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書道 直庵(筆耕所)

黒坂の命(みこと)この地を奪へれば茨の城を築けりときく  丹人


けふ茨城県民の日なり
明治四年廃藩置県によりてこの國の十六藩 名はそのままに県となる
同年十一月十三日 県の統合によりて この國三県となる 
茨城県(水戸)新治県(土浦)印旛県(佐倉)なり
県名に茨城という名の初めて使はれたるを記念してこの日を県民の日とすと聞けり


常陸風土記に 「黒坂命 賊を滅ぼし茨にて城築く」とありぬ 
これ茨城の名の所以なり
賊とあるも それ賊に非ず この地の先住民なり
棘ある茨にて城つくるとは如何
予 断言す
これ 先住民を滅ぼし追い出したる黒坂の先住民が仕返しを恐るる心の表れなる と
 
かやふなる刺々しき名を県名にするとは如何なる哉 
名付けし者の歴史認識の貧しきをここに見たり

よって 予 この棘ある名を使はずして「常陸國」を使ひたる

*画像:庵口に咲く小薔薇(2006.11.13撮影)  

コメント一覧

あかひと
栄螺とはいとをかし
◇山桜姫 予が県の県章知りたること いとうれし
これ二代目の県章なり
開き始めた薔薇をイメージするも 眼が回りさふなりなどと悪口たたく者もをりぬ
栄螺のやふ・・・なるほどさやふにも見へるは いとをかし
初代の県章 片仮名のイハラキを用ひて薔薇の花をイメージしたるものなりき 予 初代の県章がよきとおもへる
山桜
いつの間にか
 茨=薔薇とされ、県章も薔薇の花(サザエのようでもあり・笑)
すっかりそういう歴史も覆い隠されてしまっているのですね。
Rose Castle ともなれば何をかいわんや…
あかひと
心に有り哉
◆幽黙氏 お晩にござる
さて 春秋戦国の世にさやふなる逸話あること
予 初めて知る
流石 幽黙氏なり
処女の花に棘なくして処女が心に棘有ると予は見る也
是如何?
あかひと

◆善人氏 お晩にござる
茨が字形 棘が四方に尖りたる形なり
いと痛し字なれど 致し方なし哉・・・
茨の読みに因みて 予 威張らずに歩みたし^^
幽黙
荊棘
中国の春秋時代の処女の物語を思い出してしまいました
美しいものには棘がある
処女は武闘家でした
彼女を軍の指揮官とした王を一途に愛して去って行った
彼女に指揮された部下たちは彼女を
親しみを込めて荊棘花と呼びましたが
処女の花に棘があったかなかったか
酒徒善人

http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
大阪にも“茨木”があります。
この夏の旅でキリストの血が残されているという教会に行きました。
かなり頑張ってその血を探したのですが、見つけることが出来ませんでした。
茨と聞いてキリストを連想してしまいました。
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