11月23日奈良まで行ってきました。
祝日だからでしょうか?それとも紅葉シーズンは毎日こんな感じなのか
近鉄奈良駅は観光客らしき人がたくさんいました。
1番出口へ向かう通路に割引券のついたカラーのチラシがあったので
それを持って出口を上がると展覧会はこちらの案内があって分かり易い。
それを無視してお店が並んでいる通りを歩く、
チケット屋さんがあったらいいなぁ~と思っていたのですがありませんでした(^_^;A
※三宮から近鉄奈良まで約1時間半、乗り換え要らずで楽チンですが、
片道940円、そこそこ掛かります。
私は10時頃美術館に到着、
美術館出口での集合は11:30なので1時間半ほどあり、ゆっくり見られるつもりで入館。
紙と鉛筆でこんな素晴らしい作品が描けるのだと感動しました。
病気で53歳の若さで亡くなった事、その作風の緻密さ故か、生涯作品数は多くないようです。
超リアルな作風から一昔の画家だと思っていましたが2007年没です、
10歳も違いません、同世代と言えます。
殆どが板か紙に描かれています、押さえた色調と簡素なモチーフと構図
全てが美しいと感じました。
今までスーパーリアリズムは退屈、
それやったら描かんでもカメラで撮ればいいやん・・・と思っていました。
でも、この方の絵は違います、崇高な精神性を感じます。
「物は見ようとしたときにはじめて見えてくるー磯江毅」
深い言葉ですねー
今回、デッサン画も多数展示されており、一室で映像も流れていました。
映像、見たかったのですが集合時間が迫ってきて諦めました、残念。
今、色んな所で街並みや公園などを使ったアート展が開かれています、
その殆どが現代アートです、それも好きで楽しいですが、
こんな緻密に描かれた作品展にも多くの人が足を運んで欲しいです。
「奈良県の広報さん!もっとアピールしなきゃぁ~~!!」
デッサンをするという事、絵を描くという事、身が引き締まる思いがしました。
図録買いました(画像右、左は入館時にくれるパンフ)
ちょっとぉ~値段高過ぎるやん、3990円って・・・( ̄  ̄;)
ハードカバーにせんでいいのでもっと買い易い値段にして欲しいです。
しかも、けっこう重い(ーー;)
***次ブログに続く