蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

3回目のコロナワクチン接種

2022-10-21 21:45:00 | 日記








  






       冷ややかやミニバラの桃色あえか

















       ワクチン終え早めのランチ月淡し
























      見失う我が影冬近き夕














       老二人夕餉里芋煮っ転がし




世間とはだいぶずれて、超遅いコロナワクチン接種三回目。
当初は、七月の予定だった。(それでもだいぶ遅い。)
その予約日の三日前に、発熱、PCR検査の結果陽性。
コロナに感染して、ワクチン接種は中止となった。

かかりつけ医に、三カ月経過くらいに、接種されたら良いですよ。
と言われたが、正直面倒臭くなっていた矢先。
三回目接種してない方へ、という葉書が届いた。

オミクロン株対応の、ファイザー製で、医院指定して接種可能ですよ、とある。
ファイザー製になったんだ。
あの時接種していたら、モデルナ製だった。
(夫は、4回目はモデルナで、発熱8度以上の副反応が出た。)
少しだけ、安心かな?なんて思い、かかりつけ医院に電話。予約を入れた。

あっけなく予約できて、あっけなく当日が来て、あっけなく接種して、あっという間に日が暮れた。

現在、接種の左腕が痛くて、上げるのが辛いがその程度。
これから入浴して、いつもよりは早く休むつもり。

明日明後日は大事を取り、1回目2回目の時と、同じく微熱が出るだろうからと、おばあちゃん業は休みね、と娘と孫に言っている。
毎週末、泊まりに来る孫娘は、早々に諦め(笑)美容院に行ったりなど予定を立てたよう。

今夜のご飯は、じじばば二人。
手抜きをしたくて、それでも夫が好きなの作りましたよ感が出る(笑)里芋煮っ転がしを頑張って作った。
孫や娘なら絶対食べないレシピである。








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満月の煌々と

2022-10-20 11:56:00 | 日記




















       秋澄めり案内状の月煌々





















       ノクターンで始まる舞台冬初め







   深秋の舞台序章はノクターン




















東京の弟から、舞台公演の案内状が届いた。
もう12年目になると言う。

本業は画家である。
自身を表現するという術を、絵だけじゃなく、ダンスで、と思いたち今現在も、指導してくださる素晴らしい先生の元、続けている。

公演は、12回目だけれど(毎年一度)おそらく先生に、習い始めての年を数えれば、もっと長い年月かと思う。

絵や絵本を描くより、こちらのダンスにより力を注いでいる。
生き甲斐なのだろうと思う。

高齢の母と伯母と共に暮らし、二人の晩年を豊かに穏やかなものにしてくれた弟。
年寄りと暮らす、介護をする…実際に経験した者でないとわからない苦労や苦悩。

を、ものともせず、いや本当は、口では言えない大変な日々だったろう。そして、だからこそ二人が旅立った後の悲しみや空虚は、到底他人にはわからない。


(理解してるつもりの姉二人だが、きっとその全ては知り得ない、彼の深い胸の内。)

そんな中でも、ダンスへの情熱は消えなかったようだ。

今年の案内状の、月と夜空の綺麗な色を見入る。
青い色は彼の得意とするところ。と姉は勝手に思っている。

この12年間の公演、全てが短く、写真とともに網羅されている。
一回しか、実際の舞台を観た事がないのだが、だから知ったかぶりは出来ないけど。
何故ダンスに執着(言い過ぎか?)するのか解った気がした。
一番自分を表現できる、今一番心に秘めたものを表現できる。
本音がそこにはあるのだと。

どちらかと言うと、自分より相手をまず優先させ、本心は明かさないタイプの弟。
ダンスはそのうちなる思いを発散させてくれるもの。なのかもしれない。


などと、勝手に書いたが、全く姉の私の個人的見解。
ダンスに魅了されたいきさつも、詳しくは知らないがほんとのところ。

そして俳句は、全く同じ意味のことを、季語を晩秋と初冬にしてみた。手にした(案内状を貰った)季節と、実際の公演11月10、11日を思いながら。(季語が動く才能なしの句ではあります。)











       


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金木犀

2022-10-17 22:28:00 | 日記













       金色の木犀に透く陽のひかり













       一村は金木犀の香に満ちる
















       末枯れやあっという間に日の昏れて



















       秋夕焼実南天の朱深めゆく













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一両電車とコスモスフェスタ

2022-10-16 23:05:00 | 日記












       一両列車桜紅葉る駅へ


 























       千万のコスモスと子翼生ゆ








































(三年前。コスモスをバックにソフトクリームを撮る。当時の私にしては、上出来の一枚(笑))










       秋うらら子に手を引かれ一万歩



およそ六年半ぶり…
上の孫娘が、保育園を卒園した三月。春休みに以前から乗りたいと言っていた、レールバス。一両列車(検索すると、一両でも列車と呼んで良いらしい。)で、我が市を挟み、隣の県堺の駅から、福岡県のほぼ中央に位置する、静かな町へ走るローカル線。

毎朝夕、保育園の少し手前の踏切を行き交う、可愛い電車に「あれ乗りたいね。」と車の中から眺め憧れていた。

やっと予定を立てて、実行のその日は、あいにくの空模様。今にも雪が降り出しそう。
三月の中旬だったと思う。
桜がもうちらほら咲き始めるだろうと、楽しみにしていた日。
終点の駅に着いた途端の底冷えときたら。

駅前の桜は、一輪も咲いていなかった。蕾は硬いまま。
曇天の町を、それでも歩いた。
その頃の、娘、孫の母親の勤務地まで。
孫は、この町の雰囲気が好きなよう。
そして、しっかり記憶していた。

ばあば、涼しくなったら、週末一度、レールバスに乗って、ミニ旅しようよ。

残暑が厳しく、そして孫のスケジュールが立て込み(笑)なかなか実現できなかったが、漸く本日決行の時が来た。
天気も予報に反して晴れ!

少し暑いくらいになったが、贅沢は言えない。

我が家から車で10分弱の、レールバスの駅近くの、パーキングに車を停め、駅へ向かう。
少し高台にある、この駅。

案外乗車客が多い。駅少し前のカーブを、ちょっと斜めになりながり入ってくる一両列車。
孫は嬉しそう。

14分で、終点に着く。
駅のコンコースには、この地の名前の石碑を囲んで桜の木が二本。
6年半前、硬い蕾だった桜は本日は、桜紅葉で出迎えてくれた。

ほぼあの日と同じコースを辿る。
孫はやっぱり、この町の雰囲気は大好き!テンション上がる〜と嬉しそう。

ところで本日は、もう一つ行きたい場所がある。

三年ぶりに開催された、コスモスフェスタ。
約7ヘクタールの花ばたけに、一千万本の、色とりどりのコスモスが咲き乱れる。

こちらへは、車でしか訪れた事はなかったが、昨日から開催されてると聞き、このレールバスの駅から徒歩10数分。
久しぶりのコスモスフェスタ、孫は、行ってみたい!大丈夫歩けるよ!と。

しかしばぁばの本音は、草臥れた〜。
駅からコスモス畑を往復、だけじゃない。広いコスモス畑をあるき回る…。ちょっと自信がない。
足取りの重くなってるばあばを、孫はすごい力で引っぱり時に背中を押して、現地まで歩く。

駅からコスモスフェスタ会場までの一本道は、車が渋滞。
やっと到着して、駐車場が満車状態にも驚く。
良かったね、車だったらもっと大変だったかも、
と言いながら、コスモス畑へ。
一千万本のコスモスは、圧巻だった。
孫が思わず声を上げるほど。「綺麗〜!来て良かった!」
愛用のカメラを忘れたのは残念だったけど、スマホで撮りまくる。
一通り撮れば、もう一つの楽しみというか目的の、ソフトクリーム。
コスモス畑から出て、出店のテントへ向かう。
あれーない!
ソフトクリームどころか、飲食店一つもない。
どうやら、コロナ対策で、全ての飲食を禁止にしているようだ。

せっかくの楽しみ、ソフトクリームで本日を締めよう(笑)と決めてたのに、二人がっかり。

私のスマホ、終点駅周りの散策で、写メを撮り過ぎ、コスモス畑で充電が切れてしまった。
少し前に、歩数計をみたら9500歩越え。

さて帰りも、孫娘に、手をひっぱられ最寄り駅へ。

昼過ぎから曇ってきた空、それでも帰宅までは持ちそうだ。
駅のキバナコスモスは、孫のスマホで。

一両列車旅と、コスモスを満喫して家に到着したのは五時すぎ。
孫は、六時には帰らないといけないのだが、ほんの少しでいいから⚪︎⚪︎ちゃんと遊ぶ!と裏の仲良しさんを呼ぶ。
私は早速、スマホを充電。(笑)

孫、帰り際、なんか一日早すぎてばあばんちに泊まってないみたいな感じ!という。
いえいえ泊まりましたとも。
ばあばにとったら、とても中身の濃い二日間。
楽しかったけど、草臥た〜。
良い思い出ができ、トータルで一万歩超え。
久しぶりのことだった。





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団栗

2022-10-16 00:30:00 | 日記








       どんぐりを並べ前頭葉に喝



   団栗やかの日の子らの小さき手












       日の綺羅の桔梗次々解きけり

















       子のおはこだし巻き卵星月夜





この季節、孫達は散歩や遊びに出かけると、必ず沢山の団栗を拾って帰ってきたものだった。

二人で集めた団栗は、数えたことはないけど、箱がいくつもいるくらい大量。
帽子がついてるもの、そうでないもの。
綺麗な色のどんぐりは、見ていて可愛いし、捨てがたい。

でも大量過ぎる。
いつの年か、孫に了解を取り
かなりの数捨てた。

ところが、その後、下の孫も拾って来ない…。いつからだろう。
去年?一昨年かな?

今手元には、帽子付きのおそらく、4、5年前の団栗があるだけ。
去年、キティちゃんの可愛い箱に入れてたもの、孫が知らずに、これ何?とカラカラと勢いよく振ってしまった。
中身が見えないのはダメと気づく。入れた本人も忘れちゃうから。
で、ガラスの小さな容器に、帽子付き正当団栗を入れ替え、あまり開けない引き出しに。

たま〜に思い出す…というか、引き出し開けて、あっと思う(笑)
並べれば、あの頃の孫達が見えてくる。

物忘れもひどくて、何にもやる気が出ないこの頃。
夫の、自分本位で無神経な言動にイライラ。口喧嘩も一回。
結構はげしいのを🥶。
我慢してる分、自分で言うのもなんだが凄い😤
関白亭主もタジタジのやつ、やらかす。

感情の起伏が激しくて、疲れきる。考えるのが嫌になり自己嫌悪の日が定期的に訪れる。

どんぐりを並べ、暫く眺める。
桔梗も、思いの外次々と咲く。
(この桔梗は、不思議。始めの四弁のは一輪だけ。あとは普通の五輪とは。なんでだろ〜?)

土曜恒例の、孫お泊まりの夕飯は、孫が自慢のだし巻き卵を生かした、我が家特製、海苔弁風丼。
きんぴらも、作ってくれた。写メを撮るのをすっかり忘れて😱だし巻き卵だけかろうじて。

盛り付けはちょっと、孫娘的には、美観が悪いらしく、写メ拒否!(笑)


でも美味しかった〜

そんな訳で、なんとか平常心を取り戻した土曜日だった。





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