新HIV予防ワクチン「MVA-B」の初の臨床実験がスペインで開始。
第?相臨床試験では、投与したうちの90%に免疫応答がでたそう。
エイズ撲滅の特効薬になるのではと、大いに期待されています。
「MVA-B」とは、改変ワクシニアアンカラ（Modified Vaccinia Virus Ankara；MVA）の変種を
弱毒化したもので、「B」は、欧州で最も多いHIV亜型のHIV-BからとったB。
※MVAはその昔天然痘を根絶するのに使われていたワクチンで、
他のいろんなワクチンのベースにも使われているもの。
このMVAの遺伝子配列に、HIVの基本遺伝子（Gag、Pol、Nef、Env）を挿入し、
2008年にマウスと猿に投与した際は、完全にHIV撃退に成功しています。
今回の実験では、HIVにかかっていない志願者30人のうち、24人にこのワクチンを注射、
残り6人にはプラセボ（偽薬。ワクチンの入ってないただの液）を注射。
ワクチンを投与したうち、90%の志願者の体には、かなり強いHIVウイルスへの免疫反応が現れ、
85%の人はこの免疫応答が最低1年以上もったそうで。
（もちろんワクチン無しの６人には何の反応も無し。）
ちなみに、副作用が強く出た被験者も無しとのことで。
実験を行なった、スペイン科学研究高等会議バイオテクノロジー国立センターの
Dr.マリアノ・エステバン氏曰く、
「実験参加者はたった30人、強い反応が引き起こされるケースがほとんどでも、
それが本物の（HIV）感染撃退に効果があるかどうかは時期尚早でまだ何とも言えません」
とのことで。
チームは早々に次の実験へ着手。
今度はHIVに感染した人たちが対象で、
目的はワクチン投与で患者の治療にプラスな効果が得られるかどうか調べること。
原理上は、MVA-Bの免疫学的プロファイルは、
有望なHIV撃退ワクチンの条件を満たしているそうですが、
これから、何度も実験を繰り返し、さらには、抗体を備えた後、
本当にHIVに対して、免疫効果があるのかどうかまで、
しっかり調べなければいけません。
実用化までまだ時間はかかるかもしれませんが、
今回の実験は、大きな一歩だと思います。
大きなつながりで、先日メガウィルスが発見されたそう。
南米チリ沖(チリのラスクルーセス沖)で発見されたこのウィルスは、
「Megavirus chilensis」と名づけられ。
宿主は不明で、遺伝子の数が1000を超える世界最大のウイルスとのこと。
宿主が不明でなぜ、ウィルスかと言う疑問が沸きますが、
多分代謝に関するものが見つかっていないからなので。
通常、ウィルスは小さいため、自身で増殖は不可。
宿主に依存しなければならず。
なのに、遺伝子数が1000って、一体何の意味があるのやら。
一応今の所、人体に無害とは発表されていますが、
油断大敵ですね。
ミミウィルスや、ママウィルス、T-ファージ等、
色々見つかりましたが、今回はメガ。
いつか目に見えるクラスのものが見つかったりしてなんて、妄想が膨らみます。
というか、宿主が不明ってとこが、私的にすごくぞくぞくします。
また新しい発見に期待です。
左手の腱鞘炎は、大分よくはなりました。
あと数日、無理をしなければ、落ち着きそうです。
そういえばハンサムケンヤ氏の、MVこの監督、椙本晃佑氏が、
第23回CGアニメコンテストにてグランプリを受賞。
もちろんそのMVは「これくらいで歌う」
曲ももちろん良いですが、映像も良いので、
どちらでも楽しめる良い曲です。
ちなみに、最近、友人がビートルズの曲をアップしているのを聴いて、
またビートルズ熱が復活。
連日聞いています。
何年たっても良いものは色褪せません。
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第?相臨床試験では、投与したうちの90%に免疫応答がでたそう。
エイズ撲滅の特効薬になるのではと、大いに期待されています。
「MVA-B」とは、改変ワクシニアアンカラ（Modified Vaccinia Virus Ankara；MVA）の変種を
弱毒化したもので、「B」は、欧州で最も多いHIV亜型のHIV-BからとったB。
※MVAはその昔天然痘を根絶するのに使われていたワクチンで、
他のいろんなワクチンのベースにも使われているもの。
このMVAの遺伝子配列に、HIVの基本遺伝子（Gag、Pol、Nef、Env）を挿入し、
2008年にマウスと猿に投与した際は、完全にHIV撃退に成功しています。
今回の実験では、HIVにかかっていない志願者30人のうち、24人にこのワクチンを注射、
残り6人にはプラセボ（偽薬。ワクチンの入ってないただの液）を注射。
ワクチンを投与したうち、90%の志願者の体には、かなり強いHIVウイルスへの免疫反応が現れ、
85%の人はこの免疫応答が最低1年以上もったそうで。
（もちろんワクチン無しの６人には何の反応も無し。）
ちなみに、副作用が強く出た被験者も無しとのことで。
実験を行なった、スペイン科学研究高等会議バイオテクノロジー国立センターの
Dr.マリアノ・エステバン氏曰く、
「実験参加者はたった30人、強い反応が引き起こされるケースがほとんどでも、
それが本物の（HIV）感染撃退に効果があるかどうかは時期尚早でまだ何とも言えません」
とのことで。
チームは早々に次の実験へ着手。
今度はHIVに感染した人たちが対象で、
目的はワクチン投与で患者の治療にプラスな効果が得られるかどうか調べること。
原理上は、MVA-Bの免疫学的プロファイルは、
有望なHIV撃退ワクチンの条件を満たしているそうですが、
これから、何度も実験を繰り返し、さらには、抗体を備えた後、
本当にHIVに対して、免疫効果があるのかどうかまで、
しっかり調べなければいけません。
実用化までまだ時間はかかるかもしれませんが、
今回の実験は、大きな一歩だと思います。
大きなつながりで、先日メガウィルスが発見されたそう。
南米チリ沖(チリのラスクルーセス沖)で発見されたこのウィルスは、
「Megavirus chilensis」と名づけられ。
宿主は不明で、遺伝子の数が1000を超える世界最大のウイルスとのこと。
宿主が不明でなぜ、ウィルスかと言う疑問が沸きますが、
多分代謝に関するものが見つかっていないからなので。
通常、ウィルスは小さいため、自身で増殖は不可。
宿主に依存しなければならず。
なのに、遺伝子数が1000って、一体何の意味があるのやら。
一応今の所、人体に無害とは発表されていますが、
油断大敵ですね。
ミミウィルスや、ママウィルス、T-ファージ等、
色々見つかりましたが、今回はメガ。
いつか目に見えるクラスのものが見つかったりしてなんて、妄想が膨らみます。
というか、宿主が不明ってとこが、私的にすごくぞくぞくします。
また新しい発見に期待です。
左手の腱鞘炎は、大分よくはなりました。
あと数日、無理をしなければ、落ち着きそうです。
そういえばハンサムケンヤ氏の、MVこの監督、椙本晃佑氏が、
第23回CGアニメコンテストにてグランプリを受賞。
もちろんそのMVは「これくらいで歌う」
曲ももちろん良いですが、映像も良いので、
どちらでも楽しめる良い曲です。
ちなみに、最近、友人がビートルズの曲をアップしているのを聴いて、
またビートルズ熱が復活。
連日聞いています。
何年たっても良いものは色褪せません。
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