなスゲェドラマーがいたんだなぁって、衝撃を受けたアルバムです。
Hey There!。
The Three Soundsって知ってます?。一時期イージーリスニング路線に力を入れたBlue Noteの看板スター的な人気を誇ったピアノトリオ。これはその61年のアルバム。
あまりジャズファンから見向きされないので、僕がこの人たちを知ったのもジャズにのめり込んでから5年ほど経ってからです。
気楽でいいよ。深遠な芸術表現といった要素からは程遠いと思うけど、凄ーくリラックスしてていい。
61年なんてハード・バップからモード、フリーへと移行していく過渡期の混沌とした時代で、残されたアルバムも長時間聴くと気が滅入ってくるようなの多いんだけど、この人たちはいいね。あっけらかんとしてて。
そりゃ超絶技巧を尽くした素晴らしい演奏とはいえないけどさ、ジャズファンはもうちょっとこの人たちに注目しても良いと思う。
大好きなMichel Camilo(ミシェル・カミロ、p)の、これは最近作だと思う。Live At The Blue Note。
鍵盤ぶっ叩き系のピアニストだけど、タッチはコントロールを失う事が絶対似なくて凄くきめ細かい。また、サルサのような突き抜けた明るさのラテンではなくて、どこか色っぽさと哀愁がある。この人はホント大好きです。
定番ナンバーのOn Fireではラテンのリズムマジックを遺憾なく発揮してくれます。
サンバっぽいリズムが流れてて、16中心にストレートなビートなのに、ある時突然「あれ?、これって跳ねてる?」とか気づいたり。「あれれ?、先まで跳ねてたはずなのに・・・・・」とか・・・・・実はベースが4つ打ちを弾いてたりするのね。
ドラムはHoracio "El Negro" Hernandez。
これはお薦めですね。
Art Pepper First Live In Japan。
77年、Art Pepper(アート・ペッパー、as,ts,cl)がCal Tjader(カル・ジェイダー、vib)のツアーのゲストとして初来日したステージのライブ盤。なぜPepper名義になっているのかは良くわからん(笑)。
このアルバムはManha De Carnaval(カーニバルの朝)、この1曲に尽きる。映画「黒のオルフェ」自体は見ていないので、どういった内容なのかは知らないんだけども大好きな曲。その中でもこのテイクはかなりいい。
カーニバル当日、まだ明けきらない朝焼けのリオの、熱狂と興奮への期待を密めつつ静まり返っている街並みが見える。どこか裏寂しい空気を感じさせる・・・・・個人的にこのテイクは名演に数えられています。
これを聴いて今日は寝るか。
ハイ、今日はこのくらいにしておきましょう。
この「アルバム5枚紹介」は3回目だけど、これをやる時って実はどうしようもなくネタがない時なのね。
このブログを立ち上げてからほぼ毎日投稿をしてきたけど、そろそろ限界でしょうか・・・・・。
明日はいいネタを思いつくといいなぁ(笑)。
ではでは。
プライベートでの用事もなんにもなかった。
久々にゆっくりと、頭痛がしてくるまで音楽聴きました。
投稿するネタもないし、聴いたアルバムの中から5枚ほどサラッと・・・・・。
Sarah Vaughan(サラ・ヴォーン、vo)がJoe Pass(ジョー・パス、g)と組んでのアルバム、Crazy & Mixed Up。
邦題で「枯葉」だったっけ?。ジャズを聴き始めのころから聴き続けている愛聴盤。
スキャットのみで迫る枯葉は圧巻で、Joe Passのソロの後にSarah VaughanがJoe Passのフレーズに追随するように同じ譜割りのフレーズを歌い始めるところがある。
それを聴いて初心者ながらに「ああ、この人たちはこんなに激しい演奏の最中でも、お互いの音をちゃんと聴いてるんだ」って感心した記憶がある。
当たり前なのにね(笑)。
これはジャズ聴くなら誰もが聴いておくべき定番でしょう。
Chick Corea(チック・コリア、p)の92年東京でのライブ盤、Live From Blue Note Toky。
アコバン(Akoustic Band)名義だけど、ドラムが助っ人のVinnie Colaiuta(ヴィニー・カリウタ)が参加してる。
このアルバムでのVinnie Colaiutaはいい。シンバルレガートのアタックが凄く繊細にコントロールされてて、ビートの1音1音が艶っぽい。雑な感じがまったくない。
ソロの時は対照的にワイルドでラフなフレーズを叩く。この対比が凄くいい。
7、8年前に聴いて、こんなスゲェドラマーがいたんだなぁって、衝撃を受けたアルバムです。
Hey There!。
The Three Soundsって知ってます?。一時期イージーリスニング路線に力を入れたBlue Noteの看板スター的な人気を誇ったピアノトリオ。これはその61年のアルバム。
あまりジャズファンから見向きされないので、僕がこの人たちを知ったのもジャズにのめり込んでから5年ほど経ってからです。
気楽でいいよ。深遠な芸術表現といった要素からは程遠いと思うけど、凄ーくリラックスしてていい。
61年なんてハード・バップからモード、フリーへと移行していく過渡期の混沌とした時代で、残されたアルバムも長時間聴くと気が滅入ってくるようなの多いんだけど、この人たちはいいね。あっけらかんとしてて。
そりゃ超絶技巧を尽くした素晴らしい演奏とはいえないけどさ、ジャズファンはもうちょっとこの人たちに注目しても良いと思う。
大好きなMichel Camilo(ミシェル・カミロ、p)の、これは最近作だと思う。Live At The Blue Note。
鍵盤ぶっ叩き系のピアニストだけど、タッチはコントロールを失う事が絶対似なくて凄くきめ細かい。また、サルサのような突き抜けた明るさのラテンではなくて、どこか色っぽさと哀愁がある。この人はホント大好きです。
定番ナンバーのOn Fireではラテンのリズムマジックを遺憾なく発揮してくれます。
サンバっぽいリズムが流れてて、16中心にストレートなビートなのに、ある時突然「あれ?、これって跳ねてる?」とか気づいたり。「あれれ?、先まで跳ねてたはずなのに・・・・・」とか・・・・・実はベースが4つ打ちを弾いてたりするのね。
ドラムはHoracio "El Negro" Hernandez。
これはお薦めですね。
Art Pepper First Live In Japan。
77年、Art Pepper(アート・ペッパー、as,ts,cl)がCal Tjader(カル・ジェイダー、vib)のツアーのゲストとして初来日したステージのライブ盤。なぜPepper名義になっているのかは良くわからん(笑)。
このアルバムはManha De Carnaval(カーニバルの朝)、この1曲に尽きる。映画「黒のオルフェ」自体は見ていないので、どういった内容なのかは知らないんだけども大好きな曲。その中でもこのテイクはかなりいい。
カーニバル当日、まだ明けきらない朝焼けのリオの、熱狂と興奮への期待を密めつつ静まり返っている街並みが見える。どこか裏寂しい空気を感じさせる・・・・・個人的にこのテイクは名演に数えられています。
これを聴いて今日は寝るか。
ハイ、今日はこのくらいにしておきましょう。
この「アルバム5枚紹介」は3回目だけど、これをやる時って実はどうしようもなくネタがない時なのね。
このブログを立ち上げてからほぼ毎日投稿をしてきたけど、そろそろ限界でしょうか・・・・・。
明日はいいネタを思いつくといいなぁ(笑)。
ではでは。
お久しぶりです、ヒャクハチです。
『枯葉』は自分がジャズを聴き始める要因になった曲で、
最初にTAROさんにご指導を戴いた時にも
Sarah Vaughanの事を教えて頂いたんですが、
Eddie HigginsとWynton Kellyで一先ず満足してしまい
ずっと手を付けないままだったんです。
で、先日HMVで視聴出来る機会が在って、
ようやく耳にしまして。
「何だコレ!?」と圧倒されました。
声の力だけで、ぐいぐいと引っ張り上げられて、
背後から演奏がどーんどーん突き上げているようで。
この勢いはどこで変化するのかなと思っているまま
そのまま天井を突き破っていくパワフルさで。
力任せなのに一発一発が致命的なジャブと言うか。
僕の例え方こそ致命的ですが、
聴かず終いにならずに済んで良かったです。
色んなアーティストに使い古された
曲なんでしょうけれど、
やっぱり僕にはジャズといったら『枯葉』です。
余談ですが、先日のジョアン、行って参りました。
囁きひとつが大きなシャボン玉のようでした。
Sarah Vaughanの枯葉、お気に召しましたか。
これは結構衝撃ですよね。
どこが枯葉や!なんて(笑)。
枯葉はジャズといったら一般の人が答えられる数少ない局ですよね。
他に何があるだろ・・・・・A列車とか、ニューヨークニューヨークとかかな・・・・・。
ジョアン行きましたか。いいなぁ・・・・・。
僕は経済的な理由でここ最近ライブにはいけないでいます。
いいなぁ・・・・。
僕も早くローン返さなきゃ(笑)。
特に、『Misty』は彼女の歌だと思っています
彼女以上のMistyを未だ聴いたことはないです
それでは、また寄らしてもらいます
僕がこの曲にのめりこんだのはKenny Drew(p)のKenny Drew By Requestに収録されているテイクを聴いてからです。
SarahのMistyって、Quincy Jonesと組んだオーケストラをバックにしたやつでしたけ?。
はるか以前にベスト盤で聴いた記憶があります。
引っ張り出して聴いてみますね。