goo blog サービス終了のお知らせ 

蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

歳晩

2024-12-27 23:14:00 | 日記
















       冬ざれの 空は案外 充ちたりて




















       十二月が ぽつんと座る 木のベンチ












     





















       クリスマスローズ ほつほつ 暮れてゆく



















       歳晩や 若先生に 礼を述べ







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日脚伸ぶ

2024-12-25 21:17:00 | 日記
















       室咲きの 薄桃いろの 寒さかな

























       日脚伸ぶ 衝動買いの シクラメン






























       ややこしきことは 苦手よ 根深汁







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日は冬至

2024-12-22 17:05:00 | 日記



























       一陽来復 全開の窓 明か
























       冬至の夜 私流に切る シュトレン







       一人居の 自堕落無限 寒き夜














































       焼肉ディナー 街さざめきぬ 冬銀河











「冬至」
陰気のきわまる陰暦十月のあと、陽気の生じる陰暦十一月(復の卦)冬至が来るの意。

また「一陽来復」ともいい
陰が極まり、陽が帰ってくる。

冬が去り春が来る。

悪い事ばかりあったのが、ようやく回復して善い方に向いてくること。

中3の孫娘、書道教室の送り迎えの車の中、「昨日ね、最悪だった。給食のトレイ 両手で持ってる時、誰かのロッカーからはみ出てた紐に足引っかかって凄い勢いで転んだんだ。
痛いしそれ以上に恥ずかしいし…」
膝小僧には青あざ。
痛かったろう。

でも、トレイだけで良かった。
パンやおかずが載ってたら最悪だった。

そうだね、ほんとに不幸中の幸い…いやいや
そうじゃない。**(孫の名)の厄を落としたんだよ。
良かったじゃない。
これからは善い事ばかりよ、と心からの気持ちを言ってみる。

孫もまんざらでもない顔をしている。

なんだかうかない日が続き、一月あまり体調も悪く表情も暗くて、大丈夫だろうかと心配したけど。
こんなふうに話してくれるなら、なんだか逆に安心する。

今夜は、あまり乗り気じゃない(孫は、どうやら家族焼肉会はほんとは行きたくない、とこの時点で)博多の焼肉ディナー。

でもせっかく、この日を選んで予約した娘(孫の母親)家族水入らずのクリスマスディナーにしたいはず。

外出したくないなぁなんて日はばあばだってあるから、気が進まないのを無理やり行くのは楽しくないもんねぇ。


書道が終われば、JRの駅に送る予定なのだが。

四時過ぎ、迎えに行くと割とスッキリした顔。
良かった!
どうやら気持ちを切り替えたよう。

駅の階段を上る孫を見送り、帰宅する。

夫は例により、地区の役員さん忘年会。

南瓜の煮物だけ作り、あとは冷凍食品をチンしたりの気ままな一人夕飯。(写真は夫用)

好きなだけ録画を観て、シュトレンを食べて
途中、娘や孫からのLINEの楽しそうな写真に安堵したり…。

柚子のお風呂は、明日(つまり今夜)にと決め、普通のお風呂に浸かり。

一年で一番長い夜が更けてゆく。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス前寒波

2024-12-20 11:09:00 | 日記
































       寒茜 ポスト眩しき 投句かな




















       冬紅葉摘む 我が指の 冷たき



















       子の来ぬ部屋 クリスマスリースに 寒波






























       初雪や シュトレンに振る粉糖 雑











ようやく、今月の投句終了。
いつものことながら、兼題に手こずる。
昼間は時雨模様だが、不思議と夕方晴れる、というここ数日。
夕陽が綺麗。
夜も時々雲がかかるものの、遅い月も見れるのだが、寒さに負け、スマホじゃ正しい形に撮れないので撮影は、はなからしない。
(数年前はそれでも頑張って撮ったのになぁ)

ちょっと前に買った、大きめクリスマスリース。
みっつあるうちのこれが気に入り、お店の方の一推しでもあり買った。(三割引きだったので(笑))
密かに孫の反応は如何にと思いつつ、和室改造の出窓の上に飾る。

ところがそこからずっと、孫が来ない。
体調が悪いが主な理由だったが。
今週土曜は家族で会食。
またばあばの家のお泊まりはなし。
なんだか、寂しげなクリスマスリース。


寒さが厳しくなってきた。
朝晩の冷え込みは、日増しに強くなる。
テレビでは、クリスマス前寒波が来ていると盛んに言う。

今朝、寝起きの目に、うっすら白い雪景色が見えた。
あらー寒いはず。

夫は、地区の広報配布でもう出かけている。(どんだけ寝坊の私〜😅😆)
孫や娘は、朝は寒い中の通学通勤…
寒かったろうなぁ。
とちょっぴり怠けものぐうたらを恥じる。

昨日、夫の仲良しさんからいただいたシュトレン。
薄く切り、粉砂糖をかけ(かけたつもりがぶちまけた感じ💦)
なんかあまり美しくもないが一応記念撮影。
美味しい!
次はもっと厚く切るかな、夫も多分これじゃ「薄すぎだろ?」って言うだろうから。

薄すぎは、雪も。
撮ろうと庭に出たけど、山茶花には雪の痕跡もなく、かろうじて南天と、畑の何かの葉っぱになんとなく。
隣家の屋根も、遠くの畑も写真じゃそれと分かりづらい。

本格的な雪景色は今後に。
もっとも私は寒いの嫌い。雪はあまり降って欲しくはない。







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博多へクリスマスイルミネーションを観に

2024-12-14 23:15:00 | 日記

 


























       はからずも ひとり行く街 子は流行風邪

























       ひしめく広場 ステージの 歌声冴ゆ



























       駅広場 煌めいて 早や聖夜めき











昨日は、前夜から娘に頼まれた下の孫を9時半に病院へ連れて行く。結果「インフルエンザA型」と診断された。
孫娘の世話…と言っても午後からは、昼食を食べ、薬を飲んでたあとは大人しく寝てるだけで、手のかからない子、なのだが。
薬局の薬剤師の男性が、家族の心配をしてくれ、兄弟姉妹を特に気にかけてくれる。
「手を出来るだけ洗うくらいしか予防法はないですけどね…」

夕方、下校してきた上の孫に、妹はインフルエンザだったと知らせると、ちょっとびっくりしたものの「私はなんか、かからない気がする。多分大丈夫、明日予定通り、ばあば、博多にクリスマスイルミネーション見に行こうね!」と笑顔で言っていたけど。

今朝、LINEが来て「熱が37、5度あるの。でもインフルじゃない気はする。だけど書道は休むね、博多も行けない…」


「ああ、きついんやろ?寒かったからね。暖かくしてゆっくり休みなさいね。
インフルエンザじゃないといいね、熱下がるといいね。」

病院は本日休みなので、検査も受けず様子見 となったが。

姉妹そろって、予防接種はしたものの…仕方ない。
多分、熱もそう高くはならないと信じて、回復を願うしかない。

来週の土曜日は、孫一家は、天神でクリスマスディナーの予定がある。
考えようでは、今この時点での発症は都合が良いかも、と母親(我が娘)。


というわけで、来週も孫との博多行きはないので、一人出かけることにした。

夫は、昨日から明後日まで、四日続けて忘年会。
夕飯は、作らなくて良い。
行くしかない(笑)

明るいうちに着いて、早めにご飯を食べて(適当に空いてるご飯やさん、名前も忘れ、写真も撮らず💦)

外へ出れば早や日は暮れ、イルミネーションも煌びやか。
64万球の電飾だとか。

年々人が増え、上から眺めると明らかに去年の人出を超えている。
いつもより、うまく撮れない。
毎回撮る好きな場所や、好きな距離感は人がどうしても写り込む。
マスクして、手袋もして…
一人で…なんだかテンションも上がらず。
そうそうに、帰宅を決めた。

そう言えば今日は、討ち入りの日。
博多に着いてすぐに撮った大きなツリー。
まだ点灯していないツリーを裏側から見るのも、撮るのも初めて。
高層ビルの工事の巨大クレーンが、どうしても入ってしまうけど、今年の記念かな、と思い夕焼け空と一緒に撮る。
その時、ふと思い出した「討ち入りの日」
同時に、赤穂の討ち入りの日を絶対忘れない(笑)亡き母も思い出していた。






















       夕暮の 茜雲 義士の日と 思う









コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする