マンサク・ロウバイそして梅と続いた春の木々の花。春分の日を過ぎ”春爛漫”の季節が近づいた。青空に枝垂れ梅のピンクが、小梅は白い花が輝いている。
ポツポツと咲いていたリュウキンカも広がりを見せ、近くでクロッカスがポツッと一つ咲いている。
雪割草はこれ以上は無理、と言いたげに競り合いながら花を咲かせる。
こちらはウチワノキだ。名前の由来は実の付き方が団扇に似ていると言うことらしいが・・・。ウチワノキの向こうにはクリスマスローズが広がっている。
こちらはベランダからの景観だ。一番奥に山茱萸、手前に椿とユキヤナギが並ぶ。山茱萸の奥には他家の木だがプラムのようで間もなく白い花を付ける。椿以外はまだ咲き切っていないがプラムの加えての光景は美しい。そして、雨の日の山茱萸だ。
山茱萸はこんな花。まだ蕾が多い。
そして、桜だ。岐阜市のソメイヨシノの開花宣言があったのが21日。ここらはチラホラと言うところだろうか。今年は殆ど同じ時期の開花となった河津桜・彼岸桜・寒緋桜が先陣を切って咲き始めている。これは隣家にある桜、河津さくらと聞いている。
そして近くの小学校にある寒緋桜。今はない表現だが”咲き初め”と言うところだろうか。
そして熊野神社にある彼岸桜だ。こちらは5分咲きだ。
明日3月26日(旧2月24日)は七十二候 春分次候 桜始開だ。今年はソメイヨシノ以外の寒緋桜・彼岸桜などの開花が遅く、ほぼほぼソメイヨシノと同時期となった。また梅の開花が例年に比べ2週間程度遅く、桜と梅の競演と言う珍しい年になった。我が里では7,8年ぶりの出来事だ。桜が咲く頃になると私はいつもこの歌が思い浮かぶ。♫”春がきたかよ 街にも山にもサ 桜咲いた咲いた ステテコシャンシャン どんぶりばちア 浮いた浮いた ステテコシャンシャン・・・”。調べて見ると昔からある唄のようだが、松の木小唄が大ヒットした二宮ゆき子さんが2007年にレコーディングしていた。 このご時世、ビール片手に口ずさみながら桜の下を歩きたいと思ってしまう・・・(でも、今は飲めへんなー)。