東成まちあるき

東成を歩いて観察!
東成の魅力を発掘します!!

亀の橋跡

2009-06-30 11:32:37 | 東成のビュースポット

玉津2丁目の住宅の前にぽつんと亀の橋跡と書かれた石碑があります。
昔このあたりに平野川が流れていて「亀の橋」が掛けられていた名残です。

日本書紀の時代にまでさかのぼると、「仁徳天皇14年11月橋を猪飼津に造り。即ち其処を号けて小橋と日う」と記され、文献上日本最古の橋とされる「鶴の橋」というものが旧平野川の上流にありました。この地方には、鶴が多く生息していたために、この名がつけられたといい、その下流のここにあった橋を鶴の橋に対して縁起のいい、亀の橋と呼ぶようになったと言われています。

亀の橋跡から東南へ一直線に道路が通っています。陣堂道(じんどうみち)(石田通り)といい、福見の北、八尾海道から東小橋の亀の橋まで約2.7kmを小路村の豪農井上氏が明治42年(1909)に私財をもって造られた道です。戦前南弁天橋の所に「石田り三丁目」の道標がありました。この道によって小路や鶴橋また玉造と交通の便がよくなり、玉造の「日の出通り」とつながって今里新地に続く道として繁栄しました。

 

 

場所:大阪市東成区玉津2-20


のんびりくつろげる喫茶店 コーヒーハウスEST.

2009-06-26 16:17:34 | 東成の美味しい店

本格的な美味しいコーヒーが楽しめて、イギリスのカフェ風な雰囲気でのんびりくつろげる喫茶店
「コーヒーハウスEST.」

朝はモーニングもやっていて、それがまた美味しい!
手作りのポテトサラダがどっさりついてるのでボリューム満点です。
なによりコーヒーが本格的でほんと美味しい。
朝は地元の常連さんが、ここでコーヒーを楽しんでます。


コーヒーハウスEST.
1985年から。東成区でお気に入りの喫茶店です。


朝のモーニング
バタートースト。380円は嬉しい


ミックスオープントースト
お気に入りメニュー。ポテトサラダが美味しいんです!

場所:大阪市東成区中本3-17


東成区の芸術の祭典「アートフェスタ東成」

2009-06-23 06:15:44 | 東成のイベント情報

東成区で芸術活動に携わっている人達が企画したアートフェスタ東成が開催されます!
アートもお祭りも大好きなのでイベントが楽しみです!

作品展示
6月28日(日)から7月5日(日)まで、東成区役所1階のふれ愛パンジーで作品展示会が開かれます。 
茶の湯釜、陶芸、書道、写真、菅細工、魚拓、ステンドグラス、染織、絵画、イラスト、華道、アートフラワー、クラフトなどの作品が展示されます。

ワークショップ(体験コーナー)
7月4日(土)午前10時~午後4時に、ふれ愛パンジーで書道パフォーマンス、糸つむぎ体験、バードカービング、魚拓などの体験ができます。

舞台発表
7月5日(日)午前10時~午後4時に、東成区民ホールで日舞、洋舞、邦楽、クラシック音楽、民族音楽(韓国、中国、インドなど)の発表があります。
くつろぎ喫茶コーナー、平戸公園において、フリーマーケット・模擬店・飴細工・バルーンアートなど。子ども和太鼓、キッズジャズ、よさこいソーランなどの野外舞台(正午から午後1時)もあります。

開催場所:東成区役所ふれ愛パンジー、東成区民ホール、平戸公園

問い合わせ先:東成区コミュニティ協会 電話06-6972-0717 


第1回なにわなんでも大阪検定終わりました~♪

2009-06-21 17:56:11 | たまぞう日記

第1回なにわなんでも大阪検定が無事終わりました~♪

3級と2級合わせて約6,400人、平松大阪市長も受けたそうです。
今回私3級を受けました。
出題テーマと出題数は、国語、社会、体育、芸術・娯楽、生活、遠足が90題、ボーナス問題が10題の計100題。
合格点は、90題の6割以上なので、実質54点がボーダーになるようです。
感想は、思っていたよりサービス問題が多かったですが、まったくわからない問題もいくつかありました。
写真問題は印刷が荒くて、わかりにくかったです。


帰ってから早速答え合わせ。8割強は正解!
よかったー合格点はクリアしたみたい。ホッ

 

[解答速報] ※自分調べ。間違いがあればご指摘ください。

1②、2③、3②、4③、5③、6④、7①、8④、9④、10②

11③、12①、13③、14④、15②、16③、17②、18③、19②、20①

21③、22①、23①、24②、25②、26③、27④、28②、29③、30①

31③、32②、33③、34②、35④、36④、37①、38③、39①、40④

41③、42②、43①、44②、45④、46③、47④、48②、49④、50①

51③、52④、53①、54①、55②、56①、57③、58④、59①、60①

61④、62①、63④、64③、65②、66②、67④、68①、69①、70③

71④、72③、73④、74②、75①、76①、77③、78①、79②、80②

81④、82②、83③、84④、85④、86③、87④、88③、89②、90②

91③、92①、93①、94④、95④、96③、97②、98①、99①、100③


安堵の辻(あんどのつじ)

2009-06-17 13:29:14 | 東成のビュースポット

昔ながらの家並みが残る深江南に安堵の辻(あんどのつじ)と呼ばれるお地蔵さんがあります。

深江の法明寺に残されている安堵の御影縁起(法明上人の弟の西願が、沙弥教信と法明上人がお話しされているところを描いた図)によると、貞和4年(1348)の春突如として空中に紫の雲が現れ、その雲から尊い僧、沙弥教信が姿を現わし、法明上人に向って「あなたは永年念仏を唱えながら、人々を助けてこられました。おかげで来年の6月16日の朝、極楽へ安らかに旅立つことが出来るでしょう」と。上人はよいお告げを聞いたと喜び、お告げ通りに、その日に亡くなりました。
その尊い僧に法明上人が出逢ったところが辻だったので、この辻を「安堵(安心)の辻」と呼ぶようになったと伝えられています。[参照:東成区役所HP]

場所:大阪市東成区深江南3‐7-6


東成と菅笠

2009-06-16 23:13:31 | 東成のビュースポット

「大阪はなれてはや玉造、傘を買うなら深江が名所」

と伊勢音頭に歌われたように、深江は菅笠(すげがさ)の産地として有名でした。
古代垂仁天皇のころ、笠を縫うことを職業とした笠縫氏の一族が、大和の笠縫邑から良質の菅の生い茂った深江の地に集団で移住して、代々菅笠を作ったことから笠縫島の地名が生まれました。
江戸時代中頃からは、伊勢参りが盛んとなり、一般道中用の菅笠が世に知られるようになりました。旅人は、玉造を出てすぐ到着するこの地で菅笠を入手し、長旅に備えたことでしょう。
古くは全戸が笠造りに従事し、明治の初めには外国にも輸出され、また歴代天皇の御即位式や、伊勢神宮の年式遷宮(20年に一度)に用いられる儀式用の大きな菅笠は、代々この地から調達されていました。江戸時代の末期からは菅の釜敷きや、瓶敷き、皿敷き(今のコースターのようなもの)などの菅細工も作られ、皿敷きは明治や大正の頃には、イギリスやアメリカにも輸出されました。

現在、深江稲荷神社内が「笠縫邑跡」として大阪府史跡にしていされています。また大阪市の顕彰碑「深江菅笠ゆかりの地」が建てられています。

現在も地元の深江菅田保存会が平成11年に大阪市指定文化財の指定を受け、菅細工の技術を継承を行っています。



バカンスな夜♪

2009-06-14 07:55:29 | たまぞう日記

バカンス食堂でのライブに行きました。
ギターリストuncherry-kとボーカルhikadooのユニット「afroglass(アフログラス)

二階の座敷がステージとなっており、狭いながらも観客が約20人も集まっていました。
(天井が抜けないかちょっと心配した…


思い思いの場所に腰掛け、グラスを片手にアフログラスの音楽に聞き入りました。
ノリのいいリズムと個性的なゆるい歌詞、そしてバーカルの声が耳に心地よい。
WC(ワシントンクラブ)から始まり笑いあり、ブルースありで、楽しいバカンスな夜を過ごしました。


アフログラスwithプッチ


明るい女将さんのいる居酒屋 万家(まんや)

2009-06-12 07:08:52 | 東成の美味しい店

東成区役所から長堀通をはさんで斜め向かいに居酒屋万家(まんや)があります。
カウンターだけの落ち着いた雰囲気の店で、明るい女将さんが迎えてくれます。
お酒は焼酎が中心のお店で、「富の宝山」や「百年の孤独」のようなプレミア焼酎もそろってます。
一番人気があるのは、「宝山 芋麹全量」で、市場ではなかなかお目にかかれないプレミアム焼酎です。

万家は、午後7時までに入ると料理2品とビールで1,000円で楽しめるので、財布がピンチの時には大助かりです。
区役所に寄った帰りに覗いてみてはいかがでしょうか?
「東成まちあるき」を見たと言うと何かサービスしてくれるそうです。


万家


気さくで明るい女将さん


焼酎のライナップ
 
まだまだ一部


プレミア焼酎 「宝山 芋麹全量」
飲んだ後フルーティーな芋の甘味が口っぱいに広がります。おススメ!

場所:大阪市東成区大今里西2-29
最寄駅:地下鉄 今里駅③


矢田地蔵尊

2009-06-11 17:14:50 | 東成のビュースポット

JR玉造駅の東側、二軒茶屋・石橋跡の石碑から暗越奈良街道を少し歩くと右手に玉造駅東商店街(旧名:中道新建屋)があります。

この商店街にを歩くと矢田地蔵尊の地蔵堂があり、その地蔵尊の浮彫の下部及び向かって右側面に道標があります。
(東面して)「矢田地蔵尊 此より東」、(向かって右側面)「従是 二リ松原 一リ余くらがり峠 一里余小瀬 一リ矢田山」と書いてあります。
地元では、この道標を古くから矢田地蔵尊と呼び祀っているそうです。

地蔵盆には、大和の矢田寺からもお参りに来る人がいるそうです。
矢田寺への道標は、暗峠にもありますが、この街道がお伊勢参りの途次、矢田寺参りをする人たちにも利用されたことを物語っています。

場所:大阪市東成区東小橋1-1-2


東成警察署中道本通警ら連絡所<中本本通レトロ警ら連絡所>

2009-06-10 00:06:01 | 東成のビュースポット

中道本通警ら連絡所は、JR玉造駅の東側にあり、当時の面影をそのまま残している警ら連絡所です。
昭和12年に建てられ、府内の連絡所の中で5番目に古いものです。
戦争により周囲の家屋の大半が空襲で焼損する中で唯一、焼け残りました。

地元住民に愛され、歴史ある連絡所を大切にしようと、外壁を塗り替え、定期的に掃除をして植木を飾るなどの活動を展開中です。
最近では、木製の引き戸や窓枠などレトロな雰囲気が評判となり、記念撮影する人も増えています。また、暗越奈良街道のハイカーの集合場所として記念スポットになっています。

これからも地域を明るく照らす存在であってほしいですね!


木製看板は東成署署員の手作りです。

場所:大阪市東成区東小橋1丁目


まち歩き(深江地区を歩く!)

2009-06-08 23:45:50 | 東成のまち歩き

昔ながらの旧家が多く残っている大阪市東成区の深江地区を歩きました。
深江は、菅笠と鋳物に関わりの深い地区です。
まち歩きをしていてもその歴史に触れることができました。 


深江稲荷神社


「深江菅笠ゆかりの地」と「笠縫邑跡」の石碑


深江菅田の復元


安堵の辻(あんどのつじ)


島光大神


真行寺


法明寺


法明寺の鐘楼


雁塚(かりつか)
 


白いタイヤキ 博多一国堂玉造店

2009-06-07 22:05:09 | 東成の美味しい店

JR環状線玉造駅からすぐ東、二軒茶屋・石橋旧跡の碑の前に、白いタイヤキ 博多一国堂玉造店があります。

最近、話題の「白いタイヤキ」が、ついに東成区にも上陸しました!

普通のタイヤキと違って、モッチモチとしたおもちのような食感なので驚きです。
なんでもタピオカ粉が使われているとか・・・
おもち好きの私にとって、たまらないおやつ発見です。一匹でお腹もいっぱい!

 


ごきげん!ブランニュの「環状線の旅」でも紹介されていました。

場所:大阪市東成区東小橋1-1-5
最寄駅:JR・地下鉄 玉造駅


シルクロードの終わるところ 堺屋太一

2009-06-05 07:39:06 | 東成のビュースポット

シルクロードの終わるところ

暗越奈良街道は、大阪と奈良を結ぶ最も近い道だ。それだけに、古来、様々な人と物とがここを通った。古くは天平時代、大仏開眼に招かれたインド僧が(736年)、次いで中国の鑑真和上が(753年)ここを通って奈良の都に入った。正倉院に残る宝物の中にも、この道を運ばれたものが多かったことだろう。

この道は、シルクロードの東の端なのだ。

戦国時代には、大和郡山城主となった豊臣秀吉が何度も往来したことだろう。百年余を経た元禄7年(1694年)、松尾芭蕉がここを大阪へと歩いていた。そしてそれから10年後(1704年)、大和川の付け替えで、沿道の景観は一変した。多くの川や沼が消え、豊かな綿畑に代わったのだ。翌年(1705年)伊勢参りが爆発的に流行した折りには、1日7万人がこの道を伊勢に向かっていた。

この道は、伊勢街道のはじまりでもあった。 

堺屋太一


大阪商工会議所東成・生野支部前にある暗越奈良街道の案内板

大阪商工会議所東成・生野支部公式HP

場所:大阪市東成区大今里3-14-27