八阪神社(やさかじんじゃ)は、素盞鳴尊(すさのおのみこと)と菊理姫命(きくりひめのみこと)の二柱をお祀りする旧中道村の氏神で、延喜9年(909)に藤原道長がこの地に別荘を設け、牛頭天皇・白山権現を祀ったのが始まりとされています。仁安元年(1166)里人が社殿を再興し、天正12年(1584)現在地に移転されたと伝えられています。もと牛頭天王白山権現(ごずてんのうはくさんごんげん)と称していましたが、明治5年(1872)八阪神社と改称しました。お伊勢参りのおりには、旅の無事を祈り詣でたとされています。
素盞鳴尊を祭神とする祇園信仰の神社は、日本各地に多数あります。八坂神社と書くのが多数派です。京都市東山区祇園町にある八坂神社が総本山になります。
場所:大阪市東成区中本4-8
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