「重い電子」で超伝導を実現。

　「世界で一番重い電子」が流れる超電導状態を作り出すことに、
京都大理学研究科などのグループが成功したそうで。

通常、超伝導は二つの電子がペアを組むことによって生じるものですが、
今回の研究で、これまでの超伝導体では実現できなかった、
極めて強く結合した電子ペアをもつ、特異な超伝導状態が生じていることを明らかにできたそうで。

※超伝導は電気抵抗がゼロになる現象

研究成果は10月9日、英国科学雑誌「Nature Physics」誌に公開。

レアアース（希土類）元素の化合物（セリウム化合物）を交互に積み重ねた「人工超格子」を作製し、
電子を狭い空間に閉じこめ、自然界には存在しない電子状態を実現することにより得られた。

以上のことにより、重い電子状態を人工的に制御することが可能になり、
低次元でおこる、新しい超伝導発現のメカニズムの解明へつながると期待されるとのこと。

ちなみに、これが何に使われるのか？とか、自己満足でしょうとか言う方も多いと思いますが、
一応、研究背景は、消費電力を発生することなく、電気を流すことができるため、
省エネルギーにつながる技術への応用が期待できるのです。

通常の金属でおこる超伝導の理論では、
非常に低い温度でのみ起こる現象であることが知られていますが、
「強相関電子系」とよばれる物質群では、従来の理論の枠組みを超えた、
比較的高い温度で超伝導が起きることが、解明されつつあるそうで、
今回の研究に至ったわけです。

今回の超伝導で、前例の無いほど強く結合した電子対を持っていることが明らかとなり、
結合エネルギーが超伝導転移温度から、従来の理論で予想される値に比べ、3倍にも達する、
特異な超伝導が実現していることを意味し、次元性を下げることにより出現した、
新しい超伝導メカニズムの解明に役立つと考えられるそう。

今回の研究はあくまでも基礎研究。

基礎研究というのは、
ざっくり言うと、多分こうだろうと予想したことを、実際にやってみたら、
やっぱりそうだったということ。

ただ、この基礎研究をおろそかにすると、
ある国のようになってしまう訳で。

何事も基礎はしっかり固めることが大事です。




ギターの経過ですが、壁に着きあったったようです。

これ以上、どう練習すればいいのか分からなくなりました。

待っていました。この壁。

いつも何かを練習すると、必ず現れる、戸惑いという名の壁。

ここからが本番です。

くじけずに頑張って乗り越えます。

何かを練習して取得するときの、わずか１ミリずつの進歩が
とても心地よく、
うまく出来ずにもがいている自分もさらに心地よく。

相方に、変態と言われる所以の一つです。

ちなみに、iPhone4ｓ、予想外に売れているそうですね。

知人も購入すると言っていたので、
詳細を聞いてみます。
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