日の出30分ほど前の東の空。朝焼けの中、金華山の岐阜城がくっきりと見える。
今回は春を告げる花々を並べてみた、先ずは節分草(セツブンソウ)だ。毎年、咲いていたセツブンソウが枯れ、昨年、新たに購入した苗が今はまだ鉢で咲いている。可憐な花、春先の花に相応しい。
春を告げる草花としてポピュラーとも言える福寿草も咲き始めた。福寿草は夜は花びらを閉じる。最初の写真は夕方に写したものでもう花が閉じ始めている。そして夜明けと言うか日の出とともにまた開き始める。先日、発見(?)と言うほどのものではないが、雨の日は花びらを閉じたままだ。花弁を守るためかもしれない。
椿の1種、侘助も咲き始めた。侘助は普通の椿のようには花びらを開かず、8分咲きと言うところで落ちる。茶人に好まれる花のようだ。
クリスマスローズも咲き始めた、たくさんの蕾が見える。クリスマスローズはクリスマスの頃に開花する種ヘレボレス・ニゲルの呼称だが日本の園芸市場では今の時期に咲くレンテンローズそしてハルザキクリスマスローズなどもクリスマスローズの名で出回っているようだ。
梅がやっと咲き始めた。我が郷はお茶だけでなく梅の里としても知られている。例年なら2月中旬頃には咲き始める梅、今年は2週間以上遅れての開花だ。
朝の散歩道には梅の木が多い。散歩時に会う人々との挨拶が”寒いな”からこの頃は”梅がなかなか咲かんな”に変わっていた。”春告草”の別名がある梅、みんな梅の開花を心待ちにしているのがわかる挨拶だ。毎年、梅と桜の競演を見たいと思うのだが引っ越してきて15年、1度だけわずかだが重なった年があった。今年は、と期待するが・・・桜は2月1日以降の日平均気温の合計が400度を超えると開花すると言われている。2月に雪が多かったので桜の開花も大きく遅れそうだ。では子供の頃がそうだったように桜の4月初旬の満開を楽しみにするか。
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