蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

帰り花

2023-10-12 21:09:00 | 日記














       灯しの如 ぽつんとひとつ 帰り花














       十月のカンナ 深紅に 枯れゆける
























       蕾ふたつひらきたる 菊日和かな






白いさつきが、一輪咲いた。
先週、あれっと思っていたけど、雑用に終われ、ちゃんと見ないままだった。
孫娘が泊まった日曜の朝、「ばあば、なんか白いのがひとつあるけど、あれなに?」

そうだった!と今日こそ確かめねば。
義父が造った庭は、躑躅と皐月があちこちに植えられている。
義父が亡くなった後も、毎年春から初夏にかけ、次々に咲き楽しませてくれている。
その中の一輪が咲いていた。
これは初めてのこと。

義母の百か日の日を挟んで、綺麗に咲いている。
もしかしたら、義父が咲かせたのかもしれない。

孫娘と、まじまじと眺め、綺麗だね、不思議だね、と話す。

庭の西側のカンナは、いよいよ最終段階かな。
六月から咲き始め、真夏は一旦休憩?
その後、一輪、二輪…
咲いては枯れ…を繰り返す。
六月に咲いた時も、俳句を書いた。(陳腐な駄句(笑))
カンナは、秋の季語だけど、みたいな短い文章も書いた気がする。

日暮が早くて、カンナの鮮やかな赤が、かえって侘しい。
また来年、六月に咲いてね、とお願いする。

家の中では、
出窓に置いた一輪挿しのピンポンマムと竜胆の花、お月見以降もずっと綺麗なまま。
今朝、ピンポンマムの小さな蕾が開いているのを発見。
二、三日前、なんだか膨らんでる蕾をみたけど、なんとちゃんと咲いてる!
可愛らしい。
大きなまんまる菊のお母さんの、両側にこどもの菊二輪。

秋が深まって行く。




コメント
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