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種まく人から人々へと・ 命の器(いのちのうつわ)

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杉原千畝から“命のバトン”を繋いだ小辻節三博士

2016-10-07 05:20:34 | NPO 命・地球

小辻節三博士に関しては、山田純大さんの著書である「命のビザを繋いだ男 小辻節三とユダヤ難民」に詳しく書かれている。私自身、この作品を読んで、小辻節三博士の、まさに「棘の道」に感動いたしました!  

内容紹介

ナチスの恐怖からユダヤ人を救った、もう1人の日本人がいた

日本のシンドラー・杉原千畝の「命のビザ」で日本に逃れたユダヤ難民6000人。しかし許された滞在期間はわずか10日あまり。ビザが延長できない場合、彼らを待っているのはホロコーストの地獄だった。そんなユダヤ人たちに命を賭して救いの手を差し延べたのが、ヘブライ語学者・小辻節三であった。なぜ、どのようにして、小辻はユダヤ人たちを安全な地へと導いたのか? 小辻の生きざまに惹かれた俳優の山田純大が、イスラエル等を取材し、昭和史に埋もれた真実を明らかにする。

目次

少年期、青春期の小辻
ナチスによるユダヤ人迫害
奇想天外な『河豚計画』
満州へ
小辻と松岡洋右
杉原千畝の『命のビザ』
日本にやってきたユダヤ難民
ビザ延長のための秘策
迫るナチスの影
神戸に残ったユダヤ人〔ほか〕

http://vpoint.jp/column/67765.html↓転載

第二次世界大戦中、外交官として赴任していたリトアニアで、杉原はナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ難民に、本国の方針に背いて独自の判断で査証の発給を続けた。日本以外にも査証を発給した国はあったが、中南米のその他の国の領事の中には手数料以外に法外な金を要求している者がおり、決して人道的とはいえない実態もあった。杉原の行為の人道性が注目されるようになったのはこのような背景があったからだ。

 杉原が発給した査証によって6000人ともいわれるユダヤ人が救われ、高い人道性と共に杉原千畝の名は広く知られるようになった。しかし、難民同然のユダヤ人たちが当時のソ連を横断して日本海を渡り、日本に入国・滞在して、さらにその先へ旅を続けることができた背後で活躍した人々の事は、まだあまり知られていない。杉原を起点として“命のバトン”を繋いだ人々の事だ。

 混乱を乗り越えて何とか日本に無事上陸できたユダヤ難民ではあったが、杉原の発給した10日間の滞在期間は、新天地への移動準備には不足であった。これを解決すべく松岡洋介に知恵を拝借し、神戸の警察署に根回しを行い、ユダヤ人の滞在を外務省管轄の通過特許から内務省管轄の入国特許に変更させることで、ユダヤ人達の滞在を合法化させた人物がいた。それが小辻節三である。

 小辻は、そもそもは京都の賀茂神社の社家であったが、事情により列から離れた家系に生まれた。キリスト教を信仰するようになり、晩年ユダヤ教へ改宗することになる。彼が親交を深めた人物にゾラフ・バルハフティグというユダヤ人がいた。彼はポーランドから逃れてきたユダヤ人を代表して、杉原に査証発給を掛け合った一人だった。そして、1948年5月14日のイスラエル独立宣言文にサインをした一人となった。その後、イスラエルの宗教大臣を12年間も務めた。

 杉原から小辻に受け継がれたバトンはゾラフを通じてイスラエルの建国へとつながったのだ。また、難民同然の異国の人々と関わり受け入れた当時の日本社会の人々も建国に貢献したこととなる。

 杉原千畝(ちうね)さんはリトアニアの在カウナス領事館の領事代理だった当時、ナチスから逃れてきたユダヤ人に「命のビザ」を発給した。晩年は鎌倉市内に移り住み、一九八六年に亡くなった。今年は没後三十周年で、市議会は今年六月、杉原さんを顕彰する決議を行った。

 小辻節三さんは、杉原さんが発給したビザが日本滞在十日間の通過ビザだったため、日本での滞在期間延長に尽力し、「命のビザを繋(つな)いだ男」と称される。一八九九年京都に生まれ、一九三六年ごろから鎌倉市に住み、七三年に死去。墓は遺言でエルサレムにある。

 鎌倉市によると、十月八日の講演会は外務省との共催で午後一時から市生涯学習センター(鎌倉市小町)で、外務省外交史料館課長補佐の白石仁章さんが「没後三十年鎌倉ゆかりの外交官杉原千畝を語る」と題して話す。俳優水澤心吾さんの一人芝居「決断 命のビザ~SEMPO杉原千畝物語」もある。

来年一月には市中央図書館に杉原さん、小辻さんに関する書籍を集めたコーナーを設ける。同月に映画「杉原千畝 スギハラチウネ」の上映会も行われる。

 十月八日の講演会は事前の申し込みが必要。先着二百八十人。
詳細は鎌倉市のホームページまたは、市文化人権推進課=電0467(61)3870=に問い合わせを。

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/mobile/event/20161008.html
外務省国際情勢講演会/男女共同参画フォーラム 没後30年外交官杉原千畝を語る!

開催日時
2016年10月8日 (土曜日)午後1時~3時30分
場所
名称:鎌倉生涯学習センター
住所:〒248-0006鎌倉市小町1-10-5

募集人数
先着280人

内容
鎌倉で晩年を過ごし、今年没後30年を迎える外交官杉原千畝の功績を広めるため、外務省との共催で講演と一人芝居の上演を行います。

◆講演「没後30年鎌倉ゆかりの外交官杉原千畝を語る」
講師は白石仁章さん(外務省外交史料館課長補佐)。

◆一人芝居「決断 命のビザ~SEMPO杉原千畝物語」
出演は水澤心吾さん(俳優)。

申込方法
電話、ファクスかEメールで、催し名・氏名・電話番号を文化人権推進課(FAX23-8700、Eメール:jinken-danjo@city.kamakura.kanagawa.jp)へ。


ノーベル医学・生理学賞受賞!大隅良典(東京工業大学 )博士

2016-10-04 20:14:44 | NPO 命・地球

「自食作用(オートファジー)」は「がん治療」などに革新をもたらすか?

日刊工業新聞2016年8月31日 より

 細胞は飢餓状態の時に細胞内のたんぱく質などを分解し、再利用を図る。こうした「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる現象の研究の先駆者が、東京工業大学科学技術創成研究院の大隅良典栄誉教授だ。1992年、酵母でオートファジーの観察に成功。その後、オートファジーはあらゆる動植物の細胞にある基本的機能であることを示した。研究が進み、病気の発症や老化などの生理機能との関連も明らかになってきている。

たんぱく質の分解も大事な現象

 ヒトの体内では、1日に合成されるたんぱく質は約300グラムとされている。これに対し、ヒトが1日に摂取するたんぱく質の量は約80グラム程度だ。この差について、東工大の大隅栄誉教授は「たんぱく質は合成されるのと同じだけ分解されており、体内でバランスが取れている。合成されることと同じぐらい、分解は生物学的に大事な現象だ」と強調する。

 オートファジーで生体物質が分解される際には、分解対象となる生体物質に「目印」となるたんぱく質が結合する。「オートファゴソーム」と呼ばれる脂質膜の袋がその目印を認識して分解対象の生体物質を包み込み、リソソームや液胞などの分解専門の器官に運び込む。

 オートファジーは、しばしば資源のリサイクルに例えられ、特に飢餓のような状態ではリサイクルが非常に強まる。オートファジーにより、細胞内はきれいな状態が保たれる。細胞内に侵入する細菌を排除する仕組みなどにもオートファジーは関わっている。

 大隅栄誉教授は「分解は受動的な過程ではなく能動的な過程。合成の過程に劣らず、多くの遺伝子が分解の関わっている」と指摘する。オートファジーに関係する遺伝子は「Atg遺伝子」と名付けられ、これまでに18個見つかっている。

 関連遺伝子の判明によりオートファジーの解析は飛躍的に進展した。オートファジーに関連する論文の発表件数は、大隅栄誉教授が研究を本格的に始めた90年代初頭は年10件程度だったが、現在は同約5000件まで拡大している。

 オートファジーの解明が進むことにより期待されるのが、がんや神経疾患などの病気の治療法の開発だ。オートファジーの機能の異常は、神経疾患やがんを引き起こすことが示唆されている。

 例えば、一部の膵臓(すいぞう)がんでは遺伝子の異常などを原因にオートファジーが過剰に働き、がんの発症やがん細胞の増殖につながることが知られている。オートファジーを抑制することによって、がん発症やがん細胞増殖を抑えられる可能性がある。

 また認知症の6割を占めるアルツハイマー病は、神経細胞内に異常なたんぱく質が蓄積することで発症することが知られている。オートファジーの機構の解明によって、異常なたんぱく質の蓄積を防ぐ治療の開発につながることが期待される。

「今回の研究成果はまだ3合目ぐらい」

 直近の研究成果として、大隅栄誉教授は微生物化学研究会の野田展生主席研究員らと共同で、オートファジーの始動に関わるたんぱく質複合体が巨大化する仕組みを出芽酵母で解明。「Atg13」と呼ばれるひも状のたんぱく質が他のたんぱく質をつなぐ役割を果たし、同複合体の巨大化に寄与していることを突き止め、7月に米科学誌に論文発表した。

 出芽酵母では、オートファジーの始動段階でAtg1、同13、同17、同29、同31の5種類のたんぱく質で構成される複合体「Atg1複合体」が形成される。このうちひも状をしたAtg13には、同17と結合する領域が2カ所あることを解明。Atg13と同17の結合を通じて、Atg1複合体が30―50個密集し、直径数十ナノ―100ナノメートル(ナノは10億分の1)程度の巨大複合体を作ることが分かった。


 オートファジーの始動の仕組みの一端が明らかになり、オートファジーを人工的に制御した薬剤の開発につながる可能性がある。大隅栄誉教授はオートファジーの現象解明を登山に例えて「今回の研究成果はまだ3合目ぐらい」と説明。今後について「今回の成果で研究が一気にポンと進むかもしれないし、ものすごく長い3合目になるかもしれない」と、オートファジー機能の全容解明まではまだ道半ばであることを示唆する。

(1) オートファジー
オートファジーは、細胞内のタンパク質を分解する仕組みの一つです。大隅教授らのグループが1990年代ごろから地道に研究を重ねた結果、そのメカニズムや意義が徐々に解明され、2000年頃から劇的に研究が進みました。今では、オートファジーが真核生物に共通する現象であり、生物の生存に極めて重要な役割を果たすこと、多くの病気と密接に関連していることが分かっています。
オートファジーは、異常なタンパク質の蓄積を防ぐ、細胞の栄養が不足した際にタンパク質をリサイクルする、細胞内に侵入した病原微生物を死滅させる、など、細胞を正常に保つ様々な機能を担っています。
オートファジー研究は、がんや神経疾患の予防や治療にもつながると注目されていますが、オートファジーの詳細なメカニズムについては現在も不明な部分が多いのです。今まさに大航海のさなかにある分野といえるでしょう。
現在、30種類以上の関連遺伝子が発見されていますが、そのうちの14種は大隅教授の発見によるものです。オートファジー研究を開拓した大隅教授の功績は計り知れないものがあるのです。

(2) 制御性T細胞
人間の免疫機能は、過剰に反応しすぎれば、アレルギーを始めとする種々の疾患を引き起こします。時として、本来攻撃対象ではないはずの自己を攻撃し、自己免疫疾患を引き起こすこともあります。制御性T細胞は、このような過剰な免疫反応を抑制し、免疫異常から生体を守っています。
制御性T細胞は、坂口教授によって1995年に発見されました。坂口教授はさらに、2003年、制御性T細胞の異常がヒトの免疫疾患の直接的原因となる可能性を明確にしました。同時に、制御性T細胞の発生・機能を細胞、遺伝子レベルで操作できれば、自己免疫病、アレルギーなどの免疫疾患の治療に応用できる可能性を開きました。
制御性T細胞の作用を人為的に強めることができるようになれば、自己免疫疾患の新しい治療法に繋がることが期待できます。移植臓器に対する拒絶反応をコントロールし、安全な移植医療を提供することも可能になるでしょう。一方、人為的に作用を弱め、難治性疾患やがんに対する生体の免疫応答を亢進させることで、新たな免疫療法が開発されることが期待されます。
現在、世界中で、広汎な医療応用を目指して、制御性T細胞が活発に研究されています。


大隅 良典
福岡市出身、東京大学教養学部基礎科学科卒業。理学博士(東京大学)。生物学、特に分子細胞生物学が専門。オートファジー研究の先駆者として世界中で知られている。1988年に東京大学教養学部の助教授となった際に、「酵母の液胞内での分解のメカニズムの解明」という研究テーマを設定し、この研究がオートファジー研究へと繋がっている。
東大理学部の助手から講師へ、その後同大教養学部の助教授をへて、基礎生物学研究所の教授に。2004年からは総合研究大学院大学教授も兼任。2009年に退官後は東京工業大学にて特任教授。オートファジーの分子メカニズムや生理学的な機能についての研究論文は世界中の研究者が引用しており、2013年には、トムソンロイター引用栄誉賞を受賞。また、藤原賞や京都賞、朝日賞など、栄誉ある学術賞を次々と受賞している。

坂口 志文
滋賀県出身、京都大学医学部医学科卒業。医学博士(京都大学)。1983年に渡米、ジョンズホプキンス大学、スタンフォード大学の客員研究員を経て、スクリプス研究所助教授。1992年に帰国後は「さきかげ21研究」研究員、東京都老人総合研究所を経て1999年京都大学再生医科学研究所教授。2011年から大阪大学免疫学フロンティアセンター教授。


ガードナー国際賞
カナダのガードナー財団より、医学研究で際立った発見や大きな貢献を残した者に与えられる学術賞。毎年3名から6名に授与される。同賞の受賞者の多くが後にノーベル賞を受賞している。主な日本人受賞者には利根川進、山中伸弥がいる。








ノーベル賞有力候補に本庶、前田、松村氏を予想

2016-10-01 08:32:16 | NPO 命・地球


「トムソン・ロイター引用栄誉賞」(ノーベル賞予測)2016年、日本からの受賞者は3名の、
ノーベル賞候補者の受賞理由が、以下のように、「がん免疫療法やがん治療」の分野に集中しています。

ノーベル賞発表前に、とてもタイムリーな講演会、11月2日午後1時より(あーすぷらざ)ができますこと、まさにすばらしいことです。

河本宏教授も本庶佑(Tasuku Honjo)氏も京都大学医学部で、お互いにお知り合いですね。
↓下記の資料を参考にしてください。

2015年10月6日(火)-7日(水)
http://kawamoto.frontier.kyoto-u.ac.jp/labNews/labNews2015.html 
第2回IFOM-京都大学合同シンポジウム「がん生物学の展望」

「がん免疫の業界ではPD1抗体がいろいろながんに奏効するというのが大きな話題になっているが、PD1は元々は本庶先生がクローニングしたということで、がん免疫分野での活躍が多くなってきている。」河本教授HPより

 
ノーベル財団は、今年のノーベル賞の発表日程を公表した。

10月3日の医学生理学賞を皮切りに
4日に物理学賞、
5日に化学賞、
7日に平和賞、
10日に経済学賞が発表される。

文学賞の発表日は、慣例により後日明らかにされる。授賞式は、創設者アルフレッド・ノーベルの命日に当たる12月10日に行われる。
 平和賞を選考するノルウェーのノーベル賞委員会は、今年の平和賞候補として過去最多となる計376の個人・団体の推薦を受けたとしている。(共同通信より)


「本庶 佑(Tasuku Honjo)氏 <医学・生理学> 京都大学名誉教授

「プログラム細胞死1 ( PD - 1 )およびその経路の解明により、がん免疫療法の発展に貢献」

松村 保広(Yasuhiro Matsumura)氏<化学>

国立がん研究センター先端医療開発センター新薬開発分野 分野長
「がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見」

前田 浩(Hiroshi Maeda)氏<化学>

崇城大学DDS研究所 特任教授
熊本大学 名誉教授
「がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見」

http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2016/nobel-laureates/

「トムソン・ロイター引用栄誉賞」(ノーベル賞予測)2016年、日本からの受賞者は3名


世界的な情報サービス企業であるトムソン・ロイター(本社米国ニューヨーク、日本オフィス:東京都港区)は、2016年の「トムソン・ロイター引用栄誉賞」を発表いたしました。2002年より毎年9月の発表が恒例化されている本賞は、学術論文の引用データ分析から、ノーベル賞クラスと目される研究者を選出し、その卓越した研究業績を讃える目的で発表されるものです。15回目となる本年は、日本人研究者3名を含む合計24名が受賞しました。このうちハーバード大学のStuart L. Schreiber氏は2度目の受賞となりました。本賞で二度の受賞を果たしたのは、過去には理化学研究所の十倉好紀氏のみで、異なる研究トピックにおいても非常に卓越した業績が讃えられています。

日本からは、化学分野において2名、医学・生理学分野から1名が選出されました。崇城大学DDS研究所特任教授・熊本大学名誉教授の前田浩氏と、国立がん研究センター先端医療開発センター新薬開発分野分野長の松村保広氏は、ともに「がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見」において今回の受賞となりました。また、京都大学客員教授の本庶佑氏は、「プログラム細胞死1 ( PD - 1 )およびその経路の解明により、がん免疫療法の発展に貢献」による受賞となりました。

■ 受賞コメント
『この賞に選ばれましたことは誠に光栄なことと存じます。ありがとうございます。わたしたちの研究がガン治療に役立ち人の命を救えたという事が何よりの喜びです。』


前田 浩(Hiroshi Maeda)氏<化学>

崇城大学DDS研究所 特任教授
熊本大学 名誉教授
「がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見」

■ 受賞コメント
『癌に薬剤をピンポイントにターゲッティングするEPR効果発見から30年を経て、それがようやく世界に広く浸透し、この度、トムソン・ロイターによって評価されましたことに対し研究者としてこの上ない喜びを感じております。この受賞により、EPR効果の原理を充分に理解した癌治療法の臨床への応用に広く関心を持っていただけることと思います。このような名誉ある賞を頂けましたことは、今後の研究の励みになります。誠にありがとうございます。』


松村 保広(Yasuhiro Matsumura)氏<化学>

国立がん研究センター先端医療開発センター新薬開発分野 分野長
「がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見」

■ 受賞コメント

『30年以上前、がんによる血液凝固に端を発する、腫瘍血管透過性亢進により、抗体などの高分子蛋白が腫瘍に集まりやすいというEPR効果を見出して以来、血液凝固系分子抗体を作り、CAST (Cancer Stromal Targeting) 療法を提唱しました。また、種々のがん特異抗体も作りました。今回の受賞を誇りとし、私どもの抗体医薬が患者さんの役に立つことを証明するまで、研究開発に全力を尽くします。』


<トムソン・ロイター引用栄誉賞とは>

トムソン・ ロイター引用栄誉賞は、トムソン・ロイターのデータベースを用いた論文・引用分析において、ノーベル賞クラスと目される研究者を発表するものです。世界 トップクラスの研究者の功績を讃え広めることで、科学がより身近なものとして認知されることを目的に、2002年からノーベル賞に先駆けた発表を恒例化しており、本年が第15回目となります。 ノーベル賞の科学系4賞(医学・生理学、物理学、化学、経済学)と同カテゴリで構成されており、これまでに39名が実際にノーベル賞を受賞しています。


<トムソン・ロイター引用栄誉賞の選考基準>

トムソン・ロイター引用栄誉賞は、過去20年以上にわたる学術論文の被引用数に基き、各分野の上位0.1パーセントにランクする研究者の中から選ばれていま す。主なノーベル賞の分野における総被引用数とハイインパクト論文(各分野において最も引用されたトップ200論文)から、ノーベル委員会が注目すると考 えられるカテゴリ(医学・生理学、物理学、化学、経済学)に振り分け、各分野で特に注目すべき研究領域のリーダーと目される候補者を決定します。 本賞は引用分析から「近い将来ノーベル賞を受賞する可能性の高い研究者」を発表することを目的としており、その年のノーベル賞受賞者を予測するものではありません。


<選出に使用するデータベース>

本賞は、世界最高水準の学術文献引用データベース「Web of Science® Core Collection 」 を用いて、医学・生理学、物理学、化学、経済学のノーベル賞4分野において最も影響力があった研究者を分析・発表しています。当社の過去30年以上にわた る分析から、学術論文の被引用数と同分野における研究者間での高評価には、強い相関関係があることが分かっており、論文の引用頻度が高いことは、学術分野 における影響度の大きさを示しています。

<過去の日本人受賞者>

過去に本賞を受賞した22名の日本人研究者については以下のサイトをご覧ください(理化学研究所の十倉好紀氏は異なるトピックにより2回受賞)。

2002-2016の日本人受賞者一覧

22名の受賞者のうち、山中伸弥氏は2012年にノーベル医学・生理学賞を、
中村修二氏は2014年にノーベル物理学賞をそれぞれ受賞しています。

http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2016/nobel-laureates/ より


ノーベル賞有力候補に本庶、前田、松村氏を予想 トムソン・ロイター社
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2016/09/20160923_01.html# より

国際情報企業のトムソン・ロイター社は21日、今年あるいは近い将来ノーベル賞を受賞する可能性が高いと予想する研究者24人を発表した。日本人では、医学生理学賞候補に本庶佑(ほんじょ たすく)京都大学名誉教授(74)、化学賞候補に前田浩(まえだ ひろし)崇城大学特任教授(熊本大学名誉教授)(77)と松村保広(まつむら やすひろ)国立がん研究センター分野長(61)の3人を挙げている。

本庶氏は、日本の分子免疫学の権威で数々の業績を残して2013年には文化勲章を受章している。今回同社がノーベル賞候補に挙げた業績は「プログラム細胞死1(PD1)およびその経路の解明により、がん免疫法の発展に貢献」。免疫に重要な役割を持つタンパク質「PD1」を発見して免疫にブレーキをかける役割を解明、全く新しいメカニズムのがん免疫療法に道を開いた。この成果を基にPD1に作用する新薬「オプジーボ」が開発され皮膚がんや肺がんなどに使用されている。

前田氏と松村氏は、腫瘍には高分子薬物が集まりやすく、蓄積しやすいという「EPR効果」を発見。この成果を基に高分子型の抗がん剤開発に結び付けた。

トムソン・ロイター社は、2002年から毎年、学術論文の引用データなどを分析して独自に候補者を予想、発表している。日本人はこれまでに延べ22人が選ばれ、このうち山中伸弥(やまなか しんや)京都大学教授が医学生理学賞を、中村修二(なかむら しゅうじ)米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授が物理学賞を受賞している。

今年のノーベル賞は10月3日に医学生理学賞が、4日に物理学賞が、5日に化学賞がそれぞれ発表される。


本庶佑博士がPD-1でノーベル生理医学賞候補に!プロフや経歴は? [ニュース]
http://masakichi0628.blog.so-net.ne.jp/honjo-tasuku

本庶佑(ほんじょたすく)博士がPD-1で2016年のノーベル生理医学賞の候補に選ばれています。

今回は、大学進学時に外交官か弁護士か医者の三択で悩んだという本庶佑博士についてまとめてみました。

本庶佑博士がPD-1でノーベル生理医学賞候補に!

出典 ttp://www.taiwanngo.tw/files/16-1000-25234.php?Lang=zh-tw


2016年ノーベル賞の生理医学賞の候補として、本庶佑博士の名前が挙げられています。

もし受賞することになれば、アメリカのジェームズ・アリソン博士との共同受賞になるそうです。

本庶佑博士の研究テーマは、「プログラム細胞死1(PD-1)およびその経路の解明により、がん免疫療法の発展に貢献」です。

うーん、研究テーマからすでに難解ですね。

なるべく分かりやすいように解説しますが、もし間違いがあっても多少の間違いならご容赦ください。

人間には免疫機能という、免疫細胞が病原菌など身体に有害なものを攻撃して排除する仕組みがあります。

しかし健康な細胞まで攻撃して排除しないように免疫細胞にはブレーキがついていて、そのブレーキは「PD-1分子」と呼ばれています。

ガン細胞も有害な「異物」なので、もちろん攻撃の対象になるのですが、ガン細胞は自分達を攻撃しようとする免疫細胞のブレーキ「PD-1分子」を操作して、免疫細胞の活動を止めることがあるそうです。

このブレーキの仕組みを解明したのが本庶佑博士の功績です。

ガン細胞がブレーキを操作させないようにする物質(ニボルマブ)を作れば、免疫細胞が通常通りにガン細胞を攻撃して排除します。

マウスで実験した結果、本庶佑博士の仮説は証明されました。

有望なガンの治療法になるとして、2002年に論文を発表します。

しかし、多くの製薬企業はまったく相手にしなかったそうです。

自分の研究を信じた本庶佑博士はめげることなく、共同研究をしてくれるパートナーを根気強く探しました。

そして2005年、小野薬品工業とアメリカの企業が、本庶佑博士の思いに押されて名乗りを上げます。

研究に取り組んで9年後の2014年、「オプジーボ」として販売されることになりました。

最初は皮膚ガンの薬として販売されましたが、現在は肺ガンにも適用が広がっています。

今後も腎臓や胃など、様々なガンで使えるようになると期待されていて、世界中で臨床試験が進んでいます。

2016年ノーベル生理医学賞の発表日は?

2016年ノーベル生理医学賞の発表は、10月3日(月)18時半からとなっています。

毎年のように日本人がノーベル賞を受賞していますが、今年も受賞者が出たら嬉しいですね。

本庶佑博士に期待したいと思います。まさに同感です・・・以上

10月2日(日)NPO「命・地球」の講演会

2016-09-18 17:01:19 | NPO 命・地球

NPO「命・地球」の講演会のお知らせ

(修了しました。ご来場の方々に感謝いたします。)
(Life Saves the Earth LSE JAPAN)

テーマ:
「 命とiPS細胞の未来(白血病と癌をたたく) 」

内容
~京都大学再生医療研究所の河本教授の講演と病気体験者談~

(日時・場所・参加)

日時10月2日(日)
講演会は1時~3時30分

場所
「あーすぷらざ」
神奈川県立地球市民かながわプラザ

 横浜市JR本郷駅より徒歩2分
(根岸線 JR横浜駅より25分
 JR大船駅より3分)

テーマ:「 命とiPS細胞の未来(白血病と癌をたたく) 」
~病気体験者談の紹介と京都大学再生医療研究所の河本教授の講演~

会場 「映像ホール」 125名収容

入場料
資料代込 500円
(*当日受付にて支払い)

なお、学生は無料

事前『申し込み先』は下記へ
 
NPO「命・地球」(LSE JAPAN)
宛てに、
『氏名、参加人数、連絡先を記載』
e mail : lsejapan@aroma.ocn.ne.jp

または
FAX: 0467-48-2109  

時程 司会 NPO「命・地球」(常任理事)

・NPO「命・地球」代表挨拶
 13:00
 
・講演 河本宏教授 
京都大学再生医療研究所
(再生免疫学分野)

再生免疫学
河本 宏 教授の取組
Hiroshi Kawamoto, M.D., Ph.D, Professor

http://www.med.kyoto-u.ac.jp/organization-staff/research/doctoral_course/r-089/ より

造血においては多能造血幹細胞から順次分化能が限定されていき、いろいろの系列の単能前駆細胞が生成する。我々の研究室が目標としていることは,この分化能限定過程において,前駆細胞の運命を振り分ける分子機構を解析することである。造血過程の全体を研究対象としているが,中でもT細胞に至る過程に比重を置いて研究を進めている。
また、再生免疫細胞を用いたがんの免疫細胞療法の開発にも取り組んでいる。

 13:05~13:50
「命とiPS細胞の未来(白血病と癌をたたく)」前半

(休憩)

「命とiPS細胞の未来(白血病と癌をたたく)」後半 
 14:00~14:45

・作文朗読 小学生
(命・地球会員) 
 14:45~14:55

・講話、パネルディスカッション
 14:55~15:30

闘病の体験談(白血病体験者) 

サポート代表(命・地球常任理事)

闘病体験談(癌体験者) 
 ~15:30終了

聴講やご参加を心より期待しております。それでは、当日、お待ちしております。
                     
本会:NPO[命・地球]は、特定の党派・宗教・思想はもちません。

○講演に至る経緯です。
「 子供まだ中学生、働き盛りだった二人の父親に突然の病気が襲いかかります。告知されたのは「急性骨髄性白血病」と「ガン(リンパ)」でした。その時から長い闘病生活が始まります。あわせて妻や子の戦いも始まり、家族は献身的な日々を送ります。
 そのような中、病室で出会い多くありました。それがきっかけで、同じ病気などで戦う者と家族との励まし合い、若者の姿もありました。妻は夫の病気の回復を祈りつつ、皆の就学・就労を願って、NPOを立ち上げました。そこには、ドクターや看護士、友人、知人の励ましや協力がありました。
 難治性の高い病気経験中で、一筋の光が見えたのは、河本教授のiPS細胞研究の記事でした。闘病中に脳出血や再発を起こしてしまった夫の願い=(将来のiPS細胞で白血病やガンから患者を救う)を込めてiPS細胞研究の河本先生に直接お話を伺い、研究所(チーム)を訪問しました。
 今回の講演は、闘病の体験(社会復帰を目指す)と現在の医療(治療)・最先端医療の現状などを内容としてNPO「命・地球」の主催で講演会を企画しました。
 小学1年生だった夫は1964年の東京オリンピック(平和の祭典)に感動し、小学生3年生の1966年の(今井正アワー 主演 松村 達雄「がんかて笑って死ねるんや」)を見て、初めてガンの恐ろしさを痛感したと言います。時を経て、この2つが頭の中をよぎっています。2つのことは共に「命の大切さ」を考えるテーマ(夢の実現)として、将来2つの願いが叶えられることを願うばかりです。」
                *尚、NPO「命・地球」の詳細につきましては、「鎌倉のNPO(市民活動団体)紹介」をご参照下さい。
http://www.kcn-net.org/npo/641.html

www.npo-kama.sakura.ne.jp › partpdf

また、河本宏教授(チ-ム)に関しては、以下⬇ホームページをご覧下さい。http://kawamoto.frontier.kyoto-u.ac.jp/
以上、よろしくお願いいたします。

京都大 再生研とウィルス研が統合へ (命・地球の講演会)

2016-06-01 06:10:13 | NPO 命・地球

鎌倉朝日新聞
http://www.kamakura-asahi.com/
6月号第3面に「地域再生」テーマに学生と交流とNPO「命・地球」と立正大学の経営学部の学生たちに運営されています鎌倉市御成町にあるRUKcafeとの交流会が紹介されました。

鎌倉朝日新聞(第3面)
http://www.kamakura-asahi.com/

今後、NPO「命・地球」の主催で、京都大学の再生医科学研究所から『河本宏教授』をお招きして、講演会などの企画や準備をしております。会場は、あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)にて、今年度10月2日の日曜日(なお開催時間は午後1時)を予定しております。

以下に、複数のメディアからの情報があり、2016(平成28)年度10月に「京都大 再生研とウィルス研が統合へ」とされています。

NPO「命・地球」は、『がん・白血病』などの病気や疾患に対しての画期的な糸口となる世界的な研究や治療法などが、このような統合や協力体制により、ますます促進され、人間へと実用可能になることで成果を現すことを期待しております。
 
以下の記事などの情報を、是非お知りおきいただき、今後10月2日の日曜日(開催時間は午後1時より)に行われるNPO「命・地球」主催の講演会、会場は、あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)にお越しいただくことで、皆様方のご理解とご支援やご参加のほどを心より希望しております。


京大、再生研とウイルス研統合
生命システム研究部門新設
『京都新聞』より http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20160426000159

京都大は26日、再生医科学研究所とウイルス研究所を10月1日付で統合し、ウイルス・再生医科学研究所を設置すると発表した。ヒトの細胞や組織が組み合わさって生命活動が維持される仕組みを探る「生命システム研究部門」を新設し、新たな学問分野の創出を目指す。

新研究所は約80人の専任教員が所属し、従来の「ウイルス感染」「再生組織構築」の研究部門に、「生命システム研究」を加えた3研究部門制とする。動物実験施設や研究機材の効率的な運用も期待できるという。

再生研は1998年に設立され、山中伸弥教授が所属中にiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製に成功した。
ウイルス研は1956年に設立され、*故日沼頼夫元教授が成人T細胞白血病の原因ウイルスを発見
http://www.japan-acad.go.jp/pdf/youshi/079/hinuma.pdf するなど、ウイルス学の発展に大きな貢献があった。 両研究所は病院西構内(京都市左京区)で隣接しており、従来の研究の枠組みにとらわれず、新たな学術領域を開拓したいとの理念が一致し、統合することになった。

第79回(平成元年6月12日)恩賜賞・日本学士院賞 *成人T細胞白血病のウイルス病因に関する研究
*医学博士 日沼 頼夫 http://www.japan-acad.go.jp/pdf/youshi/079/hinuma.pdf

日沼 頼夫(ひぬま よりお、1925年(大正14年)1月19日 - 2015年(平成27年)2月4日)は、日本の医学者、ウイルス学者。
成人T細胞白血病の成因がウイルスであることを指摘した。
京都大学・熊本大学名誉教授。秋田県名誉県民。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%B2%BC%E9%A0%BC%E5%A4%AB(ウィキペディアより)


毎日新聞2016年4月27日 大阪朝刊 http://mainichi.jp/articles/20160427/ddn/012/100/040000c

京都大は26日、ウイルス研究所と再生医科学研究所を統合し、「ウイルス・再生医科学研究所」を10月に発足させると発表した。従来の研究を引き継ぐ「再生組織構築研究」と「ウイルス感染研究」に加え、「生命システム研究」を新設。生命システムは、一つの細胞からヒト一人の生命活動全体を考える。新研究所の専任教員は、現在の両研究所の定員を合わせた80人程度となる見込み。統合によって機器や施設の効率化も図る。

ウイルス研は1956年設置で、白血病研究の権威の故日沼頼夫・京都大名誉教授が在籍していた。一方、再生研は41年にできた結核研究所が前身で、ノーベル賞受賞者の山中伸弥教授は、在籍中の2006年にiPS細胞を初めて作製した。


実用可能な再生医療を研究 京大、10月に「ウイルス・再生医科学研」発足
http://www.sankei.com/west/news/160427/wst1604270062-n1.html

京都大は26日、再生医科学研究所(京都市左京区)とウイルス研究所(同区)を統合し、10月1日付で「ウイルス・再生医科学研究所」を発足すると発表した。京大の研究所統合は平成16年の生存圏研究所(宇治市)以来、約12年ぶり。

両研究所の研究テーマに加え、新たに「多階層生命システム創生研究」を開始し、人間への実用可能な再生医療などの研究を行う。

記者会見した京大再生医科学研の開祐司所長は「人間にある細胞60兆個が集まり、どうシステム化されているのかが、分からない。こうした新分野の研究に挑戦していく」と話した。

京大によると、再生医科学研は昭和16年の結核研究所を前身とし、山中伸弥・京大iPS細胞研究所長がマウスやヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を発見した際の所属研究所として知られる。ウイルス研は昭和31年に発足した。


京大再生医科研とウイルス研が統合 山中伸弥氏が以前在籍
http://www.sankei.com/west/news/160426/wst1604260078-n1.html

京都大は26日、ウイルス研究所と再生医科学研究所(いずれも京都市左京区)を統合すると発表した。研究者同士の交流や大型解析機器の共同利用を進め、研究活動の強化を図る。新しい名称は「ウイルス・再生医科学研究所」となる。

京大によると、再生研ではノーベル医学生理学賞を受賞した京大iPS細胞研究所の山中伸弥所長が以前教授を務め、ウイルス研も同じくノーベル医学生理学賞受賞者の利根川進氏が在籍したことがある。

設置は10月1日付で、研究者約80人が所属する予定。「ウイルス感染」「再生組織構築」「生命システム」に関する研究部門を設け、生命医科学研究を多角的に進める。

以上

今後、NPO「命・地球」は『京都大学再生医科学研究所』の研究者(河本宏教授)の方々などと連携をしながら『市民向けの講演会』を開く予定です。
上記のような講演会の実施のためにサポート(支援)も募集中です。

ご関心やご質問などがございましたら、具体的な内容とご所属などを記載した上で、下記アドレスにお送り下さい。
hirokssr@jewel.ocn.ne.jp
ご理解とご協力をお願いいたします。