ネタがない・・・・・ってよか、書こうと思っていたテーマはいくつかあったんだけど、文章にまとめきれなかった。
大抵考えずにその場で取り留めなく書いていくんだけど、考えてまとめないと文章が書けないって事は今日は不調だって事でしょう。
無理せず「今日聴いたアルバムの中からあれこれ」をやります。
Michel Petrucciani(ミシェル・ペトルチアーニ、p)、Steve Gadd(スティーブ・ガッド、ds)、Anthony Jackson(アンソニー・ジャクソン、b)のトリオによる「Trio In Tokyo」という、97年の東京でのライブ録音。
Petruccianiはいい。この人のどんなアルバムでも常にフレーズが歌ってる。歌う事を決して忘れない。
ロマンティシズムっていうのかな・・・・・暗さがなくて、底抜けに明るいのでもなくて・・・・・いつでもさり気なく力みのない、そよ風のようなピアノ。
どんな音楽にも常に柔軟に対応してみせる幅の広いピアニストだけど、その中にも常にこの人の清涼感、清々しさは失われる事はない。いつどこで誰と、どんな曲をやってもね。
やっぱ好きだね。この人のピアノは大好きだ。
大好きな超絶技巧ヴォーカリスト、Al Jarreau(アル・ジャロウ)の有名なライブ盤「Tenderness」。
聴く度に、音楽が「音を楽しむ」事だっていう、至極当たり前のことをこんなにも新鮮に思い出させてくれる、文句なしに楽しいアルバムです。こんなに遊び心に溢れたアルバムは手持ちの中でもちょっと思いつかない・・・・・。
メンバーもたまらない。
Michael Brecker(マイケル・ブレッカー、ts)、Marcus Miller(マーカス・ミラー、b)、Joe Sample(ジョー・サンプル、p,key)らの豪華レギュラーメンバーに加えて、Kathleen Battle(キャサリーン・バトル、vo)とDavid Sanborn(デイビッド・サンボーン、as)をゲストに迎えてという、もう最強メンバーといっていい布陣で、各々が好き勝手に遊びまくるお祭りのようなアルバム。
My Favorite ThingsでKathleen Battleがデュエットで参加。Al Jarreauとオペラ歌手のデュエットという・・・・・チグハグかつシュールな世界。
このトラックでのBreckerのソロは泣ける!。
「Death And The Flower」、邦題は「生と死の幻想」。
言わずと知れた74年、Keith Jarrettのカルテットによる大名盤ですね。
これ初めて聴いた時ね、John Coltrane(ジョン・コルトレーン、ts,ss)の「A Love Supreme」(至上の愛)をなんとなく思い出したのさ。
「あ、この人ってこういう人だったんだぁ」みたいな(笑)。
至上の愛みたいにグログロメネメネではないんだけど、これも結構宗教がかってるイメージがあるんだよね。コーランの朗唱とかが聴こえてきそうな・・・・・エキゾチックな感じ。
キリスト教圏でなくて、イスラム教や仏教圏の思想を想像させるような。そうかと思うとヒスパニッシュ系の情熱的なフレージングが見え隠れしたりゴスペル調に流れ込んだりとか・・・・・ね。
当時は「不思議な音楽だなぁ」って思ったもんだけど、久しぶりに聴いてもやっぱり不思議でした(笑)。
Milt Jackson(ミルト・ジャクソン、vib)の64年の録音「Jazz 'n' Samba」。
タイトルの通り、前半は比較的ストレートアヘッドなジャズを、後半はアッサリさくさくライトな感覚のサンバやボサをやってる、リラックスした好演です。
本人のアーシーさ、ジャズの都会的な香り、そしてボサの土の臭いが交じり合ってなんとも落ち着いた不思議な感じ。
Milt Jacksonって人はソウルフルだと思う。とことんソウルフル。フレージング自体はこれでもかってほどブルージーなんだけど、ヴァイブという楽器の音色でネチッこさを感じさせないんだよね。それが不思議なマッタリ感を生んでるように思う。
MJQから離れた時のこの人の演奏はまだあまり手元にないんだけど、これからちょっとづつ開拓していこうと思っています。
Jimmy Smith(ジミー・スミス、org)の65年のトリオでのアルバムで、「Organ Grinder Swing」。
Grady Tateの控え目なドラムの上を黒一色でムンムンとスイングするJimmy SmithとKenny Burrell(ケニー・バレル、g)の2人。
この2人ですよ、想像つくでしょ。もうコテコテ(笑)。ウイスキー、バーボンを飲みたいねぇ。
オルガンの音って電気楽器のクセにスッゴク哀愁があるんだよね。耳に優しくて冷たい感じがしない。
スレージングもこの頃の平均的なハードバップのようにギトギト脂ぎってはいないので、独りの週末にほろ酔いでたゆたっていたい時に最適なアルバムかもしれないね。
今日はこれは安眠盤にしようと思います。
ムキキ、明日も仕事かぁ、やだなぁ・・・・・。
朝までの残り少ない時間、休日の最後を音楽に囲まれて寝無理につく事にします。
では、また来週(酔っ払い)。
大抵考えずにその場で取り留めなく書いていくんだけど、考えてまとめないと文章が書けないって事は今日は不調だって事でしょう。
無理せず「今日聴いたアルバムの中からあれこれ」をやります。
Michel Petrucciani(ミシェル・ペトルチアーニ、p)、Steve Gadd(スティーブ・ガッド、ds)、Anthony Jackson(アンソニー・ジャクソン、b)のトリオによる「Trio In Tokyo」という、97年の東京でのライブ録音。
Petruccianiはいい。この人のどんなアルバムでも常にフレーズが歌ってる。歌う事を決して忘れない。
ロマンティシズムっていうのかな・・・・・暗さがなくて、底抜けに明るいのでもなくて・・・・・いつでもさり気なく力みのない、そよ風のようなピアノ。
どんな音楽にも常に柔軟に対応してみせる幅の広いピアニストだけど、その中にも常にこの人の清涼感、清々しさは失われる事はない。いつどこで誰と、どんな曲をやってもね。
やっぱ好きだね。この人のピアノは大好きだ。
大好きな超絶技巧ヴォーカリスト、Al Jarreau(アル・ジャロウ)の有名なライブ盤「Tenderness」。
聴く度に、音楽が「音を楽しむ」事だっていう、至極当たり前のことをこんなにも新鮮に思い出させてくれる、文句なしに楽しいアルバムです。こんなに遊び心に溢れたアルバムは手持ちの中でもちょっと思いつかない・・・・・。
メンバーもたまらない。
Michael Brecker(マイケル・ブレッカー、ts)、Marcus Miller(マーカス・ミラー、b)、Joe Sample(ジョー・サンプル、p,key)らの豪華レギュラーメンバーに加えて、Kathleen Battle(キャサリーン・バトル、vo)とDavid Sanborn(デイビッド・サンボーン、as)をゲストに迎えてという、もう最強メンバーといっていい布陣で、各々が好き勝手に遊びまくるお祭りのようなアルバム。
My Favorite ThingsでKathleen Battleがデュエットで参加。Al Jarreauとオペラ歌手のデュエットという・・・・・チグハグかつシュールな世界。
このトラックでのBreckerのソロは泣ける!。
「Death And The Flower」、邦題は「生と死の幻想」。
言わずと知れた74年、Keith Jarrettのカルテットによる大名盤ですね。
これ初めて聴いた時ね、John Coltrane(ジョン・コルトレーン、ts,ss)の「A Love Supreme」(至上の愛)をなんとなく思い出したのさ。
「あ、この人ってこういう人だったんだぁ」みたいな(笑)。
至上の愛みたいにグログロメネメネではないんだけど、これも結構宗教がかってるイメージがあるんだよね。コーランの朗唱とかが聴こえてきそうな・・・・・エキゾチックな感じ。
キリスト教圏でなくて、イスラム教や仏教圏の思想を想像させるような。そうかと思うとヒスパニッシュ系の情熱的なフレージングが見え隠れしたりゴスペル調に流れ込んだりとか・・・・・ね。
当時は「不思議な音楽だなぁ」って思ったもんだけど、久しぶりに聴いてもやっぱり不思議でした(笑)。
Milt Jackson(ミルト・ジャクソン、vib)の64年の録音「Jazz 'n' Samba」。
タイトルの通り、前半は比較的ストレートアヘッドなジャズを、後半はアッサリさくさくライトな感覚のサンバやボサをやってる、リラックスした好演です。
本人のアーシーさ、ジャズの都会的な香り、そしてボサの土の臭いが交じり合ってなんとも落ち着いた不思議な感じ。
Milt Jacksonって人はソウルフルだと思う。とことんソウルフル。フレージング自体はこれでもかってほどブルージーなんだけど、ヴァイブという楽器の音色でネチッこさを感じさせないんだよね。それが不思議なマッタリ感を生んでるように思う。
MJQから離れた時のこの人の演奏はまだあまり手元にないんだけど、これからちょっとづつ開拓していこうと思っています。
Jimmy Smith(ジミー・スミス、org)の65年のトリオでのアルバムで、「Organ Grinder Swing」。
Grady Tateの控え目なドラムの上を黒一色でムンムンとスイングするJimmy SmithとKenny Burrell(ケニー・バレル、g)の2人。
この2人ですよ、想像つくでしょ。もうコテコテ(笑)。ウイスキー、バーボンを飲みたいねぇ。
オルガンの音って電気楽器のクセにスッゴク哀愁があるんだよね。耳に優しくて冷たい感じがしない。
スレージングもこの頃の平均的なハードバップのようにギトギト脂ぎってはいないので、独りの週末にほろ酔いでたゆたっていたい時に最適なアルバムかもしれないね。
今日はこれは安眠盤にしようと思います。
ムキキ、明日も仕事かぁ、やだなぁ・・・・・。
朝までの残り少ない時間、休日の最後を音楽に囲まれて寝無理につく事にします。
では、また来週(酔っ払い)。