奄美大島にある田中一村記念美術館に行きたいという参加者の希望で奄美パークという
施設に向かったが、その前に一村の住居跡を訪れた。奄美での一村は絵を描く為に紬工
場で染色工として働き、孤独と切り詰めた生活の中でも画家としての信念を貫いた・・・
住居は木造の粗末な建物だが周囲はモチーフとした亜熱帯の植物に溢れていた~
田中一村の生涯・異端の画家田中一村は特定の画壇に属さず師につかず、その学びの姿勢
は克己と挑戦であった。50才で単身奄美に移住。亜熱帯の動植物をモチーフに新たな日本
画の世界を創造したが昭和52 年69才で誰にも看取られずにその生涯を閉じた。その後作品
が有志によって紹介されると大きな反響を呼び少しずつ世の中に知られるようになった~
奄美パークに向かう車中で奄美の毒蛇ハブの話が出るとドライバーさんがハブ製品の店に
寄ってくれた 怖いもの見たさ(>_<) ガラスの箱の中でビクとも動かないハブを見学~
奄美の美しい自然や多様な文化、歴史を紹介すると共に人々の交流の場となる奄美の郷・
奄美パークに到着。一村美術館・一村の杜・展望台やレストランもある観光拠点施設~
昼食に島食・鶏飯を頂いた。ご飯の上に具をのせ熱々の汁をかけて食べるというもの~
田中一村記念美術館入口~
美術館の中は撮影禁止。団体の鑑賞客も多くて人気のようです(*'▽')
一村の子供の頃の絵・南画時代の絵・花鳥画等々・そして奄美の風景に
溶け込んだ動植物が美しくモダンに描かれていて至福の時間を過ごした~
絵の鑑賞後、南国の植物あふれる一村の杜を散策~
ビルのような展望台に上がってすぐ近くにある奄美空港などを眺望~
名瀬市街地が眼下に広がる峠を通って次の訪問島・喜界島に渡った~ 続きます