東成区役所の玄関先でなにわの伝統野菜「玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)」を栽培してます。
東成区役所の玄関先に植えらた玉造黒門越瓜
区役所では育成ボランティアも募集中だそうです。
現在、15センチ位の高さに育ってます。
大きな瓜が実るといいですね!
玉造黒門越瓜で緑のカーテン!
大阪市では、本庁舎、区役所、学校など公共施設の屋上や壁面を利用して、ヒートアイランド対策として期待される緑のカーテンづくりや緑のカーペットづくりを実施しています。
そんななか東成区役所では、東成区で昔作られていた玉造黒門越瓜で緑のカーテンを作りに挑戦するそうです。玉造黒門越瓜がヒータアイランド対策に有効かどうか、成長してみてのお楽しみです!
玉造黒門越瓜とは
越瓜は、古代中国の越(えつ)の国から伝わったと言われてます。栽培地が江戸時代の大阪城の玉造門あたりで、その門が黒塗りだったことから黒門と呼ばれていました。つまり、玉造には黒門があり、越の国から伝わったウリを栽培したことで玉造黒門越瓜と呼ばれたと推測されます。
一般に「くろもん」と呼ばれ果実は長大で、濃緑色で八~九条の白色の縦縞があり、糟漬けにしておいしかったことから名産となりました。狂歌師の鯛屋貞柳は「黒門といえども色はあおによし奈良漬にして味をしろうり」と一首残しています。
玉造黒門越瓜って健康食!?
玉造黒門越瓜にアルコール性肝臓疾患の予防に効果があることが、東成区出身で大阪市立大大学院生活科学研究科の小島明子准教授らの研究で分かりました。
アルコール成分を加えたラットの肝細胞に、瓜の抽出物質を加えた場合、15%も細胞死亡率が低下したそうです。玉造黒門越瓜は意外な健康食だったんですね~
「緑のカーテン育成開始!」東成区役所HP