朝陽が最も遅い時期になった。朝散歩に出ることろに陽の光があることは少ない。散歩道、最も高地から見た朝陽だ。春を待ち、今は眠る桜の木にはカラスがたむろしていた。
池江田山に3回目の冠雪が12月中旬にあった。くっきりと山の中腹に積雪の境目が見える。里の人が伝える”池田山が3回冠雪すれば里にも雪が積もる”。それから、1週間も経過しない21日15cmの積雪があったが写真は撮れなかった。
散歩道、やぶ椿がたくさん咲いていた。このやぶ椿の木、球状に赤い実が生る蔓が共生している。以前に紹介した美男蔓(ビナンカズラ)だ。
晩秋に3回目の摘み取りが終わった茶畑の風景だ。綺麗に刈りこまれて冬を迎える。収穫用のチャノキはこのような姿で越冬して春を迎える。八十八夜までに新芽を揃えて、美味しいお茶を産みだしてくれる。
先日、紹介した桂の木だ。すっかり枯葉になったが散らない。この姿で春の新芽を待つ。そして、青桐だ。毎年、葉が落ちた後でその年に伸びた枝を落とす。チャノキ・カツラそしてアオギリ、それぞれの姿で新年を迎える。
過ぎし12月22日は二十四節気 冬至だった。11月7日立冬から始まった冬、真ん中に至ったことになる。”冬至冬なか冬はじめ”と言う言葉があるようで真冬の始まりを表す。七十二候は乃東生(なつかれくさ しょうず)。乃東生とはウツボグサのことで芽を出す頃と言う意味だ。ウツボグサの花は夏に枯れるので夏枯草(かごそう)とも呼ばれるとのことだ。そして今日12月26日は冬至次候 麋角解(さわしか つのおつる)だ。麋角(さわしか)とは大鹿の一種でヘラジカの角が生え変わる頃を表すようだ。ヘラジカはトナカイの仲間でもあるようだ。
いつもは七十二候の前日のブログを出していたが今回は遅れた。実は19日にコロナ感染が判明した。コロナは潜伏期が3日と言われている。いつもチョロチョロしている私だが感染の3日前近辺は酒蔵にお酒を買いに行ったぐらいで他は動いていない。”感染経路不明”と言うやつだ。きつかったー!38.5度超えの熱が3日続いたがそれよりもっと堪えたのが関節痛(筋肉痛?)で3日間はベッドから起き上がれず水を飲むのも苦労した。岐阜県は県職員(看護師)のフォローが行き届いていて1日3回の電話が心強かった。コロナの症状が出てから7日目の昨日、やっと楽になってきた。”三途の川”を前に躊躇した1週間、女房が引っ張り戻してくれた感じだ。自分も感染していると思える女房がいなければ水も飲めなかっただろう・・・感謝。